カンナダ語

朝:シリアル

昼:社食カレー

夜:外食

 

職場のボスが最近カンナダ語を会得し始めて,お茶汲みやお掃除の人に積極的に使っている。会得といっても完璧な文章ではなくて簡単な言い回し程度だけれども,聴いているとこれが結構面白いし,バンガロール出身でカンナダ語母語の人たちにはとても喜ばれているようである。そういうわけで僕もちょっとした単語を学んでみることにした。学ぶといってもお茶汲みやお掃除の人に「Tea pleaseはカンナダ語でどう言えばいいのか」「94はカンナダ語でどう言えばいいのか」みたいなことを訊くだけだけど。なお,94というのは社食カレーの値段。もともと75ルピーだったのにGSTが施行されてからやけに値上がりしよった。そして,94はトゥンバットゥ・ナールクと言うらしい。また一つ賢くなってしまった。チェナギデ!

ウイスキー

朝:シリアル

昼:社食カレー

夜:自炊

 

うーむ,ネタがない。ないわけでもないけれど仕事に密着したことはなるべく書かない主義なので,やっぱり書くことがない。そういうわけで過去の未採用のネタを出す。

 

職場には,日本からの出張者や保養休暇で日本に一時帰国した人たちがお土産として買ってきてくれた酒類が保管してある。各部署の書類入れのキャビネットの中の上段か中段あたりに,業務書類に混ざってそういう酒瓶や紙パックがぎっしり詰まっている。こういうものは大抵は和食レストランで飲み会をするときに一つ・二つぐらい持ち込んで消化していくのだけれど,最近はいろいろ取り締まりが厳しいということもあって持ち込みNGとレストラン側から言われることが多くなった。

 

そういうわけでここ数ヶ月は酒類が溜まっていく一方だったのだけれど,2週間ほど前だっただろうか,「そろそろ処分しようぜ = 皆で好き勝手に持って帰ろうぜ」ということになって,ボスの号令のもとで棚卸しをした。するとジョニ黒のボトル以外はすべて焼酎だった。僕は実は焼酎があまり好きではない。嫌いでもないけれど,他に選択肢があれば100%焼酎以外のものを選ぶほうだ。日本にいた時,飲み会の場でいつの間にか焼酎をボトルでオーダーしてどんどん水割りやロックを作って人に振る舞う(しかし自分はほとんど飲もうとしない)のが好きな人がいたけれど,僕はそれを無視してひたすらビールやウイスキーばっかり飲んでいた。たまにその人のノリに負けて焼酎を受け取って飲むと,大抵は翌日二日酔いになってゲロを吐いていた。

 

だから,棚に置いてある酒を見ながら,自分はなんとしてもジョニ黒にするのだと狙っていた。しかし,他の人達はみんな一も二もなく焼酎ばかり選んでいく。その様子をぼんやりと眺めながら,そっかーみんなそんなに焼酎好きか,おれ日本酒があったら100%そっちだけどなー,なんてことをふわふわ考えていた。そして最後にジョニ黒が残り「あ,それ僕がもらいます」と言ってあっさりゲット。

 

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そしていま呑んでます。世界一うまいなぁ。なお,この前なんとはなしに酒屋でいろんな酒を眺めていたら,ジョニ黒のボトルは6900ルピーだった。12000円近くする。うひょー高っ!インドは外国産の酒に対して厳しい関税を課しているのでこうなる。そういうわけで,和酒はもちろんのこと,たとえ洋酒であっても,そこそこ上等なやつをお土産に持っていってあげると日本人駐在者はたいそう喜びますよ日本の皆さん。

毛布をクリーニングに出した

朝:シェラトン

昼:なし

夜:外食

 

また風邪をひいて鼻の奥と喉が痛い。たぶんデリー出張時に拾ってしまったんだろう。遠出をして人混みに行くと本当にロクなことがない。

 

毛布のクリーニングの引き取りは,朝8時どころかなんと7時にやってきた。大抵のものは収まりそうな巨大なビニールバッグを持ってやってきた若い兄ちゃんに「早いね。ベリーグッド」と言ったら「もちろんですサー!お客様には多くの選択肢がありますが,私たちはお客様のことだけを考えます!」みたいなことを力説してきた。口上が長いので「じゃあ毛布よろしく」と手渡すと,「毛布以外にも何かあればどうぞ」というので,ついでだから枕と背広もクリーニングに出すことにした。背広のほうは「5つ星のホテルにあずけてクリーニングしてもらうから」という。確かにそれなら安心。ただ,毛布を畳んでギュウギュウに押し込んでいったそのビニールバッグの中に背広も無造作に畳んで隙間に押し込んでいったのでちょっと不安になった。せめてボタンが外れたような状態で返ってこないことを祈る。

返ってくるのは5日後すなわち金曜日で,料金の支払いもその時で良いという。とにかく背広が無事で帰ってきてくれることを祈りながら兄ちゃんを送り出した。

 

さて,毛布も枕もないとさすがに困るので,シェラトンで朝食を食べた後,ひさびさにBig Bazaarに足を伸ばして毛布と枕を買ってきた。家に帰ってさっそく使ってみるとなかなか肌触りが良くて気持ち良い。体調が悪いこともあってそのまま二度寝した。これからは1ヶ月おきぐらいにクリーニングに出すことにしよう。

毛布のクリーニング

朝:餅

昼:オレンジ

夜:外食

 

冷凍庫を漁ったら餅が4個あったので、レンジで2分ぐらい温めてから砂糖醤油をかけてゴマで和えて食べた。美味しいけど腹にたまらない。やっぱりタンパク質喰わないとダメだな人体。

 

毛布をクリーニングに出すことにして、金曜日のうちにThe Laundry Basketのアプリで改めて土曜日の午前10時から11時の間に引き取りに来るように注文をかけていた。で、ずっと待っていても誰も来ず12時になってしまったので、直接電話してクレームをつけたら住所を教えろと言う。住んでいるところの区の名前を言うと、キーボードを叩く音がした後「その地域にはサービスしていない」とヌケヌケと言いやがる。語尾にSirを付けてるくせに妙に偉そうなのでカチンときて「でもアプリでは受け付けてくれたではないか」と言い返しても「その地域ではサービス提供していない」の一点張りで、気がついたら10分も経っていてついに根負けしてしまった。とりあえずその場は矛を収めたが、アプリの評価サイトを見てみたら似たようなクレームを書き込んでいる人が多かったので、僕もボロクソに書いておいた。今こうして日記に書いているだけでも胸糞が悪くなる。

 

で、またインターネットで調べてみたら、LaundroKartなるサービスが見つかった。早速アプリを落としてみたら、「アカウントを作ってください」と言ってくる。これはまあ仕方ないかと思い、メールアドレスやら電話番号やらを入力して送信ボタンを押すと、そこでアプリが異常終了した。何度繰り返しても同じところで落ちる。んもーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとイライラが絶頂に達してしばらく腕立て伏せとか腹筋してた。

 

しかし諦め切れず、そのサイトを見ていたら電話でも注文を受けてくれるらしいと判明。早速電話すると予想外に丁寧な物腰で注文を取ってくれたのでちょっと気分が良くなる。「4時に受取人がそちらに向かいます」と言うので待つことにした。

 

すると3時過ぎぐらいに電話が来た。おっマンションに着いたのか!?と思って電話に出ると、確かに受取人だったけれど、なんと今日は引き取りに行けなくなったと言ってきた。また血圧が上がったが、ひとまず丁寧に事情を聞いてみた。すると「前の客の注文が事前に聞いていたものよりも多く、それで荷台が満杯になってしまった。どうしてもいったん支店に戻らなくてはならないのだが、片道1時間以上かかるので、改めてそちらに行くと夜になってしまう」と言う。

ちょっと考えた。確かにもっともらしく聞こえるが、嘘を言ってるかもしれない。そういう目にはさんざん遭ってきたのでこっちもいいかげん疑い深くなっている。ただ、今回の場合、彼が「自ら」「1時間も前に」言ってきた。これは今までのケースとは明らかに違う。きっと本当なんだろう…。なんてことを2〜3秒のうちにぐにゃぐにゃ考えていたら「なので、明日の朝一、8時に引き取りに行きたい」と提案してきた。これも意外な展開。思ったより誠実な人に思えてきた。なのでOKとすることにした。これで明日来なかったら店にさんざんクレームつけてやる。さて、どうなることか。

デリー出張

朝:空港食・機内食

昼:なし

夜:空港食・機内食

 

本日はインドの本社での打ち合わせに出席するためにデリーに出張した。いろいろ逆算するとなんとか日帰りができそうな気がしたので,思い切って試してみた。そういうわけで朝7時に家を出てまっすぐ空港に向かう。空港で朝食を済ませて9:45発のフライトに搭乗すると,デリーに着いたら12時を回っていた。

 

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空港で食べた朝食。ドーサというやつ。これはスパイシーなのが苦手な人でも安心して食べられる。

 

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会社の庶務担当さんが朝食付きオプションを手配してくれたので機内食が出てきた。たとえ空腹じゃなくても,こういうのが出ると食っちゃうのが人の性。

 

飛行機から降りた瞬間にモワッとした熱気を感じた。あとで確認してみると33℃だった。いちおうモンスーンの時期だけに5月や6月ほどじゃないけれど,バンガロールとは比べ物にならない暑さ。早くもバンガロールにとんぼ返りしたくなる。

 

さて,実は飛行機が飛んで1時間ぐらいしてから猛烈にう◯こがしたくなっていて困っていた。LCCなので飛行機から降りてからバスに乗ってノロノロと到着ロビーまで移動するあたりが苦しさのピークで,日本の相棒とLINEでひたすら会話をして気を紛らわせ,バスから降りたらダッシュでトイレに直行して助かった。2chでたまに「電車の中でう◯こを漏らして人生オワタ」とか「初デートでう◯こ漏らした死にたい」的なスレが見つかることがあって,今までは「どうせネタで書いた作り話だろう」と思っていたけれど,なるほど確かに本当にそういうこともあるかもしれないな,と今日ちょっと思った。

 

空港からバスを使ってメトロ駅まで移動し,そこからはメトロで会社まで直行する。デリーの空港にはターミナルが2箇所あって,LCCはちょっと外れたところにある第1ターミナルに集中している。そのせいでメトロ直結になっておらず,わざわざバスを使って20分ほど移動しないとメトロの駅に辿りつけないので不便極まりない。これは本当になんとかしてもらいたい。

 

会社で打ち合わせ。これはつつがなく終了。空調が効きすぎていて寒かった。しかし本社だけあってバンガロールのオフィスよりもいろいろ設備や環境が豪華で,その点ではずっと働きやすい気がした。

 

18:00過ぎに退社してメトロで空港まで直行。帰りの便はLCCではないのでメトロ直結のターミナル3になる。これが本当に便利で,会社から空港までわずか25分だった。しかも運賃は60ルピー。これが例えばドライバー会社で車を手配していたら1000ルピーぐらいは掛かっていたはずだ。運行時間は正確,渋滞に巻き込まれるリスク無し,交通事故の可能性はほぼゼロで超安全,大して混んでいないので大体座れる,清潔,おまけに安いとなると,メトロを使わない手はないだろう。

 

空港で一杯呑み,定刻に出発。考えてみれば行きも帰りもいっさい遅延なく出発できたのはかなり珍しいことかもしれない。機内でもまた機内食が出てきた。そのあとはうつらうつらと寝ていたら,なんと自分の両隣のインド人のおっさん達が,僕を挟んで僕の顔越しにワーワー会話し始めて閉口した。

 

バンガロールに着いたら23:45。家に着いたら00:30。日帰りとはいかなかったか。次は無理せず一泊しよう。

 

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おまけ。デリーはやっぱりそれなりに整然としていて都会に見える。

誕生日会(不発)

朝:なし

昼:社食カレー

夜:なし

 

だいぶ前に,同じ部署内で誕生日を迎えた人をケーキでもてなすというイベントがあった。あの時以来ずっと企画されることなく今に至っていたのだけれど,先週ぐらいにインド人の何かにつけてエネルギーに満ち溢れた上司がとつぜん「そういえばHさんの誕生日が先月にあったし,来週はKの誕生日だな!じゃあアレやろうか!」と言い出し,「そうですね」と生返事したら「じゃああまけんさん,ケーキ手配してきてくれたまえ!」と突然責任を振られた。

 

そういうわけで頑張ってケーキを手配してきた(2400ルピー)のに,しかも3日前に開催通知まで出しておいたのに,今日になって出張やらドタキャンやらで同じ部署のメンツが半分以上不在だった。仕方がないので関係ない部署の人を呼んでむりやり数合わせをし,昼3時ごろからサンオツばっかりでケーキを食べてHさんだけの誕生日祝いをした。切ない…。っていうかあんなに気合が入ってた言い出しっぺの上司まで不在ってのはどういうことか。書いていてだんだん腹が立ってきた。