言語のるつぼ状態

といっても英語と日本語の二つだけなのだが、ある時間は日本側と電話会議、別の時間は英語でローカルスタッフと打ち合わせ、また別の時間は日本人と日本語で会話…と言うことをやっていると、ごく自然に両方の言葉が混ざって口からから出てくる、と言うことがたびたび起こる。それだけなら良いのだが、そのうちに日本語で説明するのが面倒になることさえ起きる(別に日本語より英語の方が巧いと言うわけでもないのだが)。

 

もう10年前にアメリカに出張した時のことだが、現地支社に長く居る日本人スタッフと一対一で打ち合わせしていた時に、その人が会話の途中で「…ねぇ、ツラいから英語でいい?」と不意にボソッと呟いたので驚いたことがあるのだが、今はあの時の氏の気持ちがかなり分かる気がする。