マレーシア三日目
最寄りのショッピングモールに出かけたら凄まじい人だかりだった。クリスマスということでみんな買い物や外食に来ているんだろう。僕は一人寂しくビールを飲んで帰った。
マレーシアの三日目は、ホテルをチェックアウトしてから出発までの間に少し街を探索したので、その時の様子をまとめる。
チェックアウト後、まず真っ先に「アイスカチャン」というものを食べに行った。マレーシアでは代表的な甘味で、簡単に言えばあんみつの具を混ぜて練乳をかけたかき氷といったものである。ネットで調べるといろんな場所が紹介されているけれど、ホテルから近くて、最寄りに空港までのメトロがある場所をチョイスした。
タクシーで10分ほど走ると着いた。
なかなか気合の入ったダウンタウンで警戒する人もいるだろうが、僕はこういうところは平気である。
アイスカチャンを売っている屋台を見つけたので、スーツ姿にビジネスバッグとスーツケースを転がしながら注文した。「アンタ本当にここで食うの?」というような怪訝な表情をされた。
昔懐かしい機械でガリガリ氷を削っていく。
これがアイスカチャン。一見なんてことない外面をしているが…
中からいろいろ出てくる。緑と茶色の長細いのは無味無臭のゼリー。味はあっさり甘めで、練乳をかけているわりには思ったほどくどくない。4リンギット50セント払ったけど、もしかしてボラれたかも。
あとは空港に向かうのみ。
ショッピングモールに入り…
その2階からメトロ乗り場に行く。
Kuala Lumpur International Airport ekspresなるものに乗ればOK。成田エクスプレスのようなものだろうか。
ホーム。
乗ってしばらくするとだんだん郊外らしい風景になってきた。
今回はScootというシンガポールのLCCに乗った。クアラルンプールも通常の航空会社とLCC会社用にターミナルを2つに分けており、LCCはターミナル2(KLIA2)になる。
LCCらしく内装もやや古い。
Scootのシンボルカラーは黄色。
機内の食事メニュー。とてもハッピーそうなお姉さん。絵が可愛い。
まあLCCだから全部有料だけどな。
1時間程度でシンガポールに着く。陸路でさえ行き来できるだけあって実に近い。
アイスカチャン以降何も食べていないので空腹の極み。真っ先にフードコートに行きチャーシューライス定食みたいなものを食べた。濃い味付けと旨味が胃の腑から全身の血流に流れ込む。
面白かったのがこれ。黒と白のブロックがあり、カメラが捉えた内容に従って白いブロックがドット絵のように動的に浮かび上がる。2枚目の写真はカメラを構えている僕の姿が反映されている。面白いものもあったもんだ。