吾妻ひでお、死去

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掲題のニュースを目にして驚いた。僕は彼の絶頂期における現役読者ではなく、彼に関する知識の大半は大人になってからインターネットを通じてぼんやりと知っているという程度に過ぎないのだが、小学生の頃にブラックジャック手塚治虫)の秋田書店版の単行本を持っていたので、巻末にある他の週刊少年チャンピオン漫画の紹介ページを通じてこの人の名前と絵柄だけは知っていた。その後、例の「失踪日記」やその続編の「アル中病棟」をたまたま本屋で見かけて購入し、読んで「へぇ〜こういう人だったんだ」と認識を改めた。正直なところあまり良い読者とは言えないのだが、でもその2冊は掛け値なく面白かった。描かれている内容自体は著者ご本人の実体験に根ざした厳しい内容なのだが、それを愉快に描写していて辛さを感じさせず、何度も読み返した。そうか、闘病されていたんだなぁ…。残念。

 

明日はムンバイに出張である。もともと宿泊を入れて火〜水と行く予定であったが、先方の都合もあり日帰りに切り替えた。正直助かった。たとえ一泊でも宿泊を伴う出張はけっこう疲れる(僕は自宅でないといまいち安眠しきれないタイプである)ので、日帰りできるならそれに越したことはない。