不動産マニア

土地だとかマンションだとかの情報を眺めるのが好きなのです。といっても別に土地転がしや財テクをしているわけでは全くなくて、単に暇な週末はSuumoとかHome’sのページであれこれ賃貸物件やら販売物件やらを眺めて、そこでの生活をシミュレーションしながらニヤニヤする趣味があるというだけである。これは昔からの趣味で、結婚前に横浜で一人暮らしをしていた時から、予定のない週末はこんなことをやって時間を潰していた。もちろん、インドに来てからも生活パターンが安定してあまり探検に出歩かなくなってからはいつもやっている。

 

そんな生産性ゼロな単なる時間潰しでも、長いことやっていると朧げながら “駅距離≧土地面積>>>築年数” という法則が見えてくるようになった。駅距離と土地面積の関係は微妙なところだが、個人的には駅距離のほうがより大きく価格なり賃料に影響を及ぼしているように思える。そこを踏まえて、最寄り駅からの距離が同じだったら、もう築年数とかお構いなしに、土地面積が広いほうが圧倒的に高くなる。だいたいのケースでは土地面積に比例した価格なり賃料になっているようで、築年数が価格に与える影響はだいぶ小さい感触である。これが覆るのは、築40年のボロマンション vs 新築タワマンぐらいの差がある時ぐらいだろう。それでも、そのボロマンションがいわゆるビンテージマンションみたいなやつだと五分五分ぐらいの勝負になったりする。

 

僕は狭いのはあまり気にしないが、ボロいとか汚いというのは嫌なタイプだったので、新築ではないにしても築10年ぐらいの場所に住みたいと常々思っていた。しかし、いま自分が住んでいるBrigade Gatewayを顧みると、見た目からして日本の築40年ぐらいの団地だし、部屋は常にどこかしらが壊れていて、謎の虫が壁に繭を作っていたり油断するとアリが侵入してくるボロアパート並みの内装だし、鳩が生物兵器化していて超ウザいしで、そんな場所に4年近く住み続けた結果、だいぶ耐性がついてしまった。今なら自分の生年と同じマンションでも日本でなら余裕で住める自信がある。

 

インドでそんな謎の耐性を付けつつ、駅から10〜15分ぐらいの場所かつ築35〜40年ぐらいで手頃な場所がないかなぁと、今日もまた賃貸物件を眺め続けて1日が終わりました。

 

ちなみにSuumoのページは普通のウェブブラウザからアクセスするとかなりの高確率でアクセス多すぎしばらくお待ちくださいというページが出てくる。なぜかスマホアプリだとそうならないので、通常サイトとモバイル用サイトとではサーバーが別だったりするんだろうか。