ネタを書き留めるべきか

幾つか打ち合わせに出ていく中で,にわかに仕事が増えてきた。Hさんのお手伝いも,もしかするとそろそろお終いになるのかもしれない。とはいっても,今の究極の山場をHさんが無事に乗り越えられるまではきっちりお手伝いするつもり。

 

そんなわけで基本的にはインドにも馴れて淡々とした日常を過ごしているわけだけれども,それでも何かの拍子にふと面白い光景に出くわすことがある。あ,これは日記に書くネタになるな〜とぼんやり思ったりするのだが,そもそも大したことじゃないので家に帰る頃にはすっかり忘れてしまって,シャワーとかを浴びている時に「そういえば今日なにか面白いことあったよな・・・」というぼんやりした記憶のカスだけが残ったりする。もったいないので何かあったらスマホボイスレコーダーにでもそのつど吹き込んでおくか,小さいメモ帳を常に持ち歩いてメモ魔になるか・・・。

と言いつつ,今日はたまたまいくつか思い出せているので,簡単に書いてみる。

  • ショッピングモールというと日本人にとっては何ということもない場所だけれども,インド人にとってはちょっとしたアミューズメント施設のようなものらしく,単にショッピングや冷やかしでなしに,観光の気分で訪れている人も多い。どのショッピングモールでも若い男女のグループが3〜4人で集まって自撮りしている光景を見かけるし,今日はサリーを来たオバサンが,エスカレーターに乗るのが初めてらしく上りエスカレーターの入り口でまごまごしている微笑ましい光景に出くわした。そうかーエスカレーター初めてかー。
  • (以前の日記にも書いたような気がするが)こっちの人は列に並ぶという観念が薄い。薄いなりに観念はあるのでいちおう並ぶわけだけれども,平気で割り込むのだ。スーパーやショッピングモールの入り口で金属探知機のゲートに入る時なんか,たとえ列ができていても横から平然と割り込んで先にどんどん入っていく輩が多い。メトロで初めてICカードを買った時も,窓口で自分の番が来たと思ってカウンターに近づいたら,まったく自然に横からスルッと割り込んで自分のチケットを買いだした野郎がいて呆気にとられた。異国人だからナメられているんだろうかと思ったら,観察しているとインド人同士でも割り込みは普通に発生していて,しかも誰も怒らず平然としている。なんだろう,これは。
  • (これも以前書いたかもしれないが・・・)職場の食堂では,入り口付近で小さな紙コップに熱い紅茶・コーヒー・ミルク飲料を入れて安く売っている。下の写真はジンジャー・ティーで,ショウガが強く効いた甘いミルクティー。これで一杯12ルピー。安くて美味しいので,3時ぐらいに疲れてきたら気分転換に飲んでます。量的にはひとくちでカパッと飲めてしまうぐらいだけれど,熱々なのでゆっくりちびちび飲む。f:id:amaken1976:20160615013525j:plain

まあ,こんな日常です。