家に戻る

昼12時にLeela Palaceをチェックアウトした。分かっていたことではあるが、ホテルを引き払ってゲートの外に出た瞬間、至って普通のバンガロールの昼の町並みだった。これこそまさしく現実。そして、午前中まだホテルにいる間はぜんぜん元気だった相棒が、家に帰った直後に突然風邪を引いてダウン。現実の辛さに耐えかねたんだろうか。

 

以下、撮ったまま使っていなかった写真を載せる。

 

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初日、ホテルにチェックインしたあとの昼下がり、空腹に耐えかねてホテルの外の庶民的な店に繰り出してドーサを食べた。僕はペーパーマサラドーサというものを頼んだのだが、こんなに大きいものだとは知らなかったので腰を抜かした。でも、ドーサはどこでどんな種類を食べても美味い。ここではたまたま相棒が持っていた現金で支払ったのだが、その時にレジ側を見ると、こういう庶民的な店なのにちゃんとPOS端末も置いてあった。デジタル決済の波は庶民の暮らしの中にも着実に押し寄せている。

 

 

夜はホテル内のZenで食べたわけだが、日本酒の値段が異常だった。

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あまりの値段に動揺して手が震えた。

いいちこ120mlが3000ルピーである。そもそも「Iichiko Sake」と書いてあるがいいちこは焼酎なはずで、そこも納得いかないヴァー!

 

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さらに、おフランスの赤ワインで325000ルピーという異常な値段が登場。あまりに異常なので逆に冷静になってしまった。こんなもの飲むやつの気がしれないのだが、もし仮にこれを頼んで、例のアサヒのように「すみません、ありません」と言われたら面白いな、とちょっと思った。

 

 

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Big Pitcherの店の前の張り紙。かわいい。僕は可愛いものが好きである。

 

 

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Leela Palaceは客室エリアの廊下も宮殿趣味で、廊下が異様に長い。しかも空調がめちゃめちゃ効いていて肌寒い。また、面白いことにサービス員の数がやたらと多くて、数秒歩くたびに清掃員なり御用聞きなり、誰かしらの姿を見かけた。