Dental Lavelleで歯の掃除

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もう2年近く歯の点検や歯石取りをしていなかったのだが、ある日、歯を磨いた時にふと口の中を鏡に映すと、汚い着色がそこかしこに見えてしまった。これは嫌だ。

というわけで、ヘルスケアプログラムを通して、日本人御用達らしい、UB City最寄りのDental Lavelleという歯医者さんを昨日初めて利用した。

中の様子は日本の歯医者さんとほとんど変わらない。清潔な内装で、設備も手順も日本とまったくと言っていいほど同じである。例のリクライニングする診療台があって、その横にはうがいをするための紙コップとシンクがあって、頭上には片手でぐいぐい動かせる照明があって…という具合である。先生の診察手順も同じで、まず大ボスというか権威っぽいドクターが歯を診察してくれ、あれこれコメントを述べたあと、歯を掃除する部分は別の専門家に引き継ぐという段取りで進んでいった。ドクターはインドなまりゼロの非常に美麗なアメリカ英語でノリ良く明るく話す人で、あとでヘルスケアプログラムの人に訊いたら、アメリカで学びアメリカで歯科医の資格もとった人であるとのことだった。努力したんでしょうなぁ。

 

「初回だから、よく理解するためにX線写真を撮りましょう」と言われ、てっきり日本のように撮影用の個室にいくのかと思ったら、ベッドに寝転がったまま、あの重い前掛けを被せられて、口にレントゲンのフィルムを一枚ずつ突っ込まれ、外側から大きなチューブ状のX線発射装置を口に近づけて発射…、という具合で行われた。自分が子供の頃はこんなふうだったような記憶もあるが、こっちではまだ現役の手法なのか。

 

診察結果はまったく問題なし、虫歯の兆候もなし、歯石は前歯と奥歯に微かについているだけ、ただしコーヒー・紅茶・ワインなどの着色が多いので、まあ綺麗さっぱり掃除しましょうということになった。歯を磨く手順も日本とまったく同じで、例のキィーンという音をたてる謎の装置(動いているところを直に見たことがない)で水しぶきを撒き散らしながらチュイーンチュイーンと歯の隙間や根本をこすっていき、片方で助手が吸引器を口に突っ込んでよだれやら水やらを吸い取っていく。最後に歯磨き粉みたいな味のワックスで歯を磨いておしまい。お礼を言って退出するときに、歯ブラシとマウスウォッシュの小さいボトルをプレゼントしてもらえた。今使っている歯ブラシがだいぶヘタってきていたので助かった。

 

というわけで、ほとんど日本と同じ感覚で受診できるし、いま歯がつるつるで色もまったくないので、満足である。UB Cityに車で30分ぐらいでアクセスできるような位置に住んでいる人なら、ここ一択だろう。

 

夜、大雨と雷雨で数度停電。