Dreamsで散髪

髪がだいぶモサモサしてきたので散髪に行くことにした。…が、故あってGalaxyを脱退してしまったので、中にあるLakme Salonに行きづらくなってしまった。ここ最近、Galaxyへの入場時にメンバーシップカードの有無を厳しくチェックされるようになってしまったこともあり、どうにも中に入りにくい。「上でヘアカットだ」と言えばとりあえず通してくれる守衛さんもいるのだが、たまに厳格な人に当たると無理である。Galaxy内のLakmeってメンバー価格なんだろうか。あまりそんな気がしないが…。

ともあれクラブの中の施設は会費を払っている人の特権であると言われたら、それはそのとおりと認めざるを得ない。そういうわけで新しい場所を探すことになった。

 

まず考えられるのがオリオンモールの中で、僕がインドに来た2016年5月頃はオリオンモール内には床屋もヘアサロンもなかった気がするのだが、今は2箇所ある。ただしどれもシャレオツな雰囲気に満ち溢れていて、一見して高そうである。とりあえず入り口で値段を訊いてみようかとも思ったが、散髪代を聞いて退散するのもケツの穴が小さい野郎だと思われそうでちょっと嫌だった。僕は無駄なところでプライドが高い。どうしたもんかと思いながら無駄にHypercityをうろついてみたりLandmarkで玩具を見て回ったりして思案しているうちに、あることをふと思い出した。マンションのすぐ裏手の、1522というバーなどが並んでいる少し賑わった17th Cross Road沿いに、緑色の文字の看板を掲げた、まともそうなヘアサロンっぽいものがあるのだ。今まで完全にノーマークだったが、あそこならバカ高い値段を取られるようなこともないだろうし、見た感じはちゃんとした場所だったのでキテレツな髪型にされることもなさそうである。

 

そういうわけでGoogle Mapsを頼りに現地に向かってみたら、Dreamsという看板を掲げたそのサロンがあった。リンク先の写真の通りの内装でとても清潔感があり、入るのにまったく抵抗はない。ごく簡単に「ショートにしてほしい・マシン(バリカン)は使わないように」とお願いしただけなので、ハサミで5分ほどバサバサ切っただけで終了したが、結果も特に文句なし。そうして頭をサッと流してもらい、さぁいくらかなと訊いてみたら、なんと200ルピーである。間違いかと思ってもう一度訊いてみたが、やっぱり200だそうで、カット代150ルピー、洗髪代50ルピーだそうだ。こりゃ安い。しかし、嬉々としてカードで支払おうとしたら、なんと300ルピー以上でないとカードは不可だという。なんじゃそりゃ。油断していて現金は持ってきていないので支払えない。しからばPaytmではどうかと思ったが、PaytmにもGooglePayにも対応していないという。300ルピーねぇ…と少し立ち往生したが、道を挟んだほぼ真向かいにHDFC BankのATMがあったので、とりあえずそこで現金を出して事なきを得た。

 

結果には大満足であり、自宅からもごく近いので、おそらく今後はここにお世話になることだろう。

 

日本は台風の影響で半洪水状態。こういった自然災害の観点では、バンガロールは本当に恵まれていると思う。