Shivakumara Swami

近くに座っているローカルスタッフのM氏が、突然「うんちゃらかんちゃらデブが死んだらしい。明日は会社休みだな」と言い出した。なんのこっちゃと思って近くにいる別のローカルスタッフS氏を見ると、彼も「?」という顔をしていた。そこでM氏に改めて訊いたら「カルナータカ出身の有名なグルが死んだんだ」という。さらに詳しく話を聞くに、Shivakumara Swamiという人物のことらしい。この人は今年111歳という長命で、宗教家であり教育者であり慈善事業家であり人道主義者であり、という色んな顔を持つ人のようである。Wikipediaやニュース記事を読むと、インドの各地にこの人のリーダーシップで建てられた教育施設があって、差別せず誰にでも門戸を開いていたということで、その社会貢献ぶりで人望高かった人らしい。出生地のカルナータカ州では特に尊崇を集めていたようである。

 

…ということをM氏が訥々と語ってくれたのだが、そのあとに「きっと明日は会社休みだな」と少し嬉しそうに言っていたのでちょっと笑ってしまった。けっきょくそこかよ、と。すると、S氏が「んなわけないだろ。この人が創立した学校とかは喪に服すかもしれないけど、会社は関係ないから休まんわ(意訳)」と一笑に付していた。インド人の中でも知名度にはムラがあるらしい。そう思っていたら、子供が通っている幼稚園から「幼稚園は休むけど保育園は営業するよ」という連絡が来た。子供が通っている幼稚園・保育園がこのSwami氏に関連しているかどうか分からないが、影響があるところにはあるようだ。

 

なお、冒頭で空耳した「うんちゃらかんちゃらデブ」というのは、この人の異称である「Nadedaduva Devaru」のことらしい。デバルをデブと空耳して申し訳なかった。