Hotel Nalapakaで朝食

朝7時ごろ、出し抜けに窓の外から猛烈なエンジン音のような騒音が聞こえてきて驚いて飛び起きた。一瞬、飛行機が墜落してきたのかとマジで思ったほどの音だったが、単に階下の広場でスピーカーのテストをしているだけだった。そうだ、本日はカルナータカ州成立記念日だったのだ。いちおう分かっていたはずだったのに、寝てしまったらすっかり忘れていた。

 

この日はいつもマンション手前の広場で朝食会(有料)が発生するのだが、意外なことに9時には終了してしまうらしく、のんびり構えていたらもう終わってしまっていた。

腹減ったねぇ、でも今さら何か作る気もしないねぇ、ということで夫婦揃ってぐだぐだしているうちに、どういうわけかふと「Nalapakaって朝食もあるのかな。あったら行ってみようか」という話になり、ドーサを食べたくて目が血走っていた相棒が店に突撃電話して確認したところ、朝食の時間も開いているということだったので、じゃあ行きますか、と。

 

久しぶりにOlaでオートリキシャを手配して現地に向かうことにした。出発点をOrion Mall・到着先をHotel Nalapakaと指定すればバッチリ正確なルートが出てくる。この場合、Orion Mallの地下階(Landmarkがあるところ)から外に出れば、目の前の大通りに面した道にオートリキシャが密集している場所があるので、そこで待ち合わせることになる。以上、Brigade Gatewayに住んでいて、かつNalapakaに行きたい人だけに役立つライフハック

 

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マンションの外に出たら広場前でどんちゃん騒ぎが続いていた。

 

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こういう飾り付けもしてあった。微笑ましい。

 

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Nalapakaでドーサ。右下から時計回りにバタードーサ、プレーンドーサ、マサラドーサになる。バタードーサは、一見するとプレーンドーサのようだったが、お盆の右上にある白い塊がバターで、ドーサをちぎってバターにつけたりバターをつまんだりして食べる…のだと思う。バターといってもスーパーで売っているような黄色いアレとは違って、もう少し手作り感というか生感(なまかん)が漂うクリーミーなものである。しっかり塩味がついていてかなり美味しく。油断すると全部食べてしまいそうだったので、頑張って自制して半分ぐらい残しておいた。

 

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これはKara Bathという名前のもので、以前ハンピだかどこかに旅行したときに現地のホテルで食べてなかなか美味しいと思った記憶があるので、ここでも頼んでみた。詳しくは分からないけれども、おそらくウプマのバリエーションのひとつじゃないだろうか。ゴマのような香りと風味が遠くの方にほんのりと感じられ、油っぽいにも関わらずペロッと食べられる。

 

これにチャイ2杯と1リットルの水ボトルを加えて、合計で260ルピーだった。安いなぁ。

 

夜も10時過ぎまでずっと楽しげなどんちゃん騒ぎが続いていた。インドは本日も平常運転でござる。