日本的 vs インド的

朝:オートミール(チアシード入り)

昼:社食カレー

夜:District 6

 

誰かからの聞きかじりだけど,チアシードはタンパク質が豊富らしい。ジムに行っている以上は筋肉質になりたい。筋肉質になるにはタンパク質が必要。そういうわけで朝のオートミールに入れてみることにした。まあ,大さじいっぱいぐらいなので大した効果はないだろうけど。

 

前々から思っていたことだけれど,インド人には二種類いると思う。つまり,地位や権威をフル活用して無理難題であってもとにかく人の尻を叩いてアクションを起こさせる(無理やりYesと言わせる)ボスクラスと,そういった無理難題にとりあえずYesと言ってその瞬間その瞬間をうっちゃりで乗り切るソルジャー,の二種類。この二種類が組み合わさって,とにかくワーワー騒ぎながらその場その場をしのぐことで社会が成り立っている,というイメージ。なのでミスしても振り返りとか再発防止策を講じるとかまったくしないし,事前に予め沈思黙考して深く静かに検討するということもない。…少なくとも僕はそういう人を見たことがない。学術世界なんかだとまた違うのかもしれないけど,少なくともビジネスの世界では,日本とはまったく逆に思える。では,それでインドがうまくいっているのかというと,僕はいっていないと思う。スピード感があるけれど,なんというか,高速で空回りしているように見える。

 

いま日本の伝統的な仕事の仕方は受難の時代を迎えていて,スピード重視の欧米(インドも仕事に対する考え方は欧米的)に一方的にやられているように見えるけれど,いずれまた,日本的な「コストをかけて生産性を犠牲にしてでも仕事の質や慎重さを重視する」というやり方への揺り戻しがくるんではないか…と,今日インド人取引先からの無理難題に直面しながら思った。そうなるのは30年後ぐらいかもしれないけど。