首都

デリーもこの時期は多少湿度が高くてモワッとしているのだが、それでも今の日本よりはぜんぜんマシであって、ただ道を歩いているだけなら日本のようには汗だくにならずに済む。真夏の以上な酷暑と冬の大気汚染さえなければ、それほど酷いところでもない。とはいえ、その二つが異常すぎて困るのだが。

 

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職場最寄りの地下に綺麗でモダンな雰囲気のフードコートができて、なんとなくミニ大手町のような雰囲気を醸し出していた。さすが首都だけのことはある。本物そのままの味とはいかないだろうが、日本のラーメンさえ売られていた。いろいろある中で、僕はケバブ料理を頼んだ。スパイスの辛味ゼロで、少し焦げた肉の香ばしい風味と塩味がひたすら美味しく、一口ずつ奥歯で噛み締めながら食べた。しかし、それほど多くもない量で399ルピー、レモンジュースも付けたら税込で530ルピーもした。バンガロールの職場にあるカフェテリアならインド飯が87ルピーなので、ざっと6倍近くする。さすが大手町。

 

夜、日本からのゲストも交えて職場最寄りのインド料理屋に行く。濃厚なマトンカレーが美味しい。そして、会計後に口直しとして出てきた飴が強烈な梅風味でインドとは思えない味わい。

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