モルディブ2日目

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朝起きて07:30にホテルの朝食を食べに行く。スマホで天気情報を見ると大して暑くもないように見えるが、実際には陽が照れば猛烈に暑い。たぶん一口にモルディブといっても島ごとに様子が違うので、あまり信用しないほうがいいだろう。

 

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ビュッフェになっており、品揃えはとても豊富。このような台があと2つぐらいあって、ヘビーなものから新鮮なフルーツや野菜までなんでも揃っている。朝からガッツリ食べるのはやめようと思ったけど、食べてるうちに食欲に火が点いてきたので結局ガッツリ食べてしまった。

 

その後すぐに全員でダイブショップに向かう。そこからボートに乗って20〜30分ほど沖に出て2本潜るのである。

 

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海は良い。

 

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途中までは異様に澄んだ水だった。まさにトロピカル。このあとすぐに黒々とした青い水になってしまうのだが、その境目が明瞭に目に見えるのが面白い。

 

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これは昨日国内線で島に飛んだ時の風景だが、まさにこの水色と外側の濃い青の境目のところだったのだろう。たぶんその境目のあたりから急激に深く落ち込んでいるんだろうか。

 

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こんな場所がモルディブにはそこら中にある。

 

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途中でイルカの群れが現れた。シャッターのタイミングが悪くてうまく撮れていないが、結構な群れになっていて、背びれもちゃんと見えた。黄色いのはインストラクターが様子見に接近している姿。

 

モルディブとかパラオなんて聞くとガラスのように澄んだ水質を思い浮かべてしまうけれど、今日潜ったところは透明!!というほどには透き通っておらず、それなりに浮遊物もあった。暖かいし岩場で生物も多いから仕方ないんだろう。なんだかんだで充分綺麗ではある。3mぐらいありそうなコモリザメ(いわゆるナースシャーク Nurse Shark)も見れたし、充分堪能できたと言って良いだろう。

 

だがしかし、真の見どころは一本目が終わって移動中に突然やってきた。

 

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人とボートが密集しており、船上のガイドさんが「Jinbeiだ!すぐにフィンをつけて潜れ!」と言った。大急ぎでフィンとゴーグルだけを装着して飛び込むと…

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キターーーッ!!!残念ながら僕は水中カメラを持っていないのだが、Iさんが撮ったものを提供してくれたので、ノートPCの画面から転写。触れるぐらいの距離まで近づけたが、おさわり厳禁というガイドさんの指示を忠実に守り、見るだけに留めておいた。こうやって見ると意外に小さく見えるし、実際今回のやつはジンベイザメとしては比較的小柄な方らしいのだが、それでも目の当たりにすると写真で見る以上に大きく感じられる。5mあったかどうかぐらいだったろうか。胴体なんか大人3人分はあったろう。周囲に50人ぐらい人間どもを引き連れて、ゆーっくり悠然と泳いでいた。みんな大興奮して必死に追いつきながら写真を撮っているので足ひれでボコボコ蹴られるのだが、我慢してこっちも必死に泳ぐ。シュノーケルが付いていないので呼吸にだいぶハンデがあるが、それでも頭から尻尾まで心ゆくまで眺めることができた。顔が思った以上に可愛らしいのが良い。あと、真後ろから尻尾を見ると凄まじく巨大に感じられて大迫力である。

 

適当なところで自分のボートを見つけて泳ぎつき、また移動開始。コモリザメの印象は完全にジンベイザメに上書きされた。

 

午前中に2本潜ってから島に戻る。皆さんは午後も潜る申し込みをしていたが、僕は午後は島の砂浜でのんびりすることにした。例の透き通った水色の海で泳いでみたりもしたが、遠浅の綺麗な水がどこまでも広がっているだけで、魚も全然見当たらず、すぐに飽きてしまった。クロールや平泳ぎで500mぐらい泳いだらクタクタになったので、ビーチに置いてあるベッドに寝転がっていたらすぐに寝てしまった。クリームをちゃんと塗ったお陰でひどい日焼けにはならずに済んだ。

 

1日目から最大の目的を達成してしまった感があるが、とりあえずマンタとかまだいろいろ見どころはある気がするので、今後も気長に潜ろうと思う。