送別会

2018年上期いっぱいでインド赴任を終える方々が、我が社とその系列会社とで合わせて4名もおり、その方たちの送別会がシェラトンホテルのイタメシ屋Beneで行われた。以前も訪れたことがある場所で、その時は何を食べても美味しいという印象だったのだが、今日はどういうわけかいろいろ残念であり、自分の中でのBeneに対する俺ポイントが強烈に下がってしまった。

 

  • 事前予約して個室を確保し、今朝もちゃんとレストランに対して確認が取られたにも関わらず、個室の準備ができていなかった。そのせいで開始時刻が20分近く遅れた。
  • これは僕の好みの問題なので店が悪いわけではないのだが、イタメシ屋なのに魚介類ばっかりであまり食べるものが無かった。
  • おまけにその魚介類がいまいち新鮮でなく、主賓のひとりのSさんも「これは臭いな」とほぼ全皿にクレームを付けていた。実際、僕が魚介類不得手だということを考慮しても、だいぶ生臭かったと思う。
  • メインディッシュに魚が現れ、魚介類が嫌いといいつつ魚だけはOKな僕が食えるものがやっと出てきたと思ったら、いまいち火が通りきっていない半ナマな感じで食味がすこぶる悪かった。YSRさんは「これはこれで、こういう(生の状態を楽しむ)料理なんだと思う」と擁護していたが、そのYSRさんも半分近く残していたのを僕は見逃さなかった。ザッと見た感じ、完食している人はだれもいなかったと思う。そういう僕も、またゲリピーになるのだけは心底勘弁してほしかったので、一口だけ食べて残した。

 

コースが始まるまえにイタリア人っぽい若いシェフが来て挨拶していたが、君の実力はこれか!?と突っ込みたくなった。ゴードン・ラムゼイのもとで修行するがよい。

 

前菜に出てきたパンとスープ、そして最後のデザートは美味しかった。

 

帰り際に「こんなに不味かったかなぁ」という愚痴をつぶやいたら、主賓のひとりのKWMTさんが「いやいやいやいやいや、奥様方の間ではBeneの評判最悪ですよ」と仰った。そうだったのか。前回は美味しいと思ったのでちょっとショックである。店そのものの問題というより、シェフの問題であると思いたい。

 

ところでKWMTさんには、夫婦揃ってとてもお世話になりました。たいへんお疲れ様でした。今後我々が日本に戻った時にもよろしくお願いいたします、と本稿でお礼を述べさせていただきます。

 

帰任される方たちのご挨拶も四者四様でたいへん面白かったのだが、本日はここで筆を置くことにする。