掃除機2

さて,掃除機。

以前モップを買って,それで充分すぎるほど事足りると思っていたのだけれど,カーペットに溜まってくるホコリはどうしようもないし,なによりどうしてもベッドのシーツについたゴミやホコリを吸い取りたいと思ったので,会社帰りに唐突に掃除機を買うことを決めたのだった。それがこれ↓です。

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うーん,でかい。そしてやたらとアタッチメントが多い。写っている左足はサイズ比較のためです。僕の足はちょうど26cmなので,その倍よりももうちょっとだけ大きいぐらい。55cmぐらいだろうか。通常の掃除機用の吸い取り口以外にも,細い隙間を吸い取るもの,水を吹きかけて汚れを洗い流すようなもの,電子レンジやオーブンの中を掃除するためのもの,果ては車の掃除用のものまである。左側の一番下にある銀色のものが通常の掃除機のアタッチメントで,そのすぐ右上にあるものが布団やまくら用のアタッチメント。ちょっと分かりにくいけれども,右半分の上を向いている毛のような部分が枕用で,左側の細長くなっているところが布団用。布団用の口は,手でむりやりグググっと広げるとT字型になるのだ。はっきりいって普通の掃除用と布団用以外のアタッチメントにはいっさい用が無いので,すぐに箱のなかに封印した。

 

いちおう使い方も確認しておこうと取説を読もうとしたら,それらしい冊子は見当たらず,CD-ROMが1枚同梱されていた。

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まあ,紙の使用を削減するという点では良いことかもしれない(それが目的かどうか分かりませんが)。インドはこういうところについては日本よりも先進的(?)らしい。

で,てっきりHTMLかPDF形式の電子マニュアルが入っているのかと思いきや,なんと動画だった。一番最初に英語かヒンディーかを選べるようになっているのでひとまず英語を選んで観始めると,シャツにネクタイのビジネスマンっぽい人が延々としゃべくりながら掃除機の使い方を説明したり,ホースの継ぎ目のところに布を挟んでから掃除機で床を吸って,その後ホースの継ぎ目を外して布にたまったゴミをみせ「ほら,こんなに皆さんの家は汚れているんです」「この掃除機の吸引力を見てください」と宣伝してくる。はっきりいってアレです,アレ,通販のCMそのものです。

とりあえず必要なアタッチメントのところだけササっと観て終了。ついでにヒンディー版も観てみましたが,案の定何を言っているかさっぱり分からなかった。

 

で,とりあえず使ってみる。スイッチを入れてから吸い込み口に手をあててみると,正直なところそこまで吸引力が強いようには思えない。とはいえ,やはりちゃんと効果はあるようで,床を一通り掃除してみると,足の裏のザラザラ感は見事に解消された。布団のほうに対する効果はよく分からないけれど,目立った糸クズなんかは完全に取れたようなので,いちおう意味はあるんだろう。とはいえ図体が大きくて取り回しが面倒なので,床(大理石や木)はモップで拭いて布団は掃除機で,と使い分けることにする。

 

こう書くとそれなりにいろいろやった一日のように思えるけれど,実際には9時前に起きて外に朝ごはん(ファストフード)を食べに出て,戻ってきて掃除機を掛けて,12時ぐらいに昼寝(二度寝)して,目が覚めたら夜8時過ぎだったという,ダメ人間すぎる土曜日でした。以上!