コロナンナン
週末はどうしようもなく暇で暇で暇で家族全員で極限まで暇を持て余した。あんな、商店街の中のブティックと同じぐらい個人的にどうでもいい服屋の集まりのようなオリオンモールでも気分転換のためには重要だったんだなぁと思う。
ショッピングモールやらレストランやらが一斉に閉まってしまったので、ひょっとして職場のカフェテリアもダメなんだろうかと思ったら、看板のランプが消えていた。あぁこれはダメなのかと一瞬がっかりしたのだが、どういうわけか人がちらほらとカフェテリア側から出てくる。なんだかんだでやってるのかなと思ったら、メニューが少なくなっていたけどいちおう営業していた。紛らわしい。
夜、家の台所の棚を漁ったら、いつ買ったかも憶えていないこんな物が出てきた。せっかくなので食べてみることにした。
以前、これの亜種というか本家というか、そういうものを食べたことがある。そちらは赤黒くて見るからに辛そうだったが、こちらは見た目は日本のインスタント焼きそばとさほど変わらない。香りも日本の焼きそばに似ている。食べてみると、確かに辛いことは辛くて汗だくになったのだが、それでも赤黒いやつよりマイルドに感じた。これもまた「あり」だろう。
マンションのエレベーターのボタンもビニールで覆われた。これ、意味あるんだろうか。こまめに拭かなければ結局みんなボタン触るんだから無意味な気がするのだが。
これで〜いいのだ〜、これで〜いいのだ〜、ナンナンコロナンコロナンナン、という替え歌が不意に頭に浮かんで離れない。どうしよう。