ハンピ紀行(4)
朝:リンゴ
昼:自炊
夜:自炊
昨日からハマりが続いていて,インド人スタッフと共に昼過ぎに会社に結集してずっとあれこれ調べたり試行錯誤していた。なんとなく光は見えたもののイマイチすっきり解決していない状態のまま,もう夜9時になってしまったので解散することにした。あとは会社から歩いて1分の僕が自宅で一人黙々と作業することにした…。というわけでただいま現実逃避中。
そういうわけで,続き。
まったりした村を後にして,そこから歩いて10分ほどのところにある遺跡を見に行くことにした。
こういうところ。
この巨大な寺院の先から行ける。
補修中らしく櫓が組まれていた。それでも精緻な彫刻がはっきりと見える。
そして寺院をくぐった先にはこんな風景が広がっている。
広大な岩の大地の上に石造りの神殿やらなにやらが建っている。日本では絶対に見ることのない風景だろう。
無意味にパノラマ写真。右側のブロックが邪魔でいまいち雰囲気が出ないのが残念。
なかなか奇怪な光景が広がっている。とにかく見渡す限り巨岩だらけで,そのくせ割と自由にスタスタ登っていける。見たとおり岡というか山というか,けっこうな傾斜がある場所だけれど,歩くのに不自由はしない。
たとえばこれ。
よーく近づいて見てみると,底の部分はけっこう隙間だらけで不安定に見える。
これなんか底辺部の小さめの岩達がちょっとでも崩れたらその瞬間に大きい岩がこちらに向かって転がってきそうで怖い。
「グッジョブしているように見えますね」と言ったらみんなに賛同してもらえたが:
この角度からみた時に「卑猥な形に見えますね」と言ったら誰にも賛同してもらえなかった。
もうひとつパノラマ。これはよい感じに撮れた。
シヴァリンガというものらしい。こんな岩場に彫り込むとは。
見るからにヤバそうな遺跡。左側に向かって倒壊しそうにも見えるので絶対に近づきたくない。といいつつ中に踏み込んだけど。
そしてここが頂上。広々としているので分かりにくいけれど,けっこう高い場所にあるので周囲の風景を一望できる。晴れている日にここで夕日を見ると非常に綺麗であるという。この日は曇っていて見れそうになく,とても残念だった。
わざわざSUNSET POINTなんて書いてあるぐらいなので,やっぱり有名なんだろう。うーむ惜しい。
ここまでの岩場を歩いている中で,チャイを売り歩いている少年によく出会った。一人だけで,ポットと紙コップセットを持って,あの傾斜の激しい岩場を何度も何度も上下に往復しては旅行者に話しかけて売っていた。我々はただ手ぶらで,しかも片道を登っただけなのにけっこうバテてしまっており,そう考えるとこの少年の体力は凄まじい。何度も断っていたけれど,会うたびに断るのも可哀想になったので,インド的な甘さが苦手なMYさん以外の3人分を買ってあげることにした。体型も小柄なら顔も幼いので,てっきり10歳ぐらいだろうかと思って年齢を訊いてみたらなんと13歳だという。やっぱり貧乏で栄養状態がよろしくないのだろうか,それともサバ読んでいるのだろうか。
そうこうしているうちにだいぶ日が傾いてきたのでホテルに帰ることにした。ホテルで夕食を食べて一服し,その後はMZNさんの企画で花火をすることにした。MYさんがドライバーにお願いしてどこかから花火を調達してきており,ホテルからちょっとだけ歩いて離れた場所にある広間で花火をすることにした。
インドの線香花火は日本のようなお上品なものではなくて,長さが50cmぐらいある硬い芯で出来ており,火花が出ている時間もけっこう持続するし火花の量も多い。このときは風が猛烈に吹いていてなかなか火が点かなかったけれど,それでもいったんちゃんと火が点けば順調に花火が続いた。周囲は街頭も何もないほとんど真っ暗闇で,そこで強風に煽られながら花火に興じるサンオツ4人衆。しかし,ひさびさに童心に返って楽しかった。
こうして1日目の夜は更けていった。この頃にはみんなクタクタなうえに体中汗まみれなので,明日は9時にロビーに集合ということにして解散した。
次回からいよいよ二日目です。
ハンピ紀行(3)
朝:リンゴ
昼:和食弁当
夜:外食
いろいろハマってしまい,ひさびさに最後の一人になるまで残業した。気がついたら周囲が真っ暗になっていて自分以外誰一人としていない。たまに僕の席付近の電気を消灯しようとして守衛がやってきて,僕の姿を見てまた戻っていくということが何度か繰り返された。
さて,ハンピ紀行の続き。
これ,時系列的にいつの写真だったかちょっと憶えていないので,とりあえずここに載せておく。凄まじく広い場所で,見ているだけで全裸になって奇声を上げたくなるような野性を刺激される。
さて,次はヒッピーが集う村に向かう。
こういう雰囲気の道をずっと歩いていく。ガイドやリキシャ屋がいちいちうるさいので無視して進む。
猿。手に持っているのはとうもろこしで,近くを歩いていた6歳ぐらいの女の子が手に持っていたものだが,その女の子にススススっと恐れ気もなく近寄っていって奪い取っていった。女の子もさすがに驚いていたけれど,泣いたり叫んだりはせず,むしろ「あーーくっそー」というような表情で悪態をついていた。もう猿が完全に身近になっているんだろう。
そして村の入口に差し掛かった。今から突撃。
まさに「The 村」という感じの風景が続く。バイオハザード5の序盤にこんな場所があったような気がする。あれは舞台がアフリカだったけど。路地が多いのでけっこう歩き甲斐があるけれど,全体としてはこじんまりした小さな村です。
岩と一体化した住居。
そして軽食屋を見つけたので入ってみることにする。
こういう場所で,基本的には軽食をつまみながらゴロゴロ横になって2時間でも3時間でも過ごすような場所になっている。蝿が多いのだけが鬱陶しいけど,本当に居心地が良いのです。
2階からの風景。ちゃんと住人たちが日々の生活を営んでいる村であり,その人達がついでに旅行者向けの店を運営しているという場所です。
手前で足を伸ばして寝転がっているのは,車中のビールが抜けておらず体調が悪そうだったKさん。熟睡していた。そういう僕もかなりまったりとした。右手側にいる女の人2人はまだ20代と思しきフランス人のバックパッカーで,ここに2日ほど滞在し,その後はマイソールに行くと言っていた。なお,フランス語ではマイソールではなく「ミソール」と呼ぶらしい。また,日本にも行ってみたいのだが今はまだ金が溜まっていないので,今年はこういう安旅行ができる場所で我慢して,来年に東京から京都までカバーしたいとも言っていた。元気な人達だ。
KさんとMYさんが休憩している間に,僕とMZNさんはもう少し村を探索すべく繰り出すことにした。写真には写っていないけれど,牛(水牛)や馬がそこかしこにゴロゴロいる。蝿が多い理由はこれだったのだ。でも,全般的にはそこそこ清潔な村だと思う。道にウンコが転がっているものの,変な異臭もなし。
1時間半ぐらいダラダラした後で先程の店を出て歩き回っていると,さらにもう一つ店を見つけた。これはMango Treeという有名な店で,ガイドブックにもちゃんと載っている。とりあえず入ってみることにした。
ここもゴロゴロ寝転がれるような作りになっている。さっきの店より開放感があるけれど,僕はさっきの店のほうがまったりくつろげて性に合った。
Mango Treeで頼んだ謎の飲み物。Limcaというもので,とりあえず頼んでみたら昭和時代のコーラのボトルのような物が出てきた。飲んでみると単なるレモネードみたいな味だった。
…と,こういうとにかくユルい雰囲気の村で,確かにヒッピーが集うのも分かる。こういう場所で何も考えずにダラダラと5日ぐらい過ごすというのも悪くない。積読状態の本があれば,こういう所に持ってきてひたすら読みふけるというのもアリだろう。ただ,酒と肉が無いのだ。ベジタリアンの食事だけであり,飲み物もノンアルコールのものばかり。想像だけど,酒を出したらヒッピーたちが大騒ぎして村人の安寧秩序が乱されてしまうから自粛しているんだろう。といっても,外から持ち込むのはOKらしい。
次は,一日目のクライマックスに行きます。というわけで続く。
シンガポールからの客人
朝:シリアル
昼:社食カレー
夜:外食
客人と書いて「まろうど」と読むという豆知識。
同じ会社のシンガポール拠点の人がやってこられたので、夜はDistrict 6で接待。
飲み食いして、帰りは土砂降りに遭い、誠に疲れ申した。よって、ハンピ紀行の続きは明日に持ち越す。と全力でこれを書き終えたので、もう寝る所存。
ハンピ紀行(2)
朝:シリアル
昼:社食カレー
夜:外食
社用携帯がiPhone 4からiPhone 6Sになった。今まで「電話が掛かってきても繋がらない」「電話を掛けても繋がらない」「すぐにバッテリーが上がる」という三重苦状態だったけれど,ようやく他人とまともにコミュニケーションを取れるようになった。
さて,ハンピ紀行の続き。
ホテルにチェックインして一息ついてからさっそく繰り出すことにした。基本的にはMZNさんが持ってきた地球の歩き方を参考にしてメジャーどころを片っ端から訪ねて回ったという感じだったが,正直なところ地名はもう完全に頭から消えてしまった。僕はとにかく目に入ってきた風景を楽しむ性格であり,今回もそれに徹していた。というわけで,地名の紹介は特になく,写真を時系列に並べて行きます。
まず,ホテルから車で10分ほどのところにある遺跡に向かった。
このへんまでは車。この先に大きな原っぱがあって,そこで車を降りてあとは徒歩になる。降りた瞬間に,パイナップルやリンゴなどを切ったものを山盛りに盛り付けたお盆を持ったおじさんが「一個どうだ?」と呼びかけてきた。強烈なパイナップルの香りが漂っていて,正直食べてみたいと思ったけれど,とにかく蝿が多かったので,不衛生な気がして断った。食べたらお金を請求されるのかどうかは不明。きっとされるんだろうな。
徒歩でずっと歩く。最初の遺跡が見えてくるまで10分ぐらいは掛かる。
仔馬。この二回りぐらい大きい大人の馬もそこらにゴロゴロ放し飼いにされている。右足に注目。走って逃げ出さないように縄で縛られている。放牧されている馬のほとんどはこのようにされていた。そのせいで歩き方も不自由で,ちょっと可哀想ではある。
こういう岩が見渡す限りの場所に存在する。ちょっと分かりづらいけれど,軽く大人4〜5人分ぐらいの高さの岩だらけである。こんなもんが崩落して転がってきたら一巻の終わりだな,なんてことをぼんやり考えながら歩いた。
そして遺跡が目に入ってきた。察するに貯水池だろうか。
もっと進んでいくとこじんまりとした神殿?が見えてきた。さっそく踏み込む我々。
上の写真の奥の方の暗がりを撮影したもの。フラッシュを焚いているので中の様子が写っているけれど,実際には自分の手を目の前に置いてもまったく見えないほど真っ暗である。ホラー映画なんかで,1000年前に当時の神官が命をかけて封印した邪悪な化物が隠れ潜んでいて,たまたま迷い込んだバカップルを餌食にして,さらに男の方に憑依して現代に復活,みたいなことが繰り広げられそうな場所っぽい。
これも神殿か何かの跡だろうか。
さらに先に進むと,これまた広大な貯水池らしきものが見えてきた。
パノラマ写真。クリックして原寸大サイズで御覧ください。
そしてクライマックス,いろんな神殿が密集している場所に到達した。
スカッと広い場所に多くの遺跡や彫像が密集している。
石造りの馬車。車輪も石で,驚いたことにそれぞれ単独の車輪として削り出されており,ちゃんと軸に通っている。
馬車を正面から見たもの。
神殿の内側も外側も,繊細な彫刻が丹念に彫り込まれている。たぶんラーマーヤナとかそういうインド神話をモチーフにしているんだろう。
神殿はどれも開放的な作りだけれど,けっこう込み入った内装になっていて,外の光が入りづらい場所も多い。上の写真なんかまさに陰影美そのもの。しばらく見入ってしまった。といっても周囲に人間が一人もいない状態でこんな場所に踏み込んだら怖くてうんこ漏らすだろう。
開放的な部分はとっても明るい。この柱は中空らしく,掌で叩くと反響音が聞こえてくる。柱の真ん中部分が黒ずんでいるのは,観光客達がみんな叩くから。
最奥の部屋を撮影したもの。ここもフラッシュ焚かないと真の闇である。仮にガイドさんがいて「ここは処刑場です。石の台に死刑囚の首をのっけて斬首するための場所だったのです」とか説明されたら信じ込んでしまいそうだ。そういえば今気づいたけどなんか台の横部分に赤い色が付いているな…。
彫刻の見事さは本当に素晴らしい。今見ても凄いのだから,彫られた当時はさぞ美しかったことだろう。
帰り道の途中に,大通りから外れた場所にあった神殿。近くの案内板を見ると「シヴァの神殿」ということが書かれていた。せっかくなので行ってみることにした。なお,ここから神殿にたどり着くまでの間に,絵葉書を執拗に売り込んでくる青年に付きまとわれて閉口した。「50ルピーだから買ってよ」「おーまいふれーんど,買ってよ」「中国人?韓国人?え,日本人?あー,コニチハ」「安いよ〜買ってよ〜ふれーんど」としつこく語りかけてきて一向に退散しない。MZNさんは途中で根負けして買ってしまっていた。僕も買ってしまった。ただ,実際に内容を見てみると割とちゃんとした印刷の絵葉書が5〜6枚入っていて,これなら50ルピーの価値は充分ありそうに見えた。調子に乗ったのかさらに売りつけようとしたので,そこからはまったく目も合わせずに無視し続けていたら,背後のほうから「ヒョーーーーーーーーーーー!ショーーーー!」という甲高い奇声が聞こえてきてちょっとビビった。
で,シヴァの神殿。正直,メインの場所と比べると管理が行き届いておらず,微妙に荒れて見えた。規模も小さくて,とてもシヴァ神を祀っているような場所には見えない。「どのへんにシヴァを感じるといいんですかね」と呟くKさん。
いちおう中に入ってみると,なぜか天井がところどころ黒ずんでいた。なんとなくシヴァ神を感じる(適当)。
帰りは来た道を歩いて戻るだけ。その時点で気づいたのだけれど,10人乗りぐらいの長細いカートが往復していて,みんなそれに乗って入り口からメインの広間まで移動しているようだった。あれを使っても良かったかもしれない。
駐車場のところでMZNさんが再び地球の歩き方を紐解き,次はヒッピーが集うらしい村に行くことにした。というわけで次回に続く。
ハンピ紀行(1)
朝:りんご
昼:社食カレー
夜:外食
家に帰ってきたらWi-Fiが復活していた。そういうわけでハンピを振り返ります。
なお,日本人でハンピに行ったことのある人はみんなどんな感想を持っているんだろうと思って調べてみたところ,おそらくこのページがもっとも冷静で網羅的で紀行文的な書き方をしているように思えた。基本的にこのページを読めば,行ったことのない人でもハンピがどんな場所なのか充分理解できると思う。
ということを前提にして,とりあえず僕の体験を書いていきます。
この旅行は,R社のMZNさん(企画者)と,それぞれ別の会社のKさん,MYさん,そして僕という4人集団で行くことになった。ちなみに今年41にならんとする僕がこの一行の中では最若年です。しかし,みなさん若々しい。異国に赴任して頑張る人たちはみんなエネルギーに溢れている。
MYさんのドライバーに頼んで全員を順番にピックアップしてもらうところから始まる。僕は最後で,家を出発したのは午前4時40分ぐらいだった。そのままバンガロールを出てほぼ真っすぐ北に向かう。
まだ真っ暗。
6時過ぎになると徐々に空が白んでくる。しかしここからさらに4時間以上も車に乗るのだ。相当な距離である。
各自がそれぞれ買い込んで持ち寄ったビールやおつまみで盛り上がる。ドライバーさんにも魚肉入りチーズを進呈した。MYさん曰く,日本のお菓子をいろいろ渡したら,その魚肉チーズがお気に入りになったのだという。みんなで大いに盛り上がって,気がついたら350ml缶1本と500ml缶2本を呑んでいた。そのせいで途中すさまじく気持ち悪くなってしまった。長時間の車旅でビールをがぶ飲みすべきではない。
旅の途上で,風力発電の風車がたくさん並んでいるのを見つけた。このへんは強い風が絶え間なく吹いているうえに民家からも遠いので,風力発電にはうってつけだろう。
途中でトイレ休憩。といっても休憩所なんてまったくないので,つまり立ちションである。立ちションなんて憶えているかぎり小学生の時以来なので,なんだか悪いことをしているみたいでちょっと気まずい気がした。しかし他にどうしようもないので開き直って立ちションしました。もちろん他の人もみんなやってる。ヤブに向かって立ちションしたら,20cmぐらいありそうなヤスデが茂みから出てきて激しく動揺した。
それにしても広い。見渡す限りこんな風景が1時間も2時間も続く。
途中で村っぽいところに入った。ハイウェイを降りるとだいたいこんな感じ。羊の群れにもしょっちゅう出くわした。みんな車を全く恐れない。もうさんざん慣れっこということなのか。羊飼いの人の捌き方がうまいためか,車道にあまりはみ出してこないのも凄い。
そして5時間ちかく経過したあたりで,だんだん巨岩が目につき始める。ハイデラバードでも見かけた光景だけど,こちらのほうがスケールが大きい。このへんからビール飲みすぎによる頭痛や吐き気もだんだん消えてきて,テンションが一気に高まる。一方,Kさんは飲みすぎが祟って非常にテンションが低かった。
路上を平然と闊歩する牛や馬たち。基本的に牛のほうが立場が強くて,クラクションを慣らしてもまったく平然としているので,車のほうが慎重に避けて通っていくことになる。
さあ岩がさらに増えてまいりました。
まだ遺跡地帯の外れも外れなのに,すでに遺跡っぽいものが見え始めている。
こういう場所もガンガン通っていく。
この時点で11時過ぎぐらい。まずはホテルに入って軽く朝食兼昼食を食べましょうということで,すぐにホテルに向かう。泊まったのはHotel Mayuraというところで,一泊2800ルピーぐらいのところだった。いつも出張で泊まるようなところとはさすがに比べられないけれど,そこそこ清潔な場所なので問題はない。
なかなかいい雰囲気だった。ちょっとしたリゾート地のような雰囲気が漂う。
これが部屋の鍵。古風で悪くない。今後家を建てるときにはこういう中世っぽい鍵にするんだ,と勝手に妄想した。家人になんて言われようとも絶対にそうするんだ。
部屋は悪くない。テレビがブラウン管で懐かしい。
トイレ。ここでひとつだけ困った。見ての通りトイレットペーパーがないのだ。いろいろ探してみたけれどやっぱりない。あとでロビーに行って一巻もらってきた。
そして食堂に全員結集。ドーサを食べたいと思って頼んだら無いと言われた。出たー,メニューに載ってるのに注文すると扱っていないというインドあるある。
店員のおじさんがやたらと奨めてくるKHARA BATH(カラバット)というものを頼んだら,ふわふわもっちりとしたスポンジケーキのようなものが出てきた。といっても甘くはなくて,ほんのり塩味とスパイスが効いている。悪くはないけれど,ビール飲みすぎたお腹にはけっこう重かった。
と,ホテルに着いて切りが良くなったので次回に続きます。ここから本格的に遺跡に繰り出していく予定。
行くのだ〜!
ハンピから帰着
帰りにドライバーが道に迷ってとんでもない田舎道に迷い込んだせいで1時間ぐらいロスした。けっきょく6時間半ぐらい車に乗って20:40ぐらいに家に到着。なんだかんだで素晴らしいところだった。よく「バンガロールに住んでるならハンピ行かなきゃダメだろー」ということを色んな人に言われて,そのたびにケッと思っていたのだけれど,今回の旅行でコロッと掌返してしまった。
で,「明日、まとめて詳しく書きます」と書いたものの,いま写真を数えてみたら250枚ぐらいあったのでとても整理しきれない。明日から数回に分けてちょっとずつ整理することにして今日はもう寝る。