文明崩壊後の世界

3月も中盤をまたぐころになって徐々に暑くなってきた。日中は余裕で30℃を超えている。それでも湿気がないだけずいぶん助かる。

 

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昼12時半ごろ、オリオンモールの様子を偵察しに出向いてみたら、本当に人っ子ひとりいない。たまに守衛さんが歩いているぐらいぐらいで、まさに無人の街である。もちろん、広場に面したレストランも全部閉まっている。それでも粘り強く観察していたら、たまにモールの中から外に出てくる人たちがいる。見た感じレストランなどの店員さんっぽいので、食材の管理なり戸締まりの確認なりをしにきているんだろうか。ひょっとしてモールの中に入るぐらいなら大丈夫なのかなと思って入り口に向かってみたが、やっぱり守衛さんにダメだと言われてしまった。まぁ、それはそうでしょうな。

シェラトンホテルまで足を伸ばしてみたが、こちらは当然営業していて中にも入れる。ただし中に入る人はみんな非接触体温計で検査されていた。いずれにせよ、外食したかったら最終手段としてホテルが残っているということは確認できた。

 

昼下がりの午後3時頃になり、普段なら家の中でも開けた窓から外の喧騒がほんのり聞こえてきて活気をほんのりと実感できるのだが、今日は本当にマンション全体が無人化したかのようにシンと静まり返っていた。ちょっと薄気味悪い。