ハリーム

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をついに食べたんです。といってもすでに一度食べているのでこれが二回目なのだが、やっと実物をブログに紹介するネタが出来たということで。

 

木曜日のお昼に打ち合わせが長引いてしまい、本来の昼食の時間をだいぶ過ぎたころに一人で食べにいったのだが、単に食堂に行っても面白くないなと思って、まずToscanoに向かった。しかし、店の手前で「本当にお前はコレを食べたいのか?900ルピーも払ってでも食べたいのか?」という内なる声が聞こえてきたので、少し考えてからオリオンモール内のフードコートに向かった。社食よりは高いが、Toscanoよりは安いだろうと。

 

そこで、まったく何気なくハリームの店を覗いてみたら、冒頭の張り紙が出ていたわけである。週末しか出さないって言ってたあの店員はなんなんだ。けしからん。


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こんな店でござる。改めてメニューを眺めて気付いたのだが、ビリヤニやらケバブ系やらが豊富なので、きっとイスラム教徒フレンドリーな店という立ち位置なんだろう。


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そしてこれがハリームである。表面にある焦げ茶色のものは、いわゆる焦がし玉ねぎである。これがまた美味しい。緑のものはパクチー


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どろっとした濃いクリームスープという感じだが、一口食べれば濃厚な旨味が口の中を占領する。たまに感じられる焦がし玉ねぎの風味が、この旨味にまた良く合うのだ。これだけで余裕で完食できるのだが、変化がほしい時はここにライムを絞ってやると、また少し変化球な味わいになる。

これ単体でしか食べたことがないが、ロティにつけて食べたりしても美味しいだろうし、ビリヤニの副菜にしても充分イケると思われる。

 

あえて欠点というか注意事項的なことをひとつ挙げると、アニスというか八角というか、そういうものをブレンドしているらしく、あの独特の香りが強い。食べているうちに感じなくなるが、最初の一口目に強烈な八角の香りが広がる。僕はまったく問題ないのだが、あの香りが駄目という人にはハリームは無理かもしれない。

 

というわけで余裕で完食。意気揚々と職場に引き揚げたのであった。