日本出国〜インド到着!
予定通り4:30に起きて風呂を浴びる。その後、家族に電話。奥さんは大いに寝ぼけていた。起こしてごめんね。
あいにくの大雨降り。しかし重いスーツケース1個と大きめのバッグ2個を持った状態では傘を差せないので、覚悟を決めて雨の中を大崎駅までダッシュする。この時、目黒川に掛かっている橋の狭い階段を無理して昇ったせいで背中と腰が痛くなってきて焦る。もっと断捨離すればよかったと深く後悔しつつ、このあとに続く改札までの階段を登れる気がしない。一瞬途方にくれた時、ニューオータニが目に入った。こりゃいいやということで、中のエレベーターを使わせてもらって無事に駅改札のフロアに到達。客でもなんでもないのにごめんなさい。
電車に乗って一安心したところで背中と腰がじわじわと痛くなってきた。「アラフォー」「オッサン」「中年」「もう若くない」みたいな言葉が頭をよぎってちょっと気分が落ちた。絶対にこれ以上悪くしないように慎重に進むことにする。幸い、もう雨に濡れることはないので落ち着いて移動できる。
そうこうしているうちに羽田空港に到着。自分はシンガポール航空に搭乗するのだけれど、並んでいる人が少なかったのであっさりチェックインできた。この時のスーツケースの重さを見ると26.5kg。え~40kgぐらいあるかと思ったらこんなもんなの?片手で40kg超のダンベルを持ち上げるボディビルダーは化物ですね。あと受付のシンガポール航空のお姉さんが訛ってるけど流暢な日本語で萌えた。
シンガポール航空が閑散としているのに比べて、すぐ隣のカウンターは猛烈な人混み。なんだろうと思ったらエア・チャイナでした。爆買いを終えて帰国する人達だろうか。
スーツケースが無くなって一気に身軽になったので、手荷物をさらにカートに載せてちょっとぶらついてみる。カートは素晴らしい。
羽田空港の国際線は、4〜5年前に同期の友人Oの誘いで、別の友人Nといっしょに台湾に行った時以来。あの時と同じ風景が今も残っていてちょっと懐かしくなった。日本で最後の食事に何を食べようかとさんざん迷ったあげく:
まあ、向こうでは牛は食べられないだろうし。
さらにブラつく。
電気釜のような電化製品が売っていた。もちろん爆買い客を当て込んでのことだろうけど、いまさらここで電気釜を買おうなんて人はいるんだろうか??
謎のアザラシ?が可愛い。
朝早いのでろくに店が開いておらず飽きてきたので、さっさと中に入ることにする。何の問題もなく出国カウンターを通過して出発ロビーに入場。でも暇な状況は変わらず。本の一冊でも持ってくれば良かったかなと思いつつ新聞を買おうとしたら、これが異様に大変だった。Book&Cafeと書かれている場所で売っていますと案内嬢に教えてもらって向かうも扱われていない。さんざん駈けずりまわったあげく、やっと一箇所だけ扱っているところを見つけた。しかし、免税品扱いで袋に入れられてしまい、搭乗するまでは袋をあけないでくださいと言われる。みなさん、出発ロビーの中で新聞を買うのはやめたほうがいいです。持ち込みましょう。
そうやってさまよっているうちに無料のWiFiスポットを見つけたので、関係者に最後のご挨拶。ここでずっとWikipediaでも読んで時間潰していればよかった。
8:50 搭乗開始。席に座ったら猛烈に眠くなって一瞬で落ちる。気がついたら飛び立って20分も経過してた。おかげで頭がすっきりした。さっそく新聞を読む。シャープで太陽光発電関係の人を1000人ぐらい人員整理するらしい。テリーさんえげつない。三菱自動車の今後はとても気になるけれど、財閥の名誉にかけて潰さないような気がする。となると、いま株を買っておくべきなのだろうか。どっちにしろ自分はもうインドから帰ってくるまで買えないけど・・・。
一通り読み終えて時計を見るとまだ出発から2時間も経っていない。困った…と思っていると、機内でもWiFiが使えるらしく、さっそく手続きしてみると…
無料かと思ったら有料でしかも高い!3時間で17ドルとはアコギな商売しおって。まあ、それでもお金払うんだけどね!
そういうわけでちょろちょろとLINEを返したりメールを見ながら時間を潰す。機内食もやってきてワインがぶ飲み。たいへん美味しゅうございました。
そのまま少しウトウトし、目が覚めると到着まであと1時間。とっても良い感じ。到着は現地時間の15:40。だいたい7時間程度のフライト。「10分ほど遅れて済みません」というアナウンスあり。まあ無事についたならどうでもいいや。改めて見ると満席だったけど、特に混雑もなくスムースに外に出られた。一気に東南アジアっぽい匂いでマレーシアを思い出して懐かしくなる。気温31℃。蒸し暑い。
チャンギ空港は綺麗なんだけどぶっちゃけ何もない。無駄に多い化粧品の免税店と食べるところしかない。で、その食べるところから美味そうな匂いがガンガン漂ってくるのだけれど、機内でワインを飲み過ぎたせいで胃もたれして頭が痛い。どうしようか悩む。
まあ、食うんですけどね。
レモンソースをかけた鶏肉の唐揚げライス。ジャンクで美味しい。
懐かしい100 Plus。昔も今も味がまったく変わらない。
エリア内にはエンタメ施設もいくつかある。
- 鯉の池
池の淵に近づいたらいっせいに群れて来た。餌をくれると思い込んでる。やらないけど。っていうか餌になるものなんて持ってないし。 - ガーデン
実際には単なる喫煙所だった。自分はタバコ吸わないので用無し。 - バタフライガーデン
まず看板に怯む。蝶じゃなくて蛾だよなこれ。そして、中では蝶が放し飼い。ただでさえ虫が苦手なところにもってきて、看板にあるようなのが出てきたら異国の地でショック死しかねないので入らないことにする。
そうしているうちに搭乗の時間。
モノレール?のようなものに乗って入場ゲートまで移動。バンガロール行きのゲートに行くと一気にインド人だらけになる。この時点で疲れきっていて、これ以降はバンガロールにつくまで写真ゼロ。機内でビールを飲んで良い感じに眠りこみ、気がついたらもうバンガロールについていた。
10年前に来た時から様変わりしていて驚く。当時は国際空港とは思えない小汚い建物で、停電すらしてたとんでもない空港だったけれど、今見ているものはまるで違う。あとでホテルからのポーターさんに聞いたところでは、2008年前に新築したのだという。
ホテルからのポーターとドライバーの案内でホテルまで。ハイウェイは綺麗に整備されていたけれど、街の中心部に入ると以前と同じ薄汚れた町並みで、車の数も一気に増えてきた。
そして、ゲートの中に突入。トランクを開けてチェックされる。確かにセキュリティ面はとても良さそう。そこから1分足らずでシェラトンホテル。チェックインも済ませて部屋に入ってやっと一息つけた。
いろいろ探検したいけど、もう寝ます。この文章を書いている今が日本時間の3:41なので、家を出てから計算するとほぼ24時間の旅でした。よく頑張った俺!
さて、風呂入って寝ます。明日は8:30出社だ。どうなることか。