年休

ここ数日子供が熱を出して絶不調だったので、週末に入る前にということで病院に連れていった。相棒だけだと医者から細かいことを言われた時にちょっと困るだろうということで、僕も年休を取って通訳係として同行した。

実際に病院に行ってみて気付いたのだが、みんな夫婦で来てるのである。母親だけという人は見かけなかった。インド人の亭主族はみんなイクメン度が高い。そして待合時間中はみんなノートPCを開いてシコシコと仕事をしている。こういうのが働き方改革の最終型になるんだろうか。そういう僕も実は仕事をする気まんまんでノートPCを持ってきていたのだが、自分のスマホテザリングをしてもまったく繋がらない。あれぇ〜と思って会社のスマホテザリングをしてもやっぱり駄目。Airtel、君は使えん。

平日のこんな時間に街に出ることはめったにないので良く分からないのだが、今日はやけに道が混んでいた。普通なら20分程度で行けそうな距離でも1時間近く掛かったのではなかろうか。そんなこんなで、昼食を食べてから家に戻ったらもう午後3時過ぎぐらいになってしまった。

帰りがけ、職場の前を車で通りかかったら、大量の人々がビルの外に出て整列していた。そうだ、今日は防災訓練の日だったな。いろんな会社の社員たちが神妙に整列しているところで、消防隊員らしき人物が大音量かつ異様に力のこもった口調で何やらスピーチしていた。家に帰り着いて一休みしている間もずっと聞こえる。いったいいつまで喋ってるんだろうか。

昼寝でもしようかと思ったが、何しろオッサンのスピーチがうるさいし、昼寝にしても中途半端な時間なので、出社することにした。ちょっとメールでも見てさっさと帰るつもりだったが、いろいろやり始めると没頭してしまい、けっきょく夜8時ぐらいまで居てしまった。年休だったのに。

 

あと、医者の先生と看護師さんに「お子さん、あなたとそっくりね」「あなた、ジャッキー・チェンに似てるね」と言われた。