インドでシュラスコ

朝:ご飯,味噌汁

昼:社食カレー

夜:外食(シュラスコ

 

今日,デリー駐在のKさんがバンガロールに来られたのでいっしょにディナーを食べようということになり,たまたま僕にもお誘いがあったので混じらせてもらうことにした。場所はChurrascaria Brazilというシュラスコのお店で,僕は人生で初めて体験することになる。Kさん曰く「バブル全盛期の時にしょっちゅう友達と食べにいきましたよ」とのこと。たしかにバブリーな料理だった。

f:id:amaken1976:20170223020309j:plain

ビュッフェがあって,メインの肉以外のもの(野菜とか)はそこで調達する仕組みだった。といっても,みんな肉が目当てなので1回かせいぜい2回行くだけでおしまいにしていた。一番上のやや左にある白っぽい玉はホワイトオニオンのピクルスで,パッと見ではラッキョウに見える。そう思いながら食べてみたら,本当にラッキョウのような味だったのでびっくりした。

 

ここからずっと肉関係の写真。

f:id:amaken1976:20170223020325j:plain

f:id:amaken1976:20170223020345j:plain

f:id:amaken1976:20170223020359j:plain

鶏・豚・牛の肉が続々と出てくるのだが,どれを食っても美味しい。特に牛肉はかなり上等なもので,いつまでもいくらでも食えそうだった。

 

f:id:amaken1976:20170223020501j:plain

焼きパイナップル。表面にザラメのような砂糖とシナモンがまぶしてある。これも,甘みと酸味とジューシーさがほどよくて実に美味しい。こんな単純なものがこんなに美味しいとは。

 

デリーでは牛や豚の肉を食べるうえでは実に不自由とのことで,韓国料理店や日本料理店での隠しメニュー扱いとしてしか食べられないらしい(バレたら店は摘発される)。そういうわけでKさんは最高に満足そうだった。

 

このあとさらにデザートが2品出てきた。異様に甘いプリンと,それよりはもうちょっとマイルドな味のパイナップルのパフェで,ただでさえ腹がパンパンなところに砂糖漬けになって頭がクラクラする。

 

ちなみにこの店は表向きはお酒を出せない(ライセンスがない)店なのだが,コップに入れた状態であればということで,ビールもワインもばんばん出してくれた。

 

これだけ美味しくてボリュームもあって,さらに酒まで飲めたのに,一人あたり1200ルピーぐらいだった。日本円で一人2000円ぐらい。安!Kさんに訊くと「日本だと食べ放題というだけでひとり5000円しますね。飲み物を入れると一人7000円とか8000円ぐらいになっちゃうんじゃないですかねー」とのことだった。

 

この店のご主人はブラジル人で,接客態度がとても感じの良い人だった。「ブラジルからインドに来て」「よりによってインドで牛肉がメインの肉料理店を開く」というのは,いったいどういう背景を持つ人なんだろうかと想像を巡らせてしまう。

 

いずれにせよ,この店は超オススメ。ちょっと家から遠いのが難点だけど,個人的にも接客にも使えそうな気がする。