ムンバイの海沿い

お客様のオフィスに向かうべく、空港近くのHyatt Regencyから車でぐぐっと南下していったのだが、これが渋滞地獄で片道2時間15分程度という長丁場になってしまった。バンガロールと違って道が比較的綺麗に舗装されていて揺れが少ないのが救い。僕はインドに来てすっかり車酔いしやすくなってしまい、新聞や本はもちろん、スマホも地図アプリで位置をチラチラ確認するぐらいしか使わないし使えないのだが、同乗していたMさんとSさんは平然とノートPCを開いてメールをチェックしたり書いたりしている。僕があんなことをしたら3分もせずにゲロ地獄だろう。みんなそんなに乗り物に強いのか、それとも仕事への情熱のなせる業か。


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途中から海沿いの道をずっと走った。写真だと分かりにくいが、水が濁っていてとても汚い。泳げるレベルなのかは知らない。


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これは帰りがけ、4時過ぎぐらいに撮ったもの。我ながらムードのある写真が撮れた。なお、このあたりはデートスポットでもあるらしく、平日だというのに若いカップルが日陰のベンチに座っていちゃいちゃしてた。


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そして、まったくたまたま目撃したのだが、ここはReliance Industriesの社長兼会長にして世界トップクラスの億万長者であるムケシュ・アンバニという人の私邸があるのであった。その私邸についてはWikipediaの記事を読んでください。

 

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これか〜。写真でしか見たことのなかったものが目の前にあって感無量だが、真っ先に思ったのは「耐震性は大丈夫なのか?」ということである。日本人ならみんなそう思うだろう。割とギリギリのところまで攻めてきたジェンガみたいで、見ていてヒヤヒヤする。もっともムンバイは地震が無いので問題ないのだろうが。


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そのアンティリアからほど近いところに、今度はムケシュ氏の娘のイシャさんの豪邸があった。さすがにアンティリアほどじゃないけども、これもかなりの豪邸である。ドライバー曰く、地上5階建てなうえに、地下も5階まであるらしい。本当なのかどうか分からないが、核シェルター用途も想定しているのだそうだ。

 

そのイシャさんの家の写真を撮るべく、Sさんが車を止めさせて外に出たので、僕も便乗して外に出ていろいろ撮った。以下、その海沿いの写真が続きます。


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ここは本当にインドだろうか、と思わせる素晴らしい場所である。ここを練り歩くだけでもなかなか良い観光になりそうだ。水が汚いことだけが実に惜しい。

 

夜9時前ごろのIndigoに乗ってバンガロールに戻る。家に着いたらぎりぎり11時50分だった。疲れているのだがいまいち眠くならず写真を整理しているうちにもう2時だよ。うんこして風呂入って寝ます。