Ocean's 11忘年会
バンガロールのダイビング愛好会であるOcean's 11の忘年会に出席した。会場はＭさんが見繕ったNew Leafという場所で、なんとインドで火鍋を楽しめる場所である。Ｍさんのアンテナの広さに驚く。ちなみに場所はIndiranagarで、メトロのIndiranagar駅から歩いて数分である。僕のようにインドで車に乗るのが嫌いな人には絶好のポジションだ。
そのNew Leafが入っているビルのエレベーターの中の広告がこんなことになっている。確かスパだかヘルスクラブだかの広告だったと思うが、世界のどこに行っても、こういうバカ中学生の落書きみたいな被害は絶えない。はい、僕も教科書にはさんざん落書きしていました。樋口一葉に鼻水垂らさせたりとか。
まさに火鍋。まあ、インドは肉そのものの旨みがイマイチなのでそこがどうしても超えられない壁ではあるが、インドでこういう火鍋が堪能できること自体が楽しい。別にマズいわけじゃないので、10人ぐらいの人数で行くと楽しいだろう。最後は店員さん交えて15人ぐらいで全員集合写真を撮った。
開始が19:30だったこともあり（遠く工場地帯から2時間掛けて来てくださる方もいるのだ）、終わった頃には23:00を回っていた。僕は職場からメトロを使ってきたので、帰りもメトロのつもりでいたら、なんと駅が閉まっていた。同じBrigade GatewayのＨＲＵＣさんかＯＳＭさんの車に便乗すれば良かったと後悔しつつ、超久々にオートリキシャに頼ることにした。
経験的に、UberかOlaだとBrigade GatewayからIndiranagarまで250ルピーぐらいなので、その線で交渉したらどいつもこいつもまさに250という数字しか言わない。あ、これは200ルピーぐらいまで値切れるんじゃないかと思って４台ぐらいを巡ったら、どいつもこいつもトゥーフィフティーとしか言わないの。くっそー何だこいつらと思いながら最初に話しかけたリキシャに戻って250でいいからOrion Mall行ってくれと伝えて乗ったら、これが超速かった。これまた経験的に、どんなに早くても35分は超えるはずなのに、なんと21分でDistrict 6付近に着いちゃったのであった。
手元には500ルピー札しか無かったので「じゃあ250な。あと250お釣りくれよ」といったら、200ルピーを出してきて、「すまん、50ルピーは無い。あとは500ルピー札しか無いんだ」という。酔っていて気が大きくなったせいもあってか、ここで引き下がらずに「じゃあそこらでチェンジしよう」と粘ったら、なんと本当に動き出して、他のオートリキシャやOlaのドライバーに片っ端から両替を依頼し始めた（そして断られ続けた）。6台ぐらいそういうことを繰り返したところで、あぁこいつの誠意は本物だと判断し、300で妥協して払うことにした。500を払って200を受け取り、まあこれでいいよと肩を叩いたらサンキューを連発された。
いや、ここで妥協するなよという人がいるのも分かる。でも、もう深夜0:00近かったのでとっとと帰りたかったのです。そしてなにより、こういう駆け引きの喜びが。
YOROKOBI我！！！
