インド映画鑑賞会

朝:マンゴー,豚肉ステーキ

昼:お茶漬け

夜:外食

 

朝っぱらから豚肉ステーキっていうのは説明がいるだろう。1週間ぐらい前にスーパーで豚肉を買ったので,岩塩・胡椒・パプリカ・パセリをたっぷりとまぶしてラップでぴっちりと包んで,まる1週間冷蔵庫の中で寝かせていたのだ。本当は日曜の夜に焼いて晩飯にするつもりだったのだが,日曜午後からハイデラバードに移動するので今のうちに終わらせねば…ということで,思い立ったその場で食べることにしたのだ。強烈に美味しかった。仕込みというものはとても大切である。

 

午後からインド映画鑑賞会のためにThe Chanceryホテルに出かける。少し早めに着いて銭湯にゆっくりと入る。浴場にインド人の工事夫が3人ぐらいいてサウナだかなんだかの設備を点検していたのでちょっと怯んだけれど,このままだと永遠に入れないので開き直って堂々と入ることにした。出たあとで思ったんだけど,普通に手ぬぐいで隠せば良かったんだよね。あぁ,インド人の皆様に粗チンを披露してしまった。なお,お風呂自体は例によって手足を大きく伸ばせてとても快適だった。

 

その後,ホテル内に会場を移して映画鑑賞する。今回はホラー映画で,貞子とかあの方面の演出に悲恋や悲劇を混ぜた内容。例によって突っ込みどころは多いものの,けっこうビクッとしてしまう怖い場面も多くてなかなか面白かった。

 

観終わってからホテル内の和食レストランに席を移して参加者同士の懇親会。「ブログ見てますよ」と言われてドキっとする。あと,以前もお会いしたMさんと再び中近東トークが盛り上がる。前回はオマーンがとても良いということを吹き込まれたのだけれど,今回はそれに加えてバーレーンとヨルダンも素晴らしいというお話をされていた。ヨルダンっていえばヨルダン川西岸と連想し,そこからパレスチナイスラエルというキーワードが浮かぶ。危険な気がしますが…と訊くと「そんなことぜんぜんないから」と一蹴される。回りの席の女性陣の方々も中近東に行ったことのある人がおり,太鼓判を押す。オマーンは中近東の中では最高に安全で,中近東初心者向けに最適な場所だそうだ。バーレーンもヨルダンも同レベルで素晴らしく,またイランもトップレベルに良いという。

イランか。イランね。実は同じ会社の女の人が先日イランに単独旅行してきたという話を聞いており,その人によればイランはやはり風光明媚・平和・安全で観光に最適なスポットであるらしく,なんとなく日本人がニュースを見ていてイメージする危険な場所というイメージとはかけ離れているとのことだった。また,イランの現地の人にそういうことを率直に言うとみんなプライドを害されて不機嫌になるという。つまり,それぐらい平和で楽しいところなのだそうだ。個人的にイランに行ってみたくてずっと悶々としていたので,これでだいぶ背中を押された気がした。

 

反対に,行くべきでないところとしてはシリア・トルコ・イエメン・カタールの名前が挙がった。シリアとトルコは言わずもがな。トルコは基本的には安全サイドな国らしいけれど,最近はテロ騒ぎが起きたり選挙の余波で社会情勢が不安定だったりと,そういう理由で今は止めとけということらしい。イエメンとカタールについては,Mさんが「つまんないからホントやめときな」と,これ以上無いほどつまらなそうな表情で熱弁を奮っていた。

 

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