SAFI(2)
カルナータカ州立記念日は終わったけれど引き続き今度はディワリの時期に突入するのでお祭り騒ぎがいつまでも続く。相変わらず、日がとっぷり暮れたのに外がいつまでもうるさい。
SAFIはそこまで駄目な味でもないと主張しておきながら、二日目にしてすでに飲むのが嫌になっている。なんとか続けたいと思うのだが、家に置いてあった1リットルパックのりんごジュースを使おうと思ったら、未開封だったので相棒に駄目と言われた。しからばと冷蔵庫を眺めたら牛乳や豆乳が出てきたが、これらに溶かしたときの味は想像するだけでも耐えられなかった。あとはヤクルトか…。なんとなくあの風味で中和できそうな気もしたが、あの小瓶一本だと量が心もとない。ここは我慢してまた水で飲むかと覚悟を決めたところで、ひとつ思い出した。まだアップルクランブルが少し残っているのだ。そこでティースプーン2杯分の原液をシロップのようにかけて食べてみたら、エグさがだいぶ薄れて普通に食べられるようになった。あと二食ぶんぐらい残っているので、これで明日明後日はしのげるだろう。その後のことはシラネ。
SAFI
昨日木曜日が祝日だったということもあって今日は年休を入れている人が多く、職場は普段よりも閑散としていた。僕の部署なんて半分以上は休んでいたと思う。
僕は人生でニキビというものに悩まされたことがない。高校ぐらいの頃に多少はあったのだが、すぐに治って忘れてしまうような程度だった。スニッカーズを食ったらうんたらかんたらという話は良く耳にするし、実際に食べていたら横からそういうことを囁かれたこともあったが、それでニキビが出たことなんかついぞない。
しかし、それでも顔にたまに吹き出物が出る時がある。ニキビというわけではなく、どちらかというとアトピーの副産物みたいなものだと思うのだが、ある日ふいに頬や額が妙に痒くなって、ポリポリひっかいていたら、その表面にできている針の頭ほど小さいおできのようなものをブチッと破いてしまい、そこから血やらリンパ液やらが結構出てくるのだ。膿とかは一切出てこないのでニキビではないと思うが、一度そうなると完全に傷が塞がるまで地味にチクチクと痛むし、しょっちゅう気になってしまうので意外とQOLが損なわれる。これはなんとかしたい。
というわけで、日本でもごくごく一部の人には有名らしいSAFIというものを買い求めてみた。買い求めてみたといっても超ご近所のGalaxyの地上階にある薬屋で買っただけである。
血を浄化してくれるんだそうですよママン。ニキビなしでつやつやのお肌に!みたいなことが書いてある。自分のがニキビかどうか知らんが。
いろいろ薬効あらたかな草木が使われているらしい。薬草28種類の抽出物が使われているそうだ。別サイドに書いてあるが、1日1回、10ml(ティースプーン2杯程度)を250mlの水に溶かして飲むらしい。
200mlのボトルなのでちょうど20回分だ。そうだとすると瓶の中央の21という数字の意味が良く分からないが、気にしないことにする。これで95ルピーだった。
ボトルの中身はこんな液体である。ドロっとしていて見るからにエグそう。臭いもいまいちで、どこを切っても不味そうという気持ちしか湧かない。
日本でたまにどの新聞にも1面をまるまる使って万田酵素の広告が載っていたことを思い出した。そこでは何種類もの薬草から酵素を抽出して凝縮するということが説明されていて、やはりこういう感じのドロっとした黒い液体の写真が載っていたように思う。このSAFIもたぶん同じ路線の商品なんだろう。
水に溶かしてみたら薄茶色く透き通った液体になった。まったく食欲がそそられないが、意を決して飲んでみると、意外とそこまで「駄目」なものでもなかった。一気に飲んでしまえばどうということはない。青汁は飲んだことないが、あれよりきっとマシなんじゃないだろうか。
とりあえずこれを20日続ければいいんですね。はい。
カルナータカ州立記念日
朝っぱらからマンションの入り口広場でスピーカーからガンガン音楽を流されて目が覚めた。予期してたことなのでもうぜんぜんヘッチャラ。朝ごはんを出している(ひとり125ルピー)ので家族で食べにいった。
まあ、いつもの南インド料理です。ドーサはいつ食べても美味いのだ。
夜の部は何やら偉い人たちのスピーチやら戴冠式っぽいのやらなんやらがずっと執り行われ、その後は例によって大音量で歌いまくり曲流しまくりのお祭り騒ぎになった。
そんな様子を尻目にひさびさにDistrict 6に行って夕食を食べた。入り口付近にいつも野良犬が数匹いるのだが、今日はなんと仔犬たちがいた。超かわいい。成犬はどいつもこいつも痩せて貧弱な感じだが、仔犬たちは毛並みがまだ綺麗でモコモコなので超愛くるしい。栄養不良気味な母親に群がってパイオツドリンク飲む姿がたまらん。
ハロウィン
明日はカルナータカ州立記念日であり祝日である。というわけでどこもかしこもこんな具合にお祝いムード一色だった。
と思ったら、その陰でハロウィンも頑張っていた。新聞の見出しまでハロウィンを主張している。これはなかなか良いデザイン。こういうオシャレでメルヘンな絵柄は好みである。切り抜いて残しておけば良かったな。捨ててしもうたわい。
マンションの前までも。たまに仮装している子供たちがいたが、特に中国のカンフー道着を着たインド人の女の子が超可愛かった。っていうか萌えた。
しかし、お菓子の準備をしていなかったのでお菓子よこせの訪問に来た子供たちに満足にお菓子をあげられなかった。不覚。
筋肉痛で死にそう
胸が外側から猛烈な水圧を受けて締め上げられて苦しく、このままだと窒息するかもと思ってゾクッとしたところで目が覚めた。その瞬間、胸と腕の両方に強烈な筋肉痛を感じた。しかし、あの強烈な疲労はいちおう回復したらしいので、出勤前に30回+20回の50回の腕立て伏せをこなす。筋肉痛のせいで大胸筋が肉離れしそうである。こういう時は休むのが正解で、筋肉痛を無視して負荷をかけ続けるのはオーバーワークになってしまうらしいが、なにしろ例の100回30日間に挑戦した兄ちゃんは何がなんでも毎日やり通したらしいので、僕も筋肉の超回復だとかなんだとかは気にせずひたすら励むことにする。
帰ってきてからも30回+20回で50回を実施し、合計100回達成。なんとなくこのパターンで毎日やっていけばなんとかなりそうな気がする。肉食いてぇ。
アップルクランブル、腕立て伏せ100回作戦
アップルパイが好きで、近所の喫茶店にはそういうものを出してくれる場所が無いからいっそ自分で作ってみようと思い立ったのだが、やっぱりパイ生地を作るのが何としても面倒である。出来合いの生地を買おうにも、Hypercityでは売っていなかった。どうにかならんものかと思ってヘロヘロとネットを見ていたら、良いものを発見した。
練ったパイ生地を休ませるだとか底のパイ生地を素焼きして固めるだとか、そういう面倒なことが不要なので、土曜の夜更けにさっそく取り掛かってみた。
上部のいわゆるクランブル部分は、本来はパン粉のようにもう少し細かくなっているべきなんだと思うが、たぶんバターを多めに使いすぎたせいか、もったりとしてクッキーの塊みたいになってしまった。とはいえ、これはこれで風味があって美味しい。
実際に食べてみるともう少し砂糖をいれたほうが良かったと反省したが、まあ充分食べられる味である。レモン汁とかを足せればもうちょい爽やかにできたと思うんだが、HypercityやBig Bazaarでまともなレモンを見たことがないので諦めることにした。これはこれでOKということにしたい。改善ポイントも見えたし、やる気満々になってHypercityで買ってきた500gバターがまだプリタツに残っているので、家族の白い視線をスルーして今後もガンガン作る予定。
出っ腹の若者に負けた悔しさで胸が張り裂けそうになりながらネットをさまよっていたら、こんなページを見つけた。
一番下の方にBefore-After写真があり、正面と横から見た図はあまり変わり映えしないのだが、背面に違いがはっきり出ている。続けていればサムシングが得られそうな気がした。Facebookのコメント欄を見るとどいつもこいつもボロカスにケチを付けているのが気になるが、とりあえず今日から取り組んでみることにした。
33回で力尽きた人間がいきなり連続で100回に挑んでも無理なので、まず最大限やって、その後その半分程度の回数を小刻みにやってみることにした。最大限でやると36回だった。金曜日よりちょっと多いが、それでもあの若いのの結果より1回少ない。とりあえずここが限界だったので、そこで2〜3分休んでから、次に24回やって合計60回にし、最後に20回やった。この20回を終えた時点で手を肩より上に挙げることすらできないほどヘロヘロになったので、とりあえずここまででいったん区切って、あとは夕食後に残り20回をやることにした。2時間ぐらい休めば充分こなせるだろう。
…甘かった。2時間後どころか3時間後の夜9時に試したのだが、それだけ休んだあとでもたった一回すらできないほど筋肉が消耗しているのだ。何度試しても腕を曲げて胸が地面に付いた瞬間にもう支えきれなくなる。こんなにも疲労が残るものなのか。正直びっくりである。ちょっと思案し、無念だが膝を付いた形で続行してみた。この状態でも相当厳しいのだが、それでも5回ぐらいずつ休んでやっと20回を終えた。正直なんとなく敗北感があるが、これで気持ちが折れたら負けなんだろう。とにかく明日以降も続ける所存。