Deepwater Horizon

朝起きるとまだ背中や肩の周りが痛い。そのせいなのかどうか全身が怠い。やっぱり遅い筋肉痛ではなくて風邪なのかなぁと嬉しいような嫌なような気持ちを抱えながら,それでもシェラトンには欠かさず行ってカリカリのベーコンとかワッフルのような脂ギッシュなものを食べて,家に戻ってからとりあえず水を飲んでまた昏々と寝た。もう何がなんだか分からない。

目が覚めたら16:00過ぎ。多少マシになった気がしたので,なぜかそのままAmazon Primeで「Deepwater Horizon」というものを観た。マーク・ウォールバーグ主演で,例のメキシコ湾で原油が流出した事故をテーマにした映画だった。事故を表現したCGだか特撮だかの映像の凄まじい迫力と,俳優たちの鬼気迫る演技にずっと緊張しながら最後まで観た。結末がなんとも悲壮なので,ただでさえ曇りがちな一日で気分がすっきりしないうえに背中が痛くて気持ちがどんよりしているのに,ますます陰鬱な気分になる。もっとも,これは制作側の意図通りなんだろう。こういった現実に発生した災害をテーマを扱うものは,結末に救いを入れてしまったら視聴者もそこで考えるのを止めちゃうから,救いのない重い結末にするほうが問題提起として正しいのだと思う。日曜日になんてものを観てしまったんだという気持ちと,良い映画を観たという気持ちがないまぜになった。

 

あーこれじゃアカンということでむりやりジョギングして,そのあとDistrict 6でビールを呑みまくったら,どちらのおかげか分からないけど背中の痛みが完全に無くなった。