競馬2

朝:シェラトン

昼:マンゴー

夜:自炊

 

Loganがたいそう面白そうなので映画館に行ってみたらもう上映メニューから外れていた。哀しいので家に帰ってマンゴーを食べた。

 

先日の競馬の話をします。

 

バンガロールには植民地時代から続くBangalore Turf Clubという競馬場がある。

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さて,会社のボスは現在,MGロードという大通りに近い場所の一軒家に間借りして住んでいる。その家の大家さんが大層な資産家で,趣味で競馬を楽しんでおり,先週だか先々週ぐらいにボスを競馬場に招待してくれたという。そこでボス曰く「10ルピー負けた」ということで,リベンジのためのまた行くことにしたという。

ある日の定時後ぐらいに,僕とHさんに「そういえばさ」ということで上記の事情を説明して,「土曜日にやるんだけど,良い機会だから来てみないか?」と誘ってくれた。残念ながらHさんはその日に家族のご用事があるとのことで,僕ひとり参加させてもらうことにした。「あ,そうそう,背広着用だからよろしく」ということで,久しぶりに背広とネクタイを着用して臨むことにした。

 

で,土曜日の13:30に現地集合なのでドライバーを手配してそこに向かった。てっきり昼飯時で道路が混むものだと予測していたら思いのほか早く着いてしまったので,ボスと大家さんが来るまで夏っぽい日差しの中を背広で汗だくになりながら,競馬場の中をあれこれ観察する。

 

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練習だかウォームアップで走っているところ。

 

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馬が整列行進する時の先導役をする人たち。もちろんこの人達も馬に乗る。

 

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ウマゴンが可愛い。動物園的な臭いもなく,おとなしい。

 

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騎手が入場。日本で日曜日の昼下がりにテレビで競馬の中継をしていることがあるけれど,そこでもよく出てくる,レース開始前に馬と騎手が観客の前をグルーっと回ってお披露目する,アレ。

 

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目の前を通っていった。格好いい。そして馬という動物の大きさに改めて驚く。

 

そうこうしているうちにボスが家主さんといっしょにやってきた。家主さんはずいぶんと貫禄のある,いかにも大物のオーラを纏った富裕層のオッサンという感じ(成金ぽさはぜんぜん無い)。また,青いポロシャツを着こなしたクールな伊達男の青年も側にいて,家主さんの息子さんだという。お互いに軽く挨拶をすると,家主さんは「ラウンジで自由にやりたまえ。私と息子は下で適当に楽しんでいるよ」という。ボス曰く,今日は気楽にやりたいので,ラウンジはボスと僕とで自由に使ってくれと言ってくれたのだそうだ。確かに家主さんも普段着のラフな格好をしている。ラウンジへの入場券をもらい,ボスの後についてラウンジに向かう。

 

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ラウンジはこんなところ。上の写真の通りビュッフェがあって,カレーやら何やらが食べ放題。写真には写っていないけれど,手前に飲み物用のカウンターがあって,ビールでもワインでもなんでも飲み放題。しこたま飲んで結構酔っ払った。

下の写真は歴代のトロフィーやらなんやら。この奥のほうにはソファーやテーブルやらがあって他の人達も好き勝手に座って談笑したり食べたりしている。確かにみんなスーツ着ていた。

 

 

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ラウンジからの眺め。ここは屋外(ベランダみたいなところ)なので暑い。

 

ちなみに僕は人生で競馬は1度しかやったことがない。もう3年ぐらい前だったと思うけど,その時は,乗馬を趣味にしている友人が大井競馬場の会員ということで誘ってくれたのだった。そこでも大井競馬場のラウンジ席に入らせてもらったのだけれど,やっぱり日本のほうが格段に綺麗で清潔感がある。とはいえTurf Clubのほうには古い建物ゆえの風格があって,これはこれで悪くない。

 

こちらの競馬のルールは非常に単純で,一着,二着,あるいは「一着から三着までのどれか」の3パターンから選ぶだけ。日本風に言えば単勝複勝だけで,連勝という選択肢がない。これはこれで分かりやすくて素人の僕にはちょうど良かった。

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ちょっと分かりづらいけれど,いちばん左の赤い枠にある数字が馬の背番号で,緑の「WNP」というのが一着,水色「SHP」が二着,青色「PLP」が1〜3着のどこか。数字はオッズで,みんなの馬券の購入状況に応じて刻々と変わる。上の例で説明すると,背番号1番の馬がWNP/SHP/PLPどのケースでも一番人気で,そのぶんオッズが低い。ちなみに39とか227とか景気のいい数字が書いてあるけれど,39倍とか227倍とかそういうわけではなくて,それぞれ3.9倍,22.7倍と解釈する(らしい)。ちなみにこれは第3レースのもの。モニター左上の「3」がレース番号を示している。

 

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さっそく買ってみた。何が何やら分からないけれど,自分の注文を思い返しながら解読してみると,バーコードの上の「02」は第2レース,バーコードの下にある「WNP」「06」「01」,あと右下のほうにある「Rs.       10」というのは「6番の馬に対して,WNP(一着)を10ルピーで1つ買った」ということになるようだ。ちなみにこの競馬場は最低10ルピーから勝負できるので,僕は今回は10ルピーや20ルピーといった超低額でひたすら勝負した。

 

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これは一般ピープルたち。馬群が最後の直線に差し掛かるとみんな猛烈に声援やヤジの大声を張り上げて大騒ぎする。このあたりのノリは日本とまったく同じ。

 

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そして舞い散るハズレ馬券。これも日本と同じ。

 

そんなこんなで10レースあり,終わる頃にはもう18:00近かった。10レース目が終わったらラウンジはあっという間に閑散としてしまったので,ボスと僕も出ていくことにした。あとはお互いに手配した車で引き上げて終了。

 

僕は勝ったり負けたりを繰り返しながら,最終的には63ルピーぐらい勝ち越した。正直言って社食カレーにぎりぎり足りないぐらいの金額でしかないけれど,それでも勝てば嬉しい。そして,これを一回10ルピーなんかじゃなく1000ルピーぐらいでやってたらなぁと思わずにはいられなかった。

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