新聞代

新聞を定期購読するようになって以来、本当に切れ目なく毎日届くようになり、スポーツ欄と芸能欄以外は毎日ちゃんと目を通すようになった。Times of Indiaだけだと何となく内容が一般的過ぎて浅い気がしてきたので、今後さらにインド版日経新聞らしきEconomic Timesでも追加購入してみようかと思う。

 

ところでしばらく前からの疑問なのだが、新聞代の正式な支払い方が分からない。マンション入り口の受付の人に訊くと「月末に請求が行くから大丈夫」と言うのだが、もう8月が終わって9月も5日を過ぎたのに、まだ何も来ない。相棒が昨日また訊き返したら「大丈夫だから心配するな」と言われたという。仕方がないので追って沙汰があるまで待つことにした。確か月300ルピーぐらいだったはずで、ごくごく安いものではあるのだが、支払うべきものを払わないというのはやっぱり悪いことであるし、不誠実なことをしている気分でモヤモヤする。300でも600でも払うから、早く決着させたい。

 

そう思ってついさっき06:30に玄関を見たら、まだ新聞が届いていなかった。ひょっとして向こうは向こうで「あの家のヤツはぜんぜん金を払わねぇ。不届きなヤローだ」とでも思っているんだろうか。ちょっとドキドキ。

和食を作ってくれるメイドさん

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家の掃除をするメイドさんに加えて、一ヶ月ほど前から料理専門のメイドさんも雇い始めた。といってもこちらは週に一日パッと家に来て料理をして帰っていくという程度なのだが、和食にもかなり熟達した人で、相棒によると、冷蔵庫を眺めながら目に付いた材料であっという間になんでも作ってくれるのだそうだ。もちろん、スパイス類や粉類の材料があればカレーやドーサやサンバルなども作ってくれる。これがまた美味い。

 

写真にあるのは左が豚肉の生姜焼きで、右がヒジキの煮物であるが、どちらも完璧な日本の味付けで、スパイスの要素は微塵もない。一度にそれなりの量を作ってくれるから、家族三人で食べても二〜三食ぐらいは保つので、翌日も食べたりお弁当の具にしたりと重宝している。インド料理なら作るついでに作り方もレッスンしてくれ、かなり参考になるらしい。驚くべき人もいたものだ。

人の名前

たった1日休みを入れただけで未読メールが100通を超えたりしていて、休み明けはメール処理するだけで1日が終わったりする。日本だと誰にとってもよくある風景だと思うが、インドでも意外とそうなる。最近はインスタントメッセンジャーを使ってコミュニケーションを取るほうが多くてメールはそのうち廃れるだろうなんていう話もほうぼうで見かけるようになったけれど、この調子だとまだ当分なくならないんだろうな。

 

まったくどうでもいいのだが、いろんな人と話していて一つ気付いた、なぜかウケる黄金パターンを今日見つけてしまった。話の切り出しに自分しか知らない具体的な個人名を混ぜこむと、なんかそれだけで聞いてる人が思わず吹き出すことが多いのだ。

  • 「あのさ、小学校の時の同級生で青山ってやつがいたんだけどさ…」
  • 「昔俺の近所に馬場ってやつがいて…」

みたいな感じ。これがまたインド人相手に英語で言っても効く。「前付き合ってたパートナー会社のChandraってやつが…」みたいなことを言ったら、相手はそれを聞いて応えながら突然笑いだして止まらなくなってた。なんなんでしょうな、これ。思わず「知らんわそんなヤツ」ってツッコみたくなるところが笑えるんだろうか。

プーケット(3)

今晩11時過ぎにバンガロールに戻るのだが、既にしてテンションが極限まで下がってる。いまバンコクの空港で乗り継ぎ中だが、このまま永遠に空港と一体化して時を過ごしていきたい。

 

 

 

 

 

 

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というダウナー系の締めくくりで終えるつもりで一度投稿したのだが、空港内の食堂で久々に食べたもち米マンゴーの練乳ぶっかけスイーツで血糖値が回復したのと、エミレーツ航空の超美貌CAの皆さまが金色(敢えて「こんじき」と読みたい)のオーラを放って颯爽と歩いていく姿を目にしたので少し回復して更新しておいた。

プーケット(2)

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癒しという言葉以外に頭に何も浮かんでこない。しかし見事に日焼けし、今は火だるまのようになって水シャワーを浴びています。

 

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ホテル周辺は見事に何もない田舎風景なのだが、タクシーで10分程度のところにBoat Avenueというちょっと拓けた場所があって、気軽に街に繰り出したいときはココに来ることになる。

 

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こういうスーパーがあり、気軽に入ってみたら実は品揃え・品質ともに成城石井的に極限まで強まってる場所であった。

 

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白タマネギがキロ当たり435バーツと書いてあった。小数点の打ちもらし(43.5)かと思って店員に確認してもやっぱり435だという。品質はインドの始末に負えない赤タマネギと比較するほうが失礼なほど上等だろうけれど、それにしても、と言いたくなる。

 

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ニンジンもキュウリも隆々とマッシブで形良く色ツヤ良く、こいつらに比べたらインドのキュウリもニンジンもブルワーカーに出会う前の貧弱な男の見本みたいなものである。明日帰るから買わんけど。

 

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プラプラと散歩して、Onlineという謎の店で夕食。コテコテのタイ料理屋で、マッサマンカレー・ガパオライス・空芯菜の炒め物をいただく。

 

明日現実に戻ります。

プーケット

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2度目のプーケット。タイはいい。目にする万事に癒される。

 

と、余裕そうに写真を撮っているがこの時点では体調はまだまだ優れず、けっこう辛かった。水を飲んでひたすら日光浴してジワジワと汗をかき、夕方からやっとマシになってきた。

風邪・火災騒動・プーケット出発

明日金曜日はお休みを1日もらって週末にかけてプーケットに行くのだが、今日の11:00ごろから急に体中の筋肉や関節が痛くなって熱っぽくなってしまい、大事を取って15:00ごろに早退させてもらうことにした。家に帰ってルルを飲んで寝て、17:00頃に起きて熱を測ったら37.8℃。結構な熱である。21:00過ぎには家を出発するので、それまで水を飲んでひたすら寝ることにした。なんとも間が悪すぎる。

 

ルルのおかげなのか汗を大量にかいたためか、まだ関節や筋肉が痛いものの20:00ごろには多少持ち直した。今のうちにシャワーを浴びて汗を流して準備しようかと思ったら、今度は相棒が「なんだか煙臭い」と言い出した。たしかに線香ともちょっと違う煙っぽい臭いが部屋の中に漂っている。自宅でボヤでも出してしまったかと焦ったが、玄関を開けたら理由が判明した。廊下一面が煙に包まれていて、どう考えても火事としか思えずさすがに腰を抜かした。しかし、相棒が階段を使って受付に向かう途中で原因が分かった。降りていく途中の階でとあるオジサンに出くわし、「火事みたいで怖い」と説明したら、いっしょに付いてきて調べてくれたのだそうだ。で、7階のあるお宅がドアを開け放しており、そこからもうもうと煙が出ていることが分かった。中では僧侶っぽい人が複数人とその家の住人と思しき人達がいて、ろうそくをむやみやたらと灯しながらガンガンお香を炊き、深刻そうにお祈りをしていたのだという。そのオジサンは「ああ、これはPrayingだから大丈夫だ」と説明して相棒も納得し、スッキリした顔で家に戻ってきた。

 

それにしてもだ。
日本人的な感覚だと非常識極まりないように思えてしまうが、周囲のインド人の住人たちはまったく気にしていないようであった。まさに文化の違いということだろう。日本がもし今後移民を受けいれる方向に舵を切って、アジア域からの移住者が増えてきたら、こういうことが日本でも起きて、ちょっとした摩擦の原因になるんだろうな。僕はぶつくさ文句を言いつつ大抵の環境なら普通に生活していける気質なので、日本がそういう移民社会化することに対しては特に良いとか嫌だとかいう気持ちはないのだが、ふと10年後・20年後の日本社会に思いを巡らせてしまった。

 

そのうちに出発時間が来たので家を出ることにする。ルル様はいつまで効果を維持してくれるだろうか。ビールを飲みたい気持ちも起きないので、移動中はひたすら寝ることにしよう。