所得税申告

去年に続き、今年も所得税申告の時期になった。会社の総務のプロっている人が書類をぜんぶ完璧に仕上げてくれたので、あとはそれとパスポート・ビザの書類・PANカードを持っていって提出すればOKという状態になっていた。午前中に会社で用事を済ませて12:30にFRROに出発した。余裕だろうと思ったらSankey Tank付近の交差点がどん詰まりになっていて、結局そこを抜けるのに20分近く掛かってしまった。あの交差点、分かる人は分かってくれると思うのだが、貯水池沿いの道の信号の間隔が恐ろしく短いのだ。そのせいで、渋滞していると信号が青になっても一度に4〜5台ぶんぐらいしか車が動いてくれないこともある。

 

FRROについたら13:15ぐらいだったので、まず最寄りの栄に昼食を食べに行った。

f:id:amaken1976:20180726011537j:plain

生姜焼き定食を頼んだ。やけに盆がスカスカなのがちょっと笑える。なお、今回の生姜焼きの肉は脂身が異様に多くて、このあとかなり胸焼けした。

 

f:id:amaken1976:20180726011643j:plain

定食だけじゃちょっと物足りないかと思ってキャベツのゴマ塩ダレを頼んだら、想像を遥かに上回る量が出てきて腰を抜かした。写真だとわかりにくいが皿の横幅が30cmぐらいある。美味いのだが一人だと量が多すぎなのと、あとビールが欲しくなる。もちろん飲んだりはしないが。

 

食べ終わってから歩いてFRROに向かうとちょうど14:00だった。書類を手に持って窓口に歩いていくと、書類を見せる前から受付のお姉さんが「税の件?」と訊いてきたので、ササッと書類を提出した。「そこで座って待っていてください」と言われておとなしく席に着く。ここまでは、前日にここに来たYSRさんの前情報の通りに推移した。彼によると一連の処理がだいぶ迅速に終わったらしいので、僕もてっきりこれであと10分か15分もすれば終わるだろうと高をくくっていた。

 

しかし、インドなのでそうはいかなかった。僕が椅子に座ったそばから窓口にいろんな人が殺到してきて、受付のお姉さんと押し問答が始まった。

座っている、黄色い服の人が受付のお姉さん。

座っている、黄色い服の人が受付のお姉さん。


「昨日、あれとこれを揃えてまた来いって言われたのに!」とか「何時に来いって言われたのに、なんでまだなんだ!」とか、そんな会話が繰り広げられている。受付のお姉さんも強くて、「それじゃ駄目なんです」とか「これでは受け付けられない」など、毅然と言い放っていた。ターバン巻いた白い人の2つ左にいる青いTシャツ着た兄ちゃんに「あなたアラビア語喋れる?この人に通訳して!」とか命令してたり。僕に対してはとってもにこやかで物腰が柔らかかったのでちょっとビビった。

 

そんな感じでけっきょく1時間ほど過ぎただろうか。やっと終わったのだが、けっきょくパスポートもPANカードもぜんぜん提出する機会がなくて、本当にこれで大丈夫なのかとちょっと不安になって思わずYSRさんに電話して確認してしまった。彼によれば基本的に総務の人がパスポートやPANカードの写しを全部きっちり揃えているので問題はなくて、万が一にも原紙を出せと言われたときのための保険なのだという。

 

そういうわけですべてが終わったら15:00を過ぎてしまっていた。このあとは職場に戻るだけだったのだが、もともと空模様が悪かったうえに雨が降り出してきたせいで道が混みはじめ、けっきょく職場についたときには16:00を過ぎていた。車の中でドライバーと取り留めもない雑談をして、彼が来年結婚する予定だとか、マンガロール付近出身だとか、そういう情報をゲットした。別に何の役にも立たないけど。

左手

f:id:amaken1976:20180725012833j:image

職場のRさんの誕生日だということで、彼の部下たちがケーキを買ってお祝いを企画した。席が近いことから僕にもお誘いの声が掛かったので、行って一緒にお祝いをした。

ここで主賓のRさんが、切り分けられたケーキを手にとって部下たちの口に運ぶというパフォーマンスをしたのだが、この時に彼は両手に一つずつケーキを持っていた。つまり左手にも食べ物を持ち、そのまま相手に食べさせていたわけだが、インドでの「左手のタブー」が根強いと思っていた僕にはけっこう衝撃的な図である。それとも中間層以上になると、もうそんなことは一切気にしないものなんだろうか。

 

新入り

先週から中途採用の新入りがやってきて僕の同僚になったのだが、ま〜よく喋ること喋ること。おまけに強烈な早口なのでじっくり話を聴くのも一苦労なうえに、それでも頑張ってよく聞いていると実は1のことを1のまま10の量で話しているっぽいことがだんだん分かってくる。…が、いろいろ経験豊かなうえに技術力も確かな人なのでアテにはしている。

その彼はおそらく僕よりも5〜6歳は若いはずだが強烈なビール腹の持ち主で、さぞかし大酒飲みだろうと思っていたら酒は一滴も飲めないのだという。いっしょにビールでも呑めばいっそう面白い会話ができただろうに、ちょっと残念である。

花火(かどうか不明)

夕暮れに家でボーッとしていたら大砲のような轟が聞こえてきた。最初は家族全員でビクっとしたのだが、そのあとも10分かそれ以上の間隔で何回か聞こえてきたらなんとも思わなくなった。外を歩いている人たちを見ていてもみんな平然と歩いているので、おそらく花火なんだろう。これがテロリズムだったらとんでもない大騒ぎになっているはずだし。

 

と書いた今も聞こえてきた。もう23:15なのに困ったもんである。Google Newsで「Bengaluru  terrorism」とか入れて検索しても何も出てこないのだが、やっぱり落ち着かない。といいつつもう寝ます。

シャワー室のタオル掛けが直った

f:id:amaken1976:20180722031831j:image

 

結局マンションの管理室からへんな兄ちゃんが手配され、すぐに直そうということになって二人して部屋に戻った。ニコニコしながら「これは私の本来の仕事じゃないんだが」と言いつつ、悪戦苦闘していたが、最終的にはきちっと直してくれた。特にいくら払うということもないのだが、あなたの値付けで払ってくださいと言われ、頼んだその日のその時間にすぐ直してくれたことに感激して200ルピーあげた。払いすぎだろうとかそもそも払う必要はないと相棒にさんざん叱られたが、僕は自分自身で納得できればそれで良いので、次もたぶんそれぐらい払うと思う。

 

f:id:amaken1976:20180722031846j:image

オリオンモールの前でライブが行われていて大盛況だった。ドライバーに聞いたところではヒンディー語カンナダ語を含めて12語も話して歌える有名なシンガーらしい。どんなもんかと思って様子を見にいってみたら:

f:id:amaken1976:20180722031856j:image

良い感じのオッチャンだった。

シャワー室のタオル掛けが壊れた

f:id:amaken1976:20180721133026j:image

昨晩のことだが、こんな感じで壊れてしまった。右側の穴が二つ開いたハンドル?と同じものが左側にもあって、その間を日本の棒が通る単純な仕組みなのだが、垢すりタオルとボディソープ2〜3本を載せていただけであっさり逝ってしまった。直してみようと思ったが、左側の支柱部分がもっきり折れてしまっているのでどうしようもない。

 

そういうわけで今マンションの管理人室に来てます。先約の人たちが何やら声を上げて怒鳴りあっているが、よく観察してたらいきなりお互いに肩を組んだり背中を立ちたりして爆笑し始めた。こちらの人たちは声が大きい。

シェラトンのBene

今日もまた出張者との会食に誘われたので、家族を差し置いてのこのこと参加した。今日の会場はシェラトンの中のBeneというイタリア料理店だった。毎週いつも朝ごはんを食べにシェラトンに行っているくせに、同じホテル内の本格的なレストランに入ったのは今日が初めてである。

 

f:id:amaken1976:20180720005330j:image

ブロッコリーとジャガイモのスープ。僕以外にHRDさんも頼んでいて、そちらは太極図みたいに二色が綺麗に分かれていたが、僕のはこんな風にグチャっとしていた。味は大変よろしゅうございました。

 

f:id:amaken1976:20180720005523j:image

シーザーサラダ。これがまたやけに美味しくて、みな黙々と食べていた。

 

この他にメインで僕はラザニアを頼み、これも良い具合に美味しかったのだが、正直最初の二品が美味すぎたのであまり覚えていない。

 

最後にやけにぬるいエスプレッソを飲んで終了。HRDさん、ごちそうさまでした。

 

出張者のHRUCさんは明日05:30にホテルを出てデリーに向かうという。大変お疲れさまです。