Teacher's Day

f:id:amaken1976:20190905114818j:image

昨日は教師の日(Teacher's Day)ということで、新聞のロゴもそれっぽくなっていた。左端のディミトロフはフェデラーに勝って喜んでるだけで、別に新聞の名前を叫んでるわけではない。

錦織は今でも充分健闘していると個人的には思うが、こうやってディミトロフがフェデラーに勝ったように、たとえ一度でもジョコビッチに勝てたら、きっと全日本人の血が歓喜で沸騰するだろうな、と思った。

そろそろディワリや年末が視野に入ってきたので、どこでどうやって過ごそうかと相棒と二人で議論する。議論するといってもほぼ相棒のニーズに応えるのみなので、ほとんど悩む必要はないのだが。

これまでの人生において僕はプライベートの旅行では常に自分の手で航空券や宿泊先を手配していたのだが、今回は諸事情により初めて旅行代理店を使うことにした。自分で手配する時はいろいろ入力ミスがあるんじゃないかと毎回少し緊張するのだが、旅行代理店にお願いする場合はどういうわけかその手の緊張感がゼロで良い。プロに任せているという安心感があるからだろうか。

 

それはそれとして、馬の蹄の手入れをする動画に最近ずっとハマっている。

www.youtube.com

 

こんなのを延々と観続けるわけだが、もう冒頭から終わりまですべてが良い。僕も一度やってみたいのだが、僕がやったらたぶん最初に足を股に挟むところで超蹴飛ばされて死ぬと思う。

もちアイスクリーム

日曜日にNature's Basketで見つけた謎のアイスの写真を撮ったことを忘れていたので、ネタ切れということもありサルベージしてみる。

 

f:id:amaken1976:20190904021709j:image

こんなものがあったわけです。


f:id:amaken1976:20190904021705j:image

う〜む、うさんくさい。

抹茶味とイチゴ味とミルク味があったのでそれぞれ1個ずつ買い、ミルク味は日曜出勤してくれたドライバーにあげた。

 

f:id:amaken1976:20190904021712j:image

餅の皮部分が袋の裏側に張り付いて破れてしまった。残念。これは抹茶味のほうで、見た目はけっこう普通である。なお、相棒が選んだイチゴ味のほうはプラスチックのおもちゃを思わせる強烈に鮮やかな赤ピンク色だった。

 

f:id:amaken1976:20190904021718j:image

味も極めて普通。アイスがややフワッとして軽い。雪見だいふくはアイスの密度が高くてみっしりと詰まっている感じだが、それに比べるとスカッとしている。皮もちゃんとモチモチしている。予想に反して意外とちゃんとしていた。

 

f:id:amaken1976:20190904021721j:image

インドでもこういうのを作るようになったのかと思って袋を見てみると、タイ産でした。なるほどなぁ。あと、意外とカロリーが少ない。

中国人(または韓国人)か?と訊かれることが多い

今日はガネーシャ祭で会社はお休みである。おそらくみんな自宅でお祭りをしていると思われ、オリオンモール前もどことなく人の気配が少ない。が、デリー側は普通に営業日なのでメールがポコポコ飛んでくる。こちらも先々週・先週と出張続きで未読メールが溜まっているので気分がスッキリしないから、午後から職場に出ていった。すると、ローカルスタッフの中では特に日本人的な気質のVさんが一人でポツンと仕事をしていた。偉いなぁ。

 

前々からのことなのだが、レストランやデパートなどに行くと、時々「アーユーチャイニーズ?」とか「アーユーコリアン?」と訊かれたり、最初から中国人だと思われて「ニーハオ」と挨拶されたりする。今日も職場に行く前に職場ビル内のWorld Cafeでコーヒーを買った時にそんなことを訊かれた。そこで「アイムジャパニーズ」と応えると「あぁそうか」というちょっと薄い反応で話が終わる。こういうのは、さまざまな国でその時々の(その国にとっての)外国の存在感が如実に反映されるので面白い。インドにおいては中国はOppoVivoやXiaomiのようなスマホが市場を支配しているし、外交面でも軍事面でも熾烈なライバルだし、パキスタンと仲良くしやがってというような警戒心もあるということで、存在感は非常に高い。韓国もLG電子サムスンが家電品をいろいろ出しているし、ヒュンダイはインド国内2位の自動車メーカーということもあって、やはり存在感が高い。こういう国々と比べると、日本は相対的に存在感が低いのはやはり否めない。スズキはいちおう日本企業だが、インドに根付きまくっているのでもはや外国企業だとは認識されていない気もする。安倍首相がモディ首相と仲が良いという話題はインド人のビジネスマンからよく聞くのだが、それも市井の人々の大多数にとってはさほど関心のないことだろう。

たまに「イェース、アイムチャイニーズ!」と嘘八百を応えてみたい気もするのだが、どうせすぐにボロが出てしまうので、けっきょくいつも俺は日本人だと応えて薄い反応で会話を終わらせてしまう。なにか相手が腰を抜かしてぶったまげるような内容の応え方ってないものだろうか。

宴会

上司Mさんのお宅にお呼ばれして、日曜日の夕食時に家族でお邪魔した。我が家の普段の粗食からは考えられないほどの、奥様の豪華な手料理に舌鼓を打ちつつ、とても楽しいひとときを過ごさせていただき大感謝です。

…が、調子に乗って飲みすぎ途中から記憶が飛んでしまった。気がついたら家のベッドで寝ていたのだが、自分で車に乗った憶えがなく、どうやって帰ってきたのかよく分からない。相棒によれば色々と狼藉を働いたりハメを外していたらしいのだが、それもまったく記憶に残っていない。とりあえず自分は酔いが度を越すと制御不能になる人間だとわかった。酒量をコントロールしようと深く反省した。Mさんとご家族のみなさん、たいへん失礼しました(汗)。

Arirangで焼肉とプルゴギ

金曜日は恒例の誕生日会ということで、YさんSさんNさんの主催でArirangで飲み会となった。Sさんの車に同乗させていただき、午後6時過ぎに退社して会場に向かう。職場からはそこそこ遠いうえにタイミング的に渋滞にぶつかってしまい到着までに1時間以上かかってしまったのだが、それに見合うだけの価値はある。スパイス抜きの醬油味というのは、日本人にはたまらぬ安心感である。


f:id:amaken1976:20190831114347j:image

鉄板で肉を焼く喜びに打ち震える。なお、肉ももちろん美味しいのだが、実は厚切りにしたマッシュルームが絶品だった。これを鉄板の上でじっくり焼いて水分がたっぷり出てきたころに辛味噌を付けて食べると口の中で旨味がじんわりと滲み出てきてこたえられない。


f:id:amaken1976:20190831114357j:image

プルゴギも美味しい。プルゴギは鉄板でジュージュー焼くものだと思っていたが、これはちょっと焼いてからはスープ煮込みみたいになった。ご飯が欲しくなり、そういうことをポロッと口にしたら、Sさんが〆にスンドゥブを注文してくれて、それにご飯が付いていた。ご飯にスンドゥブをかけておじやにして食べたら、もう何杯でも喰える旨さだった。マッコリも呑みたかったがその日は切らしていたということで、みんなでワインのボトルをがんがん空ける。

 

これ以上喰えないほど満腹になって、またSさんの車に乗せてもらい帰着。よく考えたら今の職場ではあまけんさんが一番の古株ですねぇ、そうですねぇ、Sさんが二番手ですねぇ、僕が先に帰りますよ、いやいや私が先に帰りますよ、みたいな会話をしみじみとしているうちにBrigadeに到着した。しみじみ。

 

f:id:amaken1976:20190831114352j:image

バイク野郎が真正面のハンドルのど真ん中にスマホを設置している。すげぇな、でも地図見たいならそういうものありかな、と思っていたら、普通にYoutubeで動画を観ていた。バンガロールは今日も平和です。

ムンバイの海沿い

お客様のオフィスに向かうべく、空港近くのHyatt Regencyから車でぐぐっと南下していったのだが、これが渋滞地獄で片道2時間15分程度という長丁場になってしまった。バンガロールと違って道が比較的綺麗に舗装されていて揺れが少ないのが救い。僕はインドに来てすっかり車酔いしやすくなってしまい、新聞や本はもちろん、スマホも地図アプリで位置をチラチラ確認するぐらいしか使わないし使えないのだが、同乗していたMさんとSさんは平然とノートPCを開いてメールをチェックしたり書いたりしている。僕があんなことをしたら3分もせずにゲロ地獄だろう。みんなそんなに乗り物に強いのか、それとも仕事への情熱のなせる業か。


f:id:amaken1976:20190830035823j:image

途中から海沿いの道をずっと走った。写真だと分かりにくいが、水が濁っていてとても汚い。泳げるレベルなのかは知らない。


f:id:amaken1976:20190830035757p:image

これは帰りがけ、4時過ぎぐらいに撮ったもの。我ながらムードのある写真が撮れた。なお、このあたりはデートスポットでもあるらしく、平日だというのに若いカップルが日陰のベンチに座っていちゃいちゃしてた。


f:id:amaken1976:20190830035811p:image

そして、まったくたまたま目撃したのだが、ここはReliance Industriesの社長兼会長にして世界トップクラスの億万長者であるムケシュ・アンバニという人の私邸があるのであった。その私邸についてはWikipediaの記事を読んでください。

 

f:id:amaken1976:20190830035816j:image

これか〜。写真でしか見たことのなかったものが目の前にあって感無量だが、真っ先に思ったのは「耐震性は大丈夫なのか?」ということである。日本人ならみんなそう思うだろう。割とギリギリのところまで攻めてきたジェンガみたいで、見ていてヒヤヒヤする。もっともムンバイは地震が無いので問題ないのだろうが。


f:id:amaken1976:20190830035750j:image

そのアンティリアからほど近いところに、今度はムケシュ氏の娘のイシャさんの豪邸があった。さすがにアンティリアほどじゃないけども、これもかなりの豪邸である。ドライバー曰く、地上5階建てなうえに、地下も5階まであるらしい。本当なのかどうか分からないが、核シェルター用途も想定しているのだそうだ。

 

そのイシャさんの家の写真を撮るべく、Sさんが車を止めさせて外に出たので、僕も便乗して外に出ていろいろ撮った。以下、その海沿いの写真が続きます。


f:id:amaken1976:20190830035851j:image
f:id:amaken1976:20190830035819j:image
f:id:amaken1976:20190830035804j:image
f:id:amaken1976:20190830035846j:image

ここは本当にインドだろうか、と思わせる素晴らしい場所である。ここを練り歩くだけでもなかなか良い観光になりそうだ。水が汚いことだけが実に惜しい。

 

夜9時前ごろのIndigoに乗ってバンガロールに戻る。家に着いたらぎりぎり11時50分だった。疲れているのだがいまいち眠くならず写真を整理しているうちにもう2時だよ。うんこして風呂入って寝ます。