Zaffran

6日(日)のことだけど,好奇心に負けて,前回の記事で書いたZaffranに行ってみた。結論から言えば,ちゃんとしたインド料理店だった。客層も,店の中に入ってまじまじと観察してみるとお一人様も普通にいる。とはいえ,後述する理由から,やっぱり一人で来るよりは複数人で来るほうがいいだろう。

 

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まずトマトスープ。予想に反して甘みが強いうえに,辛いというほどではないもののスパイスも効いているので,不思議な味わいだった。もちろん美味しい。

 

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鶏肉を使ったカレー。奥にあるのはナンだけど,日本のものに比べて小ぶりで薄っぺらい。カレーについては,メニューには鶏肉とスパイスをあれこれ使っているということが書いてあるのみで,その他の材料についてはよく分からない。カシューナッツのような風味も感じたけれど,味オンチなので最後まで判断できなかった。こってりしたクリーミーな味わい。これも塩味より甘みのほうが印象に残った。これも美味。

 

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マンゴーラッシー。強烈に甘い。旬の季節ではないとはいえ,ひさびさのマンゴー味で一瞬背中がブルッと震えた。誰がなんと言おうとマンゴーは美味しい。

 

これで充分腹いっぱいになり,1200ルピーぐらい。水分の少ないクリーミーなカレーだったので,察するにZaffranは北インド料理店ということだろうか。一人だけだと注文できる品数に限界があるので,大人数でみんなでそれぞれ頼んだカレーをシェアしながらワイワイ食べるのが一番だろう。日本から出張してきた人を接待にするのに良いかもと考えたものの,この店ではお酒はいっさい取り扱っていないので,ビールやワインを飲みたい人にとってはちょっと物足りないかもしれない。僕はビールが大好きだけど別に酒がなければないで問題なく過ごせるので問題なし。

 

ウェイターに「どこから来たのか?」と訊かれたので「日本から」と答えたら,他のウェイターも2人ぐらい寄ってきて「親戚がロッポンギでインド料理のレストランを開いている(過去形だったかも。思い出せん)」だとか「むかし日本語を習おうとしたけど漢字が難しくてギブアップした」とか,いろんなことを話してくれた。日本語を習ったというアンちゃんは実際にひらがなで自分の名前を書いてくれた。すげぇ!なお,「ぬ」と「の」を勘違いしていたので指摘しておきました。