シャングリラホテルで誕生日会+壮行会
今日は,10月〜11月に誕生日を迎えるHさん・Kさん・Nさんの誕生日パーティーと,大学を休学してバンガロールで8ヶ月働きこの10月いっぱいで帰国するK2さんの壮行会が一緒に開催された。会場は以前も訪れたことのあるシャングリラホテルだけれども,今回は中華料理屋で行われた。
いやもう,「パネェ」ってのはこのためにある表現だと思った。料理の質も高く,インドで食べる本当に久しぶりのアジア系料理だということを差し引いても素晴らしい美味だった。
〆のお茶の皿を何気なくひっくり返してみると,日本製のニッコーだった。
去っていくK2さんのためのケーキ。いたれりつくせり。チョコムースみたいなケーキでこれも美味しかった。
いくつか面白かった会話内容。他にもいろいろ興味深い話があった(というぼんやりした記憶のカスだけが残っている)のに,ほとんど思い出せない。酒の席での会話は本当に記憶に残らないな。
- インド人のメイドさんにシャツのアイロンをお願いしても断られた。どうやらアイロン掛けは賤民の職業という意識があるらしい。道端をよく観察していると,アイロンの形をした鉄製の容器に焼けた炭を入れてシャツをアイロンがけする職業もあって,大抵は貧民がやっている。そういう理由で,メイドさんの中にはアイロンがけを嫌がる人もいる。
- マレーシアは非常に発展していて,インドとは天と地の差。道も綺麗に舗装されていて,運転マナーもインドより遥かに上等。日本食にもまったく不自由しない。スーパーで買えるフルーツや野菜の鮮度もインドとは比較にならない。肉も魚もある。
- おまけにマレーシアは移住も楽で,「最低XXXX万円の資産がないとダメ」みたいな規則が(あるにはあるものの)非常にゆるいので,引退後にマレーシアに移住して年金だけで悠々自適に生活する人も最近は多いらしい。
- それを上回るのがタイのバンコクで,コンビニもココイチも大戸屋もラーメン屋もユニクロもなんでもあって,日本にいるのとほとんど変わらない生活ができる。っていうかほぼ日本状態。日本語の看板もそこかしこに立っている。寿司も食えるうえに,鮮度も味も日本の大衆居酒屋よりよほど上等(なのに別に特別高いわけでもない)。
- だから,在インド邦人は休みが取れたらほぼ必ずタイに行って買い出しをする。次点がシンガポールだけど,お高い。マレーシアも保養休暇の指定箇所になっているけれど,だいたいみんなタイのほうにいく。
- 「日本食屋とか料理店とか,インドにもっともっと来て欲しいんですけど,なんで来てくれないんでしょうね〜。タイとかマレーシアにはいっぱい来てるのに」→「たぶん中華系の味覚文化かスパイス中心の味覚文化かで大きな壁がある。この壁は厚い。たぶん永遠に超えられない。マレーシアは華僑もいっぱいいるので非スパイス系の味を好む下地は充分ある」