マイソールまとめ
重い腰を上げてやっと写真を整理することにした。整理といっても、単に面白かったことを順不同で並べるだけだが。
移動中の朝食
家を06:00に出発して1時間半ほど走った頃に、道沿いのKamath Lokaruchiという食堂でドライバーといっしょに朝食を取った。ここはドライバーによれば有名な店で、近所の人やマイソールに行くドライバー達でいつも繁盛しているらしい。
この写真ではKAMAT MADHUVANと書いてある看板が目立つが、この店の名前ではないらしい。店の名前は後でレシートに出てくるKamath Lokaruchiになる。
ローカル感がたまらない。僕らが普段行くようなレストランのような清潔さは到底望めないが、そこまで不潔ということもない。僕はここで毎日ご飯を食べることになっても特に気にしないだろう。大賑わいだったのでとりあえず端っこの空いている席に座ったら牛だか犬だかのウンコくさい臭いと犬独特の犬スメルが漂っていたが、それはもう我慢することにした。
安定のドーサを食べた。ドライバー・僕・相棒のぶんで3枚、その後僕とドライバーはチャイを飲み、相棒がプレーンドーサをもう一枚頼んだ。ドーサは間違いない。
これだけ頼んで290ルピーなのだ。安い。こういうのを見ると、ローカルの一般的な人たちの食費の水準がよく分かる。
マイソールに行く道の途中で必ず通ると思われる場所なので、行く機会がある人はここで食べてみると楽しいだろう。
マイソール内で昼食
マイソール付近に来てから2箇所ぐらい回って、それからマイソール市内で昼食を取った。ビールを飲めるところが良いということで、ドライバーさんがParklane Hotelというホテル内のBeer Gardenという場所に連れて行ってくれた。
ホテルのエントランス。外資系高級ホテルとはまた違った良い雰囲気だった。こういうところに泊まるのも悪くないと思う。街の中心部だからいろいろ便利だし。
僕らが入ったときには閑散としていたが、それでもすでにピッチャーでビールを飲みまくっているインド人のオッサンたちが何組も居た。酒好きはどこにでもいる。
やはりドライバー交えていろいろ食べた。ナンとビリヤニに、バターチキンカレーとパラクパニール(ほうれん草とパニールのカレー)を食べて、あとはビールをガンガン飲んだ。これも大人3人で2000ルピーぐらいだったかな。
Royal Orchid Brindavan Garden Palace & Spa
一泊旅行なので、KRSダムの庭園に面したRoyal Orchidというホテルに泊まった。
設備はちょっとボロいのだが不潔ではないので、数泊なら問題なく過ごせるだろう。もちろんお湯もちゃんと出るし湯量も充分。アメニティはほとんど無かったので、歯ブラシとかはちゃんと自分で持ってきたほうが良い。僕は持ってきていたので問題なし。
ただし、チェックインした夜8時から寝るまでの間に4回ぐらい停電した。夜ということもあって全館真っ暗になるのでちょっと焦る。
ホテル内のレストランで夕食を取る。チキンストロガノフとかベークドベジタブルというものを頼んだのだが、どちらも量が半端ないうえに、ベークドベジタブルというからてっきり焼き野菜かと思ったらグラタンのようなものが出てきて持て余した。とはいえ味は上等で一切文句なし。あと、食べてる最中にも停電して、一瞬で眼の前の料理も自分の手も見えなくなるほどの闇になった。20秒ぐらいで復活したが、他の客が暗闇の中でまったく動揺せずに会話を続けていた。慣れすぎ。
朝の眺めは実に気持ちが良い。庭園に面していることもあって実に爽やかである。空気もバンガロールより遥かに澄んでいて、排気ガスのような野焼きのようなあの独特に臭いがまったく無い。10時ごろにチェックアウトしてマイソールパレスに向かった。大人二人の一泊で税込み10000ルピーとちょっとだった。
このホテルが万人におすすめかというとなんとも言えないが、雰囲気が最高だし特別不便で困ることもないので、チャンスがあって気が向いた人は泊まってみると良いだろう。あえて難点を挙げるとすると、街の中心から遠いことぐらいか。
その他
ライトアップされたマイソールパレスは本当に異世界のようでした。これのためだけに来るのも充分アリ。これからDiwaliなので、10月中盤ぐらいは毎夜ライトアップそうだ。ちなみに、ライトアップではなく「Lighting ライティング」と呼ぶのが正しい。
マイソールパレスの正門の前で写真を撮るカップル。
帰り道にあったドライブイン的な茶店。トイレを済ませたあとドライバーと二人でチャイを飲んだ。
他にも何箇所か観光スポット回って写真もそれなりに撮ったのだが、今回は僕個人は2回めの訪問ということもあってほとんどの場所はすでに知っていたし、お寺もまあどこにでもある石造りでジメっとしていて薄暗いアレだからそんなに楽しいわけでもなかったしで、ろくな写真が残っていないので、これぐらいで切り上げたい。マイソール観光はマイソールパレスが至高。アレに限る。