Nandi Valley Winery
SさんとNさんの企画で、Nandi Valley Wineryというワイナリーのツアーに参加させていただいた。今回は週またぎでバンガロールに来ている日本からのゲストもいるので、接待にもちょうど良い。
地図アプリによればBrigade Gatewayからは17kmぐらいの場所にあり、ツアー開始が10:30からとのことなので、ゆとりを持って9時に家を出発した。シェラトンホテルでゲストをピックアップして、あとは空港方面に向かう。場所知ってるか?とドライバーに訊いたら自信満々でYesというので安心しきって任せていたら、余裕で5kmぐらい行き過ぎて道に迷っていた。結局地図アプリでナビしてやった。それでもなんとか10:10ごろに到着。Sさんご夫婦とNさんご夫婦も程なくして到着。
天気が崩れやすいとの予報だったみたいで、実際到着した時点では曇り空だったけれども、すぐに日が差して暑くなってきた。
なかなか風情がある。が、後ですぐに分かるのだが、ライバル(?)のワイナリーであるGrover Zampaと比べるともう少し俗っぽいというかエンタメ路線なワイナリーであった。
葡萄が実っている。なんとなくつまみ食いしたい衝動を覚えたが、必死に我慢した。
やけに大きな広場がある。Grover Zampaはとてもこじんまりしていたので、対照的である。
なぜかレクリエーションの道具が準備されている。後で分かったのだが、ツアーの後で、参加者みんなでゲームして優勝者がワインのボトルを景品にもらう、という座興があるのだった。
ワインを仕込む大樽。ここで足で葡萄をぐいぐい踏みつける座興もあるらしいのだが、今回は僕らはやらなかった。
ウェルカムドリンクのサングリアと、お通しのような軽食が振舞われる。このサングリアが意外なほどアルコール度数が高くて、二杯飲んだら一気に酔ってフラフラになった。
モアイ。コンセプトが分からない。
Sさんの奥様も風邪を引いた後で長引く咳に悩まされるそうで、その話で盛り上がった。モアイが治してくれればいいのに。
食堂のような場所は落ち着いた雰囲気で居心地が良い。ツアー後のテイスティングもここで行われた。
とっくに10:30を過ぎているのだが、いつまでたってもツアーが始まらない。どうやら他の参加者の到着を待っているらしく、ダラダラと1時間近く経過してしまった。さすがインド時間。そのせいでサングリアをおかわりしてしまい、ツアー中に眠くなってほとほと参った。
そんなこんなでツアー開始。最終的には20人ぐらい集まった。お前ら遅過ぎ。
Grover Zampaは最初の仕込みから醸造、瓶詰め、出荷準備のところまで一連の工程を全部見せつつ、案内者が最小限の説明をしてくれるのだが、Nandi Valleyのほうでは見せてくれるのは醸造タンクのところまでで、そこで案内者が一通りの工程を口頭で説明するという流れだった。この案内者が猛烈な早口で、そこにもってきてサングリアがじわじわ本気を出してきて超眠くなってしまい、言っていることの半分ぐらいしか理解できなかった。
その後テイスティング大会。ここで眠さが最高潮に達し、カクッと落ちる局目もあって、向かい側に座っていたインド人カップルに笑われてしまった。しかし、そのおかげなのか、その後は割とすっきり。短時間でも仮眠を取るのは大事である。なお、ワイン自体は白も赤もけっこう風味豊かで充分楽しめた。けっこう辛口なので、そこは人によって好みが分かれるかもしれない。
待望の昼食。Grover Zampaもそうなのだが、スープが特に美味い。かつてYSRさんも言っていたが、インドのスープはとりあえず文句なく美味しい。おかわりしまくった。
その後、なぜか座興が始まる。みんな頑張って参加したが、酔っているためかみんな途中で脱落。
この時点で午後3時ぐらいになっており、座興がまだ続くなか、僕らはもうそろそろ良いよねということで退散した。家に帰ったらまた酔いが回ってきて爆睡。