デング熱の足音

今朝、ここ3日ぐらい休んでいるプロマネ氏にSMSで「調子はいかが?支援が必要ならいってください」とメッセージを送るも反応がなく、電話してみたら「電源が入っていません」的なメッセージがヒンディー語カンナダ語と英語で流れてきた。なんとなく嫌〜な予感がするのだが、ひとまず昼過ぎにもう一回SMSを送り、反応もなく、そのまま夜になった。

そして、先ほどSMSで返事が戻ってきた。とりあえず生存確認できて良かった。問題はその内容で「血小板が減っていると診断された。入院するかどうか今夜中に決める」と言う。僕はもちろん医療のド素人なので診断なんかできようはずもないが、読みかじった範囲で判断すると、デング熱の症状にも思える。「どうせ明日は金曜なんだから、たとえ入院しないとしても、無理に来ようなんて思わずゆっくり休んでくだされ」と返しておいた。

 

蚊を室内で発見するたびに相棒が鬼の形相を浮かべながら機械のように無感情な動きで除虫スプレーを撒きちらしまくってるのと、心の奥底に「自分はきっと大丈夫」という根拠のない自信を持っていることもあって、デング熱騒ぎをどこか対岸の火事のように見ていたのだが、同じチームの人間やその家族がそれで倒れたとなると、途端に生々しい迫力が感じられてくる。とりあえず防虫スプレーを撒いて寝よう。