ハイデラバード(まとめ編その2)

朝:オートミール(バナナ入り)

昼:出張先でインドカレー

夜:外食

 

出張の訪問先でインドカレーをごちそうになる。例によって汗をかいて訪問先の人に笑われてしまった。

 

ハイデラバード旅行の報告の続きです。今日は25日ぶん。

 

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ホテルのチェックアウト前に部屋の外の通路からロビーを撮影する。いいホテルだった。学生の貧乏旅行じゃないので社会人は安全のためにもそれなりのホテルに泊まるべきだろう。

 

10時にホテルを引き払うと,手配したドライバーさんにお願いしてチョウマハラ宮殿に連れて行ってもらう。これは19世紀にハイデラバード一帯を支配していた王族が作り上げて住んでいた宮殿で,実は24日にも動物園のあとに連れていってもらったのだが,その宮殿は毎週金曜日は閉館していたので,25日に改めて訪れてみたのだ。

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写真だと分かりづらいけど,綺麗に手入れされた広い中庭で,見ていて気持ちがいい。奥の方にあるのが宮殿。以下,写真を並べます。

 

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中庭に面した縁側(?)的なところ。この写真の右側には,その上に載せた写真の中庭が広がっている。それにしてもこの長さなんなの。しかもこれはちょうど真ん中あたりから撮影したものなので,この背後にも同じぐらいの長さの廊下が延びている。さすが王族の住まい。

 

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イスラム教らしく,玉ねぎっぽい装飾が施されている。ところどころにポツポツと見える黒いものはなんだろうと思ったら:

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案の定キモい生物だった。

 

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時計台。これも歴史的なものらしい。扉の前に写っている人と比べると,建物と扉がいかに大きいか良く分かるだろう。

 

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建物のさらに奥に進むと大きな庭が出てくる。この日は30度を超えていておまけに日差しが強烈に強かったので,木陰で涼んでいる人たちも多かった。乾いた気候なので木陰に入ると途端に快適になる。

 

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さらに奥には,花が綺麗に植えられた上品で涼し気な最後の庭園があった。

 

もちろん,庭と建物を眺めるだけではなくて中にも入れる。

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家具類や衣類。

 

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ビンテージもののクラシックカーのコレクション。これ以外にも7〜8台ぐらいいろいろあった。車好きなら悶絶するんだろうけど,車に一ミリも興味のない僕は淡々と撮影だけしてその場を去った。

 

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近衛兵が使っていた武具。このへんからだんだんテンションが上ってくる。

 

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見るからに高価そうな壺。でかいほうは180cmぐらいあったと思う。割ったら切腹ものでしょうな。

 

以下,食器コーナー。当時の東西各国の逸品が集まっている。ペルシャ製・イギリス製・中国製・日本製などなど。これで日々食事したり来賓をもてなしたんだろう。

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↑のやつはニトリに売ってそうだな…とか罰当たりなことを考えてしまった。

 

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↑この緑のやつでカツ丼食ったら美味いだろうなとか下世話なことを考えてました。

 

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以上。いま改めて写真を整理していると,どういうわけか食器類の写真ばかり何十枚もあった。いちいち紹介していると終わらないのでパス。何だかんだで1時間半ぐらい時間を潰せた。この宮殿も旅行者にはオススメしたい。

 

最後に,フセイン・サーガルという大きな湖に向かう。ここは巨大なブッダ像があることで有名なのだ。

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しかしですね,水が汚いのですよ。

 

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うーん,汚い。写真だといまいち汚さが分からないけれど,都内の目黒川の色と臭いと言えば分かってもらえるだろうか。強烈に臭い。木陰のベンチに座って眺めていても癒やされるような状況じゃない。

 

で,50ルピー(だったかな)払って小型のフェリーに乗って湖の真ん中に行くと,そこに一枚岩から削り出した巨大なブッダ像があるという趣向になっている。

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こんな感じ。確かに大きい。ひざまずいて額を地面に擦り付けて拝んでいるおばさんたちもいた。

 

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ありがたや〜。

 

とはいえ,とにかく水が汚くて臭いのでゆっくりする気になれない。1時間もせずに退散することにした。ドライバーさんにも「もう出てきたの?」と訝しがられた。

 

あとは空港まで直行。ビール飲みながらゆっくり時間を潰して夜8時半にバンガロールに到着。以上,まとめ終了。

 

こうやって振り返ると,自分はヒンドゥー寺院的なところにはあまり興味が湧かず,城跡とか宮殿のような,かつての栄華を偲ばせる遺跡のほうが楽しめるらしい。

ハイデラバード(まとめ編その1)

朝:ご飯,味噌汁

昼:漬物,キャベツ,ビール

夜:自炊カレー

 

洗濯や買い物だけして,あとはグダグダと過ごした。あと,足が筋肉痛。

 

さて,ハイデラバードでは次のように移動した。

 

写真を撮りすぎて整理できていないので以下順番に並べます。結論を言うと,ゴールコンダ城・チャルミナール(とその周辺)・チョウマハラ宮殿は当たり,ネルー動物園・イスラム教礼拝堂・フセインサーガルはハズレだった。

 

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24日 10:00にホテルから出発。すでに暑い。

 

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他所様の車だけど,シクシクしているので撮ってみた。

 

このあと車が到着して30分ぐらい走るとゴールコンダ城に着く。途中からちょっと風情のある下町っぽくなる。

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分かりにくいけど,青い飾りの表面には星と三日月の模様が描かれていて,がぜんイスラム教っぽくなってくる。

 

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そして到着。近くの店で1リットルの水のペットボトルを買ってから入場する。

 

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入場料。インド人と外国人との格差がすごい。ボッタクリもいいところだけど,インドの観光地は基本的にどこもこんな感じなので諦めている。どうせ日本円で400円もしないんだから,ケツの穴の小さいことを言っても仕方がない。

以下,場内の写真が続きます。

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思っていた以上に広大かつ高低差があって,頂上まで昇るとハイデラバードの街を広く見渡せる。ゆっくり歩けば道なりに進むだけでも1時間ぐらい掛かるだろう。僕はいろいろ思いを巡らせながら歩いたので2時間近く掛かってしまった。いかにもお城という感じで,往年のムードがよく残っている。僕は前々から中近東に行ってみたくて仕方がなかったものの,昨今の情勢のために仕方なく断念していたので,この城跡と周辺の街の雰囲気で少しでも中近東っぽさが味わえて嬉しい。敢えて欠点を挙げると:

  • 観光客が投げ捨てたゴミが散らかっている。花壇や庭園はよく手入れされているので,ゴミ対策も頑張って欲しいところ。
  • 城壁に落書きが多い。さすがに今日見た範囲では落書きをするような輩はいなかったけど,かつては意識の低い人達がさんざん書いてきたんだろう。

総合的には,このゴールコンダ城が今回の旅で一番の見どころだった。ここは誰に対してもマジでオススメ。今は2月末だけどすでに強烈に暑かったので,水を持って歩くと良い。

 

次は,ドライバーに進められるままに動物園。これもハイデラバードではかなりの観光スポットらしいのだが,暑さのせいか動物たちがやる気ゼロで,まともに動いている姿をろくに鑑賞できなかった。結果的にただ散歩してるだけみたいになった。

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亀。何故か甲羅にマットのようなものを敷かれていた。けっこう大きくて,たぶん100kgぐらいあるんじゃなかろうか。でも動かない。

 

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山猫。寝そべって特に活動せず。

 

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日陰で丸まって寝てるジャガー。やる気ゼロ。

 

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遠くに象。最大に拡大してもこのありさまですよ。しかもたまに耳をパタパタするだけで全然身動きしなくて面白くない。

 

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キリン。コイツがいちばん迫力あったかな。この状態でもたぶん3mぐらいある。でも,けっきょく立ち上がらなかった。

 

ほぼ単なるウォーキング状態で1時間ほど歩いて終了。このあとは本番のチャルミナールへ。もう1時を回ってるけど,それなりに興奮しているためかまったく空腹を感じないので,そのまま現地に向かってもらうことにする。

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ムードのある建築物がそこかしこにある。ここがイスラム教にゆかりのある場所だからという先入観が頭にあるからだと思うが,他のインドの街並みとは雰囲気が違うような気がした。

 

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見えてきましたよチャルミナール。正面の門みたいなのがそれ。もっと接近してから降ろしてもらい,中に入る前に周辺を散策してみた。

 

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なかなかの迫力。これがハイデラバードの中心地であり,ここを取り巻くように発展していったのだという。

 しかし,実はチャルミナール以上に面白かったのがその周辺で開かれているバザー。野菜や果物が大量に売られていて,どれも美味しそうなうえに安い。スイカとか1キロあたり15ルピーとか。自分がここに住んでたら毎日買い出しに来るだろう。

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もうね,たまらん。

 

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手前の赤く山積みになっているものはリンゴ。奥の方にある黄緑色のものはマスカットっぽいブドウで,これも安い。キロあたり50ルピーなのだ。マジマジと見つめていたら「試食してみろ」と言われたので一粒食べてみたら爽やかな甘さに感激し,思わず500g買ってしまう。その場でポリタンクの水で洗いでもらい,食べながら歩きまわった。一番前のほうにいる青い服の人は警察官。歴史的建物の近くだからか常駐して巡回しているので,治安面では安心。チャルミナールを挟んで反対側にはバングルやイヤリングといった装飾品を売っている屋台がたくさんあったけど,そういうのにはまったく興味がないのでスルー。

 

こんな感じで30分ぐらい歩き回ったあげく,本来の目的であるチャルミナールに入る。ここも外国人は入場料200ルピー。仕方がない。

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狭苦しくて暗い階段を昇る。これはその場で雇ったガイドさんに撮ってもらった。一段あたり50cmぐらいある急な螺旋階段をずっと昇る。

 

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登りきったところから街並みを撮影。

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こういうアーチ状の窓や扉はイスラム教の典型的な様式らしい。

 

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憎き鳩がいた。どこにでもいるなコイツらは。

 

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細かい模様が彫り込まれている。下の方にある3本のにょろっとした棒?のようなものと,その中心にある文字は,人物だったか事象だったか,とにかくそういう3つの物の象徴らしいけど,すっかり失念。3本の棒の付け根にある動物の顔は,ドラゴンだそうです。

 

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100mぐらい先に偉容を誇る建物があった。なんでもイスラム教徒たちがここに巡礼に訪れるのだという。無料で入れるから行ってみたら?とガイドさんに薦められる。

 

チャルミナールから降りてガイドさんにお礼を支払う。チャルミナールの入り口では200ルピーと言われたけど,最後の支払う段になって「いくらでも,あなたが私に感じた価値でどうぞ」と言われた。丁寧にガイドしてくれたし,いろいろ写真も撮ってくれたし,万事感じの良い人だったので400ルピーあげたら喜んでくれた(ように見えた)。あげすぎかもしれんけど,まあいいや。

 

で,ガイドさんとお別れして例の巡礼に訪れる礼拝所に行ってみたんですが…。

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入り口からすぐの広間。広々としていて,建物の大きさもよく分かるので良い感じ。

 

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ウザい生物が水浴びしていた。

 

さて,ここから中の方に入ろうとすると,靴を無理やり脱がされたあげく靴を人質にして金をせびられたり,勝手に額にタバコの吸殻みたいな聖灰(?)をこすりつけて金をせびられたり(ウザいから10ルピーやって追い払おうとしたら「ビッグ・マネー!ビッグ・マネー!」としつこい),いろいろ不愉快だった。そういうのを切り抜けて中に入っていくと,確かに巨大な建物に近づけるのだけれど,中には入れず,礼拝やイベントが発生しているわけでもないので,特に楽しいということはない。

 

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中に入れば間近でこういう写真を撮れるけれど,わざわざあんなに不愉快な思いをしなくてもいいだろう。ここは入り口付近の広場までに留めておくに限る。

 

ここを出た時点で午後4時を過ぎており,朝10時に出発してから6時間以上経過しているのでさすがに疲れた。ドライバーさんにホテルまで連れ帰ってもらい,1日サービス料(8時間または80km以内で1850ルピー)を渡して終了。終日お疲れさまでした。

 

部屋でシャワーを浴びてからホテルメシを食べ,部屋に戻ってからテレビをポチポチ回していると…

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ハットリくんがやっていたでござる。

 

二日目の話は明日書きます。

ハイデラバード(ひとり旅編)

朝:コーヒー

昼:社食サンドイッチ

夜:飛行場ラウンジ

 

昨夜のシュラスコが重過ぎて朝はまったく食欲なし。昼もキツかった。

 

インドの多くの場所は明日は祝日になる。そこで、せっかくだからこの3連休を使ってハイデラバードを観光することにした。以前から仕事でしょっちゅう訪れていたハイデラバードだけど、本当に飛行場と訪問先を往復するだけだったので、もうちょっといろんなところに足を運んでみたいと思ったのだ。

 

定時で退社し、そのまま20:50の便でバンガロールからハイデラバードに向かった。IndiGoのチケットを手配するときに、わずか数百ルピーを追加するだけでラウンジに入れるので試してみた。

 

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清潔で格好良くてメシも美味くて最高。朝昼と軽めだったのでおかわりしまくった。

 

ハイデラバードでは以前にこちらに駐在していた日本人の方にご馳走してもらったレストランのあるウェスティン・ホテルにした。到着が深夜12時近くになってしまったけど、まあハイデラバードなら主要なところは1日で充分回れそうだから、今晩はゆっくり寝ることにする。

 

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と言いつつバーでビール飲む。

インドでシュラスコ

朝:ご飯,味噌汁

昼:社食カレー

夜:外食(シュラスコ

 

今日,デリー駐在のKさんがバンガロールに来られたのでいっしょにディナーを食べようということになり,たまたま僕にもお誘いがあったので混じらせてもらうことにした。場所はChurrascaria Brazilというシュラスコのお店で,僕は人生で初めて体験することになる。Kさん曰く「バブル全盛期の時にしょっちゅう友達と食べにいきましたよ」とのこと。たしかにバブリーな料理だった。

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ビュッフェがあって,メインの肉以外のもの(野菜とか)はそこで調達する仕組みだった。といっても,みんな肉が目当てなので1回かせいぜい2回行くだけでおしまいにしていた。一番上のやや左にある白っぽい玉はホワイトオニオンのピクルスで,パッと見ではラッキョウに見える。そう思いながら食べてみたら,本当にラッキョウのような味だったのでびっくりした。

 

ここからずっと肉関係の写真。

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鶏・豚・牛の肉が続々と出てくるのだが,どれを食っても美味しい。特に牛肉はかなり上等なもので,いつまでもいくらでも食えそうだった。

 

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焼きパイナップル。表面にザラメのような砂糖とシナモンがまぶしてある。これも,甘みと酸味とジューシーさがほどよくて実に美味しい。こんな単純なものがこんなに美味しいとは。

 

デリーでは牛や豚の肉を食べるうえでは実に不自由とのことで,韓国料理店や日本料理店での隠しメニュー扱いとしてしか食べられないらしい(バレたら店は摘発される)。そういうわけでKさんは最高に満足そうだった。

 

このあとさらにデザートが2品出てきた。異様に甘いプリンと,それよりはもうちょっとマイルドな味のパイナップルのパフェで,ただでさえ腹がパンパンなところに砂糖漬けになって頭がクラクラする。

 

ちなみにこの店は表向きはお酒を出せない(ライセンスがない)店なのだが,コップに入れた状態であればということで,ビールもワインもばんばん出してくれた。

 

これだけ美味しくてボリュームもあって,さらに酒まで飲めたのに,一人あたり1200ルピーぐらいだった。日本円で一人2000円ぐらい。安!Kさんに訊くと「日本だと食べ放題というだけでひとり5000円しますね。飲み物を入れると一人7000円とか8000円ぐらいになっちゃうんじゃないですかねー」とのことだった。

 

この店のご主人はブラジル人で,接客態度がとても感じの良い人だった。「ブラジルからインドに来て」「よりによってインドで牛肉がメインの肉料理店を開く」というのは,いったいどういう背景を持つ人なんだろうかと想像を巡らせてしまう。

 

いずれにせよ,この店は超オススメ。ちょっと家から遠いのが難点だけど,個人的にも接客にも使えそうな気がする。

クリケットその後

朝:オートミール(チアシード)

昼:社食カレー

夜:外食

 

チアシードも今日で終わった。明日からプレーンなオートミールになってしまう。

 

実は,先週土曜日のコーラスグループがあったのと同じ日に,うちのグループ会社間で各会社の代表チームによるクリケット大会があった。僕は観戦するほどの興味を持っていなかったのでスルーしたしその日の日記でもまったく触れなかったけど,それを観戦したYさんによると:

  • 他の会社の代表チームはみんな超巧い。自分の会社のチームとはまったく違う。
  • 他社のピッチャー(ボウラー)が投げるボールも速いし鋭いしコントロールも抜群で,自社の代表チームはほとんど誰もまともに打てていなかった。
  • テンポも速くて,1時間〜1時間半ぐらいでだいたい1試合が終わっていた。

ということで,だいぶイメージが変わったらしい。

また,うちの会社の代表チームに参加したインド人メンバーにも話を聞いたところ「We lost very badly, yeah, very bad(もうね,ひっどい負け方したよ)」といかにも悔しそうな顔でつぶやいた。うーむ,テレビで放映しているプロの試合をもうすこし真面目に観ておくことにしようか。