アイス屋の閉店・Sunny’s

職場のカフェテリアで昼食を取ったあと、近くにあるアイスクリーム屋に行った。折に触れてここでアイスを買い食いするので店員の兄ちゃんともすっかり顔なじみになったのだが、昨日すなわち金曜日に行ったら「今日で店じまいなんだ」と言われた。何気にショックである。「儲からなかったのか?」と訊いたら、吐き捨てるような口調で「Yah, no profit!」と言われた。まあ、カップアイス(小)が一個50ルピーぐらいだから、1日に100個売っても5000ルピーなわけで、そりゃ儲からないだろうな。

僕はいつも小カップで頼むのだが、今日はその兄ちゃんは無言で大カップを出してきた。さては馴染みだった俺に感謝して最後にオマケしてくれるのかな、と超ムシのいいことを思って胸をときめかせていたら:

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ですよね〜。単に小カップの在庫を切らせていただけだったらしい。ちなみに小カップはこの直径の半分ぐらいである。

こういう、どこを切ってもインドな空気の読めなさとサービス精神の無さに馴染みきったせいで、日本に戻っても寂しくなる体質になってしまったんだろう、僕は。

 

夕方、日本側の大ボスがデリーから到着。事業計画の説明を伺ってからSunny‘sへ。

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スパイス粥

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夜10時ごろにムンバイから帰宅。今回の旅は、往路はVistara、復路はAir Asiaだったのだが、どちらもほぼ定刻通りに離陸してくれた。珍しいこともあるものである。帰ってきたら早々に泥のように寝た。

 

写真の食べ物は、名前をど忘れしてしまったがマハラシュトラ州の名物であるそうで、スパイスと豆でご飯を煮込んだお粥である。出先の人が昼食としてデリバリーで手配してくれたのだ。同行のインド人は「胃腸の調子が良くなかい時は、これをさらにマイルドにして食べることもある」と言っていたので、まさにお粥の位置付けなんだろう。これが、まるで期待せずに食べたら、優しい味わいにも関わらずしっかりとスパイスや塩味が感じられてとても美味しかった。

ムンバイ出張

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朝3時に起きて4時に家を出て5時に空港に着き6時過ぎのフライトに乗って8時にムンバイに着くという旅。今回は自分以外の4人全員がインド人という構成で出張したのだが、普段元気な彼らもさすがに一様にテンションが低くて、移動中は僕も含めて全員が爆睡した。

 

そういう強行軍のためか、僕はクレジットカードとデビットカードを家に忘れるという大ポカをやらかしてしまった。同行者に肩代わりしてもらったから助かったが、一人旅だったらホテルに泊まれずホームレス状態だったろう。

 

Radissonというボチボチなホテルに泊まることになったのだが、ボチボチと言っても充分綺麗で、なんと言っても日本のホテルより広い。やっぱり日本のホテルは狭すぎだろう。

インドに染まったと判明した日

日本出張など一切なかったかのように自然にバンガロールでの仕事に復帰した。正直なところ、日本出張中も途中から半分ぐらい「はよインド帰りてぇ」という気分になってたので、今のほうが快適である。赴任当初の頃からすると信じられないほどの心境の変化だが、結局住み慣れた家や家族のある場所が一番ということか。インドに日本のコンビニがそのまま存在していて週刊SPA!日刊ゲンダイプレモルさえ買えれば、もう何も言うことはない。

 

明日は3時起きでムンバイ出張なのでもう寝ます。

帰った

0時を回ったけれど無事に帰着。結局スーツケースの重量が31kgになって、成田で超過料金6000円取られ、さらにムンバイでIndigoにも超過料金4000ルピー取られ、合わせてだいたい12000円ぐらいの出費になってしまった。買い出しは、やっぱり頭数が多いほうが良い。なお、今回の重量の半分以上は家族の要望による駄菓子と洗剤類である。

 

前々からとっくに分かっていたことだが、ANA/JALでもっとマイルを貯めたいと思ってバンガロール→ムンバイ→成田にするといろいろ大変なので、やっぱりバンガロールシンガポール(かバンコク)→羽田という鉄板ルートがベストだという至極まっとうな結論を、超重いスーツケースと共にムンバイのターミナル間を移動しながら改めて噛み締めた。