コロラド州

ゆっくり寝込んだら朝7時。日本的には10時30分。そのままホテルの朝食を食べに行く。こんなにも優雅な生活を送っていて本当にいいのだろうか。でも、どうせなら週一回ぐらいはここに食べに来たいなぁと思ってホテルの人に訊いたら、税金を除いて800ルピーで、ホテル外の人でも食べに来て構わないという。税金を考慮したら1000ルピー強、日本円なら1500円ぐらいか。それなら週末に朝ごはんを食べに来てもバチはあたらないよね、とちょっと思った。

 

今日は、前回の反省を活かしてもうちょっとルートを見定めて歩きまわることにした。そこで、Google Mapを眺めながら、ここに行くことに決めた。

昨日が大雨降りだったのでちょっとは涼しくなるだろうと思っていたら、いつもどおりのカンカン照りだった。その道中の写真をお見せします。

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これはまだゲートの中。この時点で気温は35℃を超えていた。

 

f:id:amaken1976:20160508001833j:plainでも要所要所に見られる花はとても綺麗。しかし、暑さのためかだいぶ萎れていた。

 

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さあ、これからこの道を真っ直ぐ行くのだ。

 

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花は綺麗なんだよなー。やっぱり南国。

 

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ちょっと民家の近くに寄り道。

 

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さらに寄り道。

 

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さらにさらに寄り道。これはかなり上等な住宅。

 

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樹が多いので日陰が多くて助かります。でも、臭いのよね。ゴミが多いせいだと思う。

 

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わんこが近づいてきた。インド=狂犬病のイメージが強かったのでちょっと緊張したけれど、普通に人懐こかった。きっと餌が欲しかったのかな?何もなくてごめんね。

 

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神社か?本多勝一だったか誰かの本で、東南アジアから西のほうのアジアはやたらとカラフルな神社が多いということが書かれていたけれど、確かにその通り。

 

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ここにも犬。この犬は暑さに心底辟易していた感じで、ちょうどこの写真を撮る直前ぐらいまではヘロヘロよたよたと歩いていて、ちょうどこの写真の位置で「あーもうだめ、もう死ぬ、ここで涼みます」という感じで丸まった。

 

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別の犬。こいつは堂々としていたけれど、通行人にもいっさい関心なし。

 

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比較的歩きやすいエリア。ただ、これまでの通り犬が多いせいか、う◯こもとても多い。踏みそうになってヒヤヒヤした。いや、踏んだかも…。

 

そして目的地に到着。冒頭のリンクを参照してもらえると分かると思いますが、5thクロスロードというところは非常に交通が激しく、あらゆる車・オートリキシャ・バス・トラックがクラクションをパッパッパーッと鳴らしながら疾走しているので、道を渡るのは決死の覚悟だった。しかし、ローカルの人は男はおろか女の人も平然と道を渡ってるんだよなー。車も人も区別なく、お互いへの信頼関係で成り立っている。

 

そして、目的地の店主さんたち。ご夫婦で切り盛りしていた。とってもフレンドリー。

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こんなメニューを振る舞ってくれました。

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最初のパンみたいなのを食べ終わったら、追加で別のナンみたいなのを追加してくれた。「どこから来たんだ?」というのでジャパンだと言ったら、ジャパンの人が来たのは初めてだと言いつつ、おばさんが「自分の娘はいまアメリカに留学している」といってスマホから写真を見せてくれた。こんな貧しい(すみません!)ところでも普通にみんなスマホ使っているんだなと思いつつ、興味深いので食べながら根掘り葉掘り訊いたところ、なんでも娘さんはいまアメリカのコロラド州に留学していて、工学(Engineering)専攻でマスターを修め、いまはphDに挑戦しているのだという。他に見せてくれた写真だと、フォード車の前でポーズを決めていた。とても優秀な娘さんなのだろう。個人的に会ってみたいと思ってしまった。そんなこんなで話を咲かせていたらどんどんおかわりも持ってくれるのだが、腹がパンクしそうになったので、泣く泣くもうお腹いっぱいですと伝えてお断りした。

そうしてお会計をすると、「ファイブ、ゼロ、フィフティー」という。50ルピ−なのだ。こんなにごちそうになって100円しないのだ。素晴らしすぎる。今後も毎週ここに通おうと勝手に決めました。本当にごちそうさまでした。

 

ほっこりした気分でふらふら歩いて行くと:

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ガード下に牛がいた。ちょっと分かりにくいけれどちょうど真ん中あたりです。やることもなく、暇を持て余し気味にしっぽを振りながらボーっとしていた。それにしても廃材とかゴミが汚いな。こういうのを撤去するだけで見違えるほど綺麗になると思うんだけどなー、バンガロール

 

そうやって幸せな気分でごはんを食べたところからほど近いところにマントリモールがあったので寄ってみることにした。その途中で例の生肉を吊り下げているダウンタウンにもう一度立ち寄ってみたけれど、すでに勝手を知ってるためか以前のような緊張感はゼロで、生肉の臭いもまったく気にならない。その生肉はというと先週よりも小さくなっていた。切り売りしているんだろうか。あと、子供たちがとても人懐こい。男の子も女の子も、近寄ってきては話しかけてきたり握手してきたりクリケットのバットを見せてきたり。みんないい子です。ヒンディー語なのかタミル語なのかそれ以外の別の言語なのか分からないけれど、それを話せたらもっとコミュニケーションを取れるのになぁと残念でならない。

 

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マントリーモールの中でお酒を売っている場所を発見!ウィスキーを買おうかどうか悩んだけれど、ホテルを引き払うまでは荷物を増やしたくないので諦めた。住処を固めたら改めて買いに来よう

 

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帰りはメトロを使って帰りました。途中でBriagade GatewayとWorld Trade Centerが見えた。こうやって見ると近いんだけど、歩くとなると道が曲がりくねっていたりコンディションが悪かったりで大変です。それにしてもメトロはいい。綺麗だし涼しいし速いし安いし主要な場所はカバーしているしで、文句のつけようがない。バンガロールに仕事なりバックパッカーなりで訪れる皆さん、メトロは本当におすすめです。積極的に活用しましょう。

 

その後、17:00から職場の日本人仲間のYさんとKさんといっしょにホテル近くのブルワリーで呑む。おふたりともバイタリティある人で、インドにも完全に順応している。いろいろ腹を割って話ながら楽しいひとときを過ごさせてもらいました。