Columbia Asia Hospital

熱の高さで午前3時ごろに目が覚めてしまった。体温を測ると38.2℃。やっぱりまだ高いな。でも39℃や40℃まで行ってないから,きっとインフルエンザじゃないんだろう,と独自理論で自分を安心させながら,机の引き出しを探って以前受診したColumbia Asia Hospitalの診療カードを掘り起こした。

 

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またお前の世話になる日が来ようとは。

 

改めて以前の記事を読み返すと,もう1年半も前のことなのだなぁと改めて時間の流れの速さに驚く。 良い思い出がほとんどないので正直なところ気が重くて仕方がないのだが,1日寝て治るような風邪じゃなさそうなので,覚悟を決めて突撃することにした。本当はこちらの記事でも書いたようにSakra World Hospitalのほうに行こうかと思ったのだが,改めて場所を確認するとなにしろ遠いのだ。僕の住んでいる場所からだと車で順調に走っても40分以上掛かる。普段ならどうということもないけれど,この弱りきっている体調の時にクラクションでうるさい道をガタガタ40分も車に揺られるというのは考えただけでも死にたくなるので,良い思い出がないけども実績のあるColumbia Asiaに行くことにした。

 

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来ちゃった。

 

09:00に窓口に行って受付を済ませると,意外にもすぐに血圧・身長・体重を計測して医者に通してくれた。前回とはずいぶん違って助かる。医者は若くて如何にもインテリ然とした人で,ヒゲのいっさい生えていないツルッとしてピチピチした風貌をしていた。インド人もヒゲもじゃな人ばかりではなく,こういうつるんとした人もたまにいる。熱はどれぐらいか,頭痛はないか,腹痛や嘔吐はないか,関節痛はないか,筋肉痛はないか・・・というようなことを一通り訊かれ,心音や喉の奥をチェックされ,「まぁ,Common Coldだろう。インフルエンザやデング熱ではないので安心しなさい。抗生物質は処方しないが,解熱剤と鼻炎薬と,あと鼻を洗浄するスプレーを出しておこう」と言われて終了。

 

ここで綺麗に終わっていたらこの記事も良いことづくめの内容で終われたのだが,やっぱり最後に変なハメが待っていた。処方箋を持って病院内の薬局窓口に行くと,やたらと待たされたあげく「鼻の洗浄スプレーが在庫切れで無い」と言われた。インドあるある。一刻も早く帰りたかったのと,無いものは無いのでどうしようもないだろうから,とりあえず薬だけを受け取って退散した。惜しいなぁ〜。

 

薬の影響なのか体が弱っているからなのにか,帰ってちょっと横になったらすぐに意識が遠くなり,12時過ぎにメイドさんが鍵を開けて家の中に入ってくる音で目が覚めた「まだ体調悪いんですか?」「今日は病院に行ってきたよ」「今日!?もっと早く行かないと」というような会話をしたあとで,とりあえず掃除洗濯を済ませてもらった。その後はまた寝た。

 

ただいま20:02で,今でも鼻水がじゅるじゅる出てきて困るけれど,昨日までとは違って今のところ熱が高くなる気配はない。薬の影響もあるのかもしれないが。でも,なんとなく治りだしているような気配が感じられるので,引き続き安静にすることにする。