暑い

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トランジットで立ち寄ったチャンギ空港中のセブンイレブンで謎のコーラを見かけて、疲れて血迷っていたせいか買ってしまった。これって少なくともインドでは見かけない種類だけれども、日本含めた他の国ではそれなりに売られているものなんだろうか。味は想像以上にコーヒー臭が強くて、二度目は試したくない味わい。

 

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午後4時10分に羽田に到着。うむ、暑い。何が暑いって、気温よりも湿度が高くて暑い。いくら汗をかいても体から熱が逃げていかないこの感覚は、バンガロールではまず味わえない。ムンバイやチェンナイでもここまで酷くないんじゃないだろうか。

バスで大崎まで移動し、閉店までの残された時間でマツキヨやスーパーを駆け回り買い出しを進めた。日本のスーパーはいい。在庫がきちんと管理されているし、店員に質問すれば店の隅から隅まで頭にインプットされているんだろうなというほど完璧な答えを即答してくれる。

今ホテルの自室でこれを書いている背後のテレビで、指名手配された煽り運転男の身柄が確保されたニュースがずっと流れている。正直どうでもいい。こんなやつがインドに来て同じことやらかしたら、無関係な奴も含めてその場にいる群衆にボコボコにリンチされて終了だろう。と書いていたら、話題がマスオさんの声優さん引退の件に変わった。こちらのほうが気になる。

日本へ

急遽日本に行くことになった。今回は二泊三日なのでかなり制約が厳しい。今から行動パターンを検討している。

なお、ケンペゴウダ空港の国際線ラウンジが実にショボくなってしまって大いに失望している。例によって銀行のデビットカードについてくる特典で入場したのだが、案内されたのは日本の新幹線の駅での待合室見たいなところだった。哀しい。

District 6 終了のお知らせ

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信じたくない。

District 6が閉じてしまってもう半年近くにならんとしているが、Zomatoの上ではずっと「Temporarily closed. Coming back soon!」と記載されており、「いつかまた再開するかな」という淡い期待と「さすがにもうあかんだろうな」という諦めを共に抱えたまま今に至っていた。

そして今日、たまたまスマホアプリでDistrict 6を検索してみたら、検索結果に出てこなくなってしまっていた。この時点ですでに結構な衝撃だったのだが、ダメもとで通常のブラウザでZomatoサイトを見ていたら、「Permanently Closed」と出ていた。こう表記されてしまったら、もう基本的にアウトである。自分が住んでいるところからとても近いということを差し引いても、非常に優れた場所であったのだが、残念だ。残念極まる。

 

YSRさん、District 6はもう駄目です。ちょっと遠いけどCommunitiでお願いします。あるいは日本でひたすらプレモルとインドの青鬼呑んで我慢してください。

独立記念日

なんだかんだでインドに来て4回目の独立記念日である。

 

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マンション前の広場で振る舞われる朝食を食べる。振る舞われるといっても125ルピーするのだが。けっこう高い。食べ放題だからこんなものか。といっても僕はこの一回分だけで充分満たされた。例の裕福なDさんご一家や、その友人のSも登場。みんな引退して悠々自適であり、羨ましい限りである。

 

この朝食が重かったのでお昼はそんなに腹が減っていなかったが、相棒がトスカーノのランチボックスを食べたいというのでお使いしてきた。出来上がりを待っている間にビールを飲む。これが楽しみでいつもお使いするのだが、今回のビール(バドワイザー)はぬるくて閉口した。トスカーノのランチボックスは500ルピー程度だが色んなものがバランス良く入っていて美味しいのでマジおすすめ。

 

夕方、オリオンモール前のステージでインド空軍によるオーケストラ演奏があったので観にいった。

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スターウォーズのテーマだとかマイケル・ジャクソンの有名曲なんかを演奏したり、カンナダ語の歌謡曲っぽいものを演奏したり。写真では写っていないが、この背後や左側のほうも人でみっしり埋まっている。

 

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演奏中にサーッと雨が降ったのだが、そのおかげで見事な虹が掛かった。こうやって眺めるとBrigade Gatewayもなかなか綺麗に見えるのだが、実態は推して知るべし。

 

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オリオンモールの中も、独立記念日にちなんだ飾り付けや置物がいろいろと施されていた。これは戦闘機。

 

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これも軍関係。インドでは軍に対する尊敬の念が結構強い。まあ、国境を接しているパキスタンや中国といろいろあるしな。

 

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次は月探査機打ち上げロケット。先月はお祭り騒ぎだったな。

 

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そしてインド美人さんたち。国旗の色をモチーフにしたドレスを着ている。

 

こう書くと健康そうだし、実際ジョギングもジムでのエクササイズもできる体調なのだが、それでも未だに咳が止まらない。日中はだいぶ落ち着くのに、夕方から徐々に咳が出てきて夜にひどくなる。百日咳とかだと嫌だなぁ。不思議なことに、立ち上がってあるきまわったり運動しているときはほとんど咳が出てこないのだが、立ち止まったりベッドに横になるとゲホゲホしてくる。なんなんだこれは。タイガーバームを気管支に塗り込んだりすると治るのかな。

祭り前

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明日は独立記念日ということで守衛さんたちが何やら行進の訓練みたいなことをしていた。あと、密かにやぐらみたいなものが建てられているのが見逃せない。明日もまた騒がしくなるだろう。

 

帰りは強烈な土砂降りで、仕方がないのでずっと残業していたら退社する頃には夜9時を回ってしまった。ヘドロ沼の水位も少しは回復したことだろう。

未来計画

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相変わらず空咳がコンコン出る状態のまま出社。痰も特に出ず、なんかもう喘息みたいな状況になってしまった。こういうのを咳喘息というんだろうか。先週ずっと休んでいたローカルスタッフのNも今日は出社してきた。が、彼も始終コンコンしていた。もう何がなんだか。

 

そろそろディワリ〜ダサラの時期を睨んだ計画を立てる必要があり、相棒と二人でGoogleマップをぐるぐる眺める日が続く。銭さえ無尽蔵にあれば世界中旅してみたいですな。あと、オーストラリア遠いわ。こんなに遠いとは。

Four Seasons Hotelの朝食ビュッフェ、レアキャラ

本日はBakridとかEid al-Adhaとかいう呼び名の、イスラム教の謝肉祭の日で、会社は休みである。さてどうしようかというところだが、この5月に家から車で10分ちょっとのところにオープンしたFour Seasonsホテルの朝ビュッフェがとても良いという話を相棒が友人から聞きつけてきたので、行ってみた。

 

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かなり高ランクなホテルだけれども、別にバンガロール在住なら泊まる用事もないので空港に行く途中に横目で見るぐらいしか縁がなかった。まさか来ることになるとは。

 

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まだオープンして間もないからなのかハイソ過ぎて敬遠されているのか、あるいは単に祭日だからなのか、本当のところはよく分からないが、客数は少なくてとても落ち着いた雰囲気である。そして料理の質はけっこう高く、シェラトンより明らかにランクがひとつ上のものが並べられている(と個人的には思う)。シェラトンの朝ビュッフェ会場が、子供の遊び場もたまに出ていたりして庶民派なのと比べると、こちらは明らかにそう方向は配慮しない、デキるビジネスマンか富裕層向けに仕上がっている。値段はというと、大人二人でGST込み2950ルピーだったので、ひとり1500ルピーぐらいになる。シェラトンのほうがBrigade Gateway割引でひとり900ルピーぐらい(ただしなぜかたまに800や850になる)なのと比べると明らかに高いが、しかし差額600ルピーといえば昨今の為替レート(1 INR  = 1.5 YEN)で換算すれば900円程度である。1000円追加してこれだけ豪華になるなら、個人的にはありかなぁとも思うのだ。どうせたまの贅沢なんだし、このあとは腹いっぱいになってしまって昼食抜いたり夕食も軽めにしたし。

 


 

夕方、Hypercityで買い物をした帰り、Brigadeまでの連絡通路のところで、カートに食材やワインのボトルを山のように詰め込んだ、Tシャツに短パンでサンダル履きという超ラフな格好の欧米人の青年がゆっくりと歩いていた。通路の扉を開けるカードが見つからないらしく、僕が出そうとしたら、ヨーロッパ系のアクセントの英語で「ありがとう」と言ってこちらを振り向いた。その、メガネを掛けて薄く髭をはやした顔に見覚えがあった。カードでドアを開けながら必死に思い返していて気付いた。この人だ。

 

bwhotelier.businessworld.in

 

Brigade Gatewayの住人なら、このポスターに見覚えがあるだろう。

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ほらほら、知ってるでしょ。>BGWの皆さま

あーそうだ、ロベルトとかいうシェフだ!と思って、反射的に「Mr. Roberto?」と訪ねてしまった(よく考えたらファーストネームなのでちょっと変)。するとニヤっとしながら「イエース」と返してきた。Beneはたまに利用していますよと言うと、ありがとうと頭を下げてきた。とても落ち着いた謙虚な人である。けっこう話し好きな人らしく「夏休みでしばらくイタリアに帰ってたが、昨日バンガロールに戻ってきたので、明日からまた仕事だ。家の冷蔵庫が空っぽだからHypercityに買い込みにきたのだ」と事情を教えてくれた。「あなたはどれぐらいインドにいるのか」と訊いてきたので「3年4ヶ月ぐらいだ」というとワオといいつつ「自分は以前は中国に1年居たが、インドも同じぐらいか、もう少し長くいるだろう。いろいろカルチャーショックが大きくて面白い」とも言っていた。そうして、途中で別れながら、食材の山の上にワインボトルを何本も載せたカートをガラガラと押して線路側の方向に去っていった。いやぁ、今日は意外な人に遭遇したなぁと思いつつ、コンコン咳をしながら僕も家に去ることにした。