Hulu(日本アカウント)からAmazon Primeに切り替えた

ムンバイ出張から帰ってきて,さあ寝ようと思ったら,とある稼働中のサービスの様子が順調でなく,気が気でなくなってしまう。そのせいでいまいちゆっくり寝られず,家からいちいちシステムの状況を注視しはじめてしまい,合間合間にうつらうつらとするような状況に陥ってしまった。けっきょく翌朝土曜日の09:00過ぎぐらいにすべて解決したけれど,このあとも大丈夫かどうかが気になってしまい,お昼前ぐらいまでずっと様子を見ていた。そのへんで力尽きて,もう大丈夫だろうということにしてベッドに入り,目が覚めたら午後5時だった。うーむ。こんなことで土曜日が潰れるとは何とももったいない。

 

…というところでノロノロとベッドから起き上がり,といっても今日はもうあまり時間でもないし,家で映画でも観ることにした。さて,僕はHuluの日本のアカウントを持っているのだが,海外だと日本のアカウントは使えない。VPNを通せばなんとかなるけれど,通信速度が遅すぎてしょっちゅう映像データのローディングが発生するので,いいかげんイライラが最高潮に達してきた。そういうわけで,このたびHuluを解約して,インドのAmazon Primeのメンバーになった。こちらは最初の1年の年会費が499ルピーなので,700円ぐらいか。1年でこの額なので信じられないほど安い。これでAmazon Prime Videoが見放題ということで,さっそくいろいろ検索した結果,ホラー好きなのでInsidious Chapter 2(日本だと「インシディアス 第2章」)を観たらこれが想像以上に怖くて,もう今年で41歳だというのに震え上がったり要所要所でビクっとしながら最後まで観た。気がついたら20:00過ぎで部屋の中が真っ暗になっていて一層怖い。仕方ないので例によってDistrict 6にいってビールしこたま飲んできました。やっと寝れる。

ムンバイ出張

Hさんと共に日帰りでムンバイに出張した。例によってアラームを2個セットして05:00に起き,06:00から自分→Hさんの順番にピックアップしてもらって07:50のフライトでムンバイに飛んだ。帰りは18:40のフライトで20:30ごろにバンガロールに帰着。飛行機旅だと日帰りはキツイですな。

 

今日はダサラということでバンガロールもムンバイも街中が浮かれたムードだったけれど,出張先の会社のオフィスも微妙にふわふわしていて,日本で言うところの納会の日のような雰囲気がぼんやり漂っていた。

 

仕事の方はいろいろ順調だったので,それ以外の部分で面白かったことを書く。

 

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昼は先方にごちそうしていただいた。オフィスの近くにあるこじんまりしたショッピングモールの中にある中華料理屋に連れていってもらう。

 

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途中で見かけたぬいぐるみ。ドラえもんはこちらでも人気。しかし表情はもうちょっとマシなものをチョイスしても良いんじゃないか。

 

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中華料理屋でまずトマトとほうれん草のスープをいただく。甘い味付けがしてあったけれど,トマトのコクがあって美味しい。

 

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蒸し餃子。これも美味しかった。

 

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Kulfiというアイスクリーム。先方の人が強烈にプッシュしてきたけれど,中華料理でお腹いっぱいだったので最初はひたすら断った。しかしまったく諦めないので仕方なく一本おごってもらったら,これが甘いのにしつこくなく,上品な香りが口の中に広がって,予想外に美味だった。ありがとうございました。

 

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そのアイス屋の看板。こういうヒゲを生やしたいもんです。

 

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これは帰りの飛行機(Jet Airways)の中で配られた謎の物体。なんだろうかと思ってよく見てみると…

 

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なんと香水の試供品だった。こういうのは新しいな。

 

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この飛行機は,普段よく見かける「前方の椅子の背面にスクリーンが備え付けられている」タイプのものではなく,機内Wi-Fiで映画やゲームを配信する方式になっていた。画面も綺麗だし反応も良いしで言うことないんだけど,航路情報を見たらなぜかアフリカ大陸を横断していることになっていた。このあと19分で大西洋→南米→太平洋の順に横断してバンガロールに着くらしい。すごいなJet Airways。

 

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というわけで帰ってきました。あとはトイレしてシャワー浴びて歯を磨いて寝るだけ。

電飾

<以下は9月21日ごろに書いたものだけれど,間違って下書きとして保存してしまっていた。今更だけど気付いてしまったので投稿しちゃうことにする>

 

ムンバイの大雨・洪水はようやく落ち着いたらしい。バンガロールは本当に平和・平穏で素晴らしいですな。

 

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出勤途中の道に植えてある樹から,白い巨大なミノムシのようなものがたくさん垂れ下がっている。なんだろうかと思って良く見てみたら,これも電飾だった。これもいずれ煌々と点灯されるようになるんだろう。

そういえば,ミノムシなんて中学生になったあたりから一度も見ていないことに気づいた。小学生の頃,地面に落ちていたのを指でつまみ上げたら,ミノの中から茶色いキモい芋虫がムニュムニュと這い出てきて衝撃を受けたことをまざまざと思い出した。

投資をしませんかとインドの銀行から声をかけられた話 … さらにその後

深夜2時,猛烈な雨と風の音で目が覚めた。ベランダの壁に雨が強烈に叩きつけてくる音が凄まじくて,寝ぼけた頭でてっきり鳥かコウモリの群れが大群で襲ってきたのかと勘違いして飛び起きた。とりあえず換気のために開けていた各部屋の窓をきちっと閉じて二度寝する。朝には綺麗に晴れ上がっていた。

 

10:00ごろ,銀行のエージェントからまた電話が掛かってきた。てっきり処理が終わったことの連絡かと思ったら,「英語が分かることの証明書にサインをしてもらいたい」と仰る。なんのこっちゃと思ったら,「今までの書類に頂いたサインが日本語だったので,『自分は英語が読めて,これまでの説明の内容をすべて理解しました』という誓約書にサインが必要なのです」とのことだった。僕はパスポートも含めて書類へのサインは日本語(漢字)で書くことにしているので,その点について審査員から注文を受けたのだそうだ。もう職場のビルに来ているので,いつでもご都合の良い時に…という。ちょうどこちらも会議が終わった直後で切りが良かったので,今すぐ済ませましょうということにした。

 

その誓約書を読むと,本当に「私は英語が理解可能であり,これまで受けた説明はすべて了解したことをここに宣言します」という趣旨の文章が書いてあってちょっと面白かった。読みながらつい顔がニヤけていたら,エージェントが「これはあなただけではないんです。インドではいろいろな言語がそれぞれの地域の母語になっていて,英語が苦手な人もいるので,インド人であってもこういう書類を書く必要のある人は多いのです」と解説してくれた。まさにインド的な事情だな。あるいは,アメリカみたいな移民国家でもこういうことはあるのかもしれない(憶測)。

 

サインを済ませて手渡し,「今度こそ終わりですね?」と訊くと「はい,もう必要な作業はすべて終わっていて,この書類を審査員に見せてOKをもらえたら,その時点ですべて完了です」とのことだった。本当かなぁ。あまり期待しないで待つことにする。

インドを去る時

昨日に続き,本日もKWSMさんの送別会を行った。といってもKWSMさんはまさに今日の夜に飛行機に乗るので,インドでは文字通り最後の晩餐ということになる。昨日はDistrict 6だったので,今日は最寄りのショッピングモールであるOrion Mallの中の小洒落た店で5人でこじんまりと済ませた。

KWSMさんは都合2年半バンガロールに滞在した人で,海外駐在者としては平均的な滞在期間だろう。いろんな積もる話をしたけれど,皆で同意したのは「まぁ,外向けにはどんなにインドをディスっても,いざ去るとなるとたぶんグッと来ますよね」ということだった。どの国であってもそうだろうけど。

 

食事を済ませてから,Orion Mallの近くのシェラトンホテルに行き,みんなでKWSMさんを見送る。預けていたスーツケース2個を運ぶボーイさんを伴ってロビーから現れ,社用車に乗りこんで空港に向かっていくKWSMさんの姿を見送る。マンションに歩いて戻りながらYさんやIさんと共に「行っちゃいましたね」「いやぁ,あれは車の中で泣きますね」「あれは胸にクるでしょうね」ということをずっと話し合った。まあ,そうだろうな。あと半年か,1年か,2年か,何年居るか分からないけど,そう思える国に来れたことは,やっぱり幸せなんだろうなと思った。

ダサラのプレゼントの山

インド人二人の誕生日祝いが行われてケーキを食べ、明日帰任するKWSMさんの送別会でケーキを食べ、とケーキ漬けの日だった。

 

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食堂近くのアマゾンの宅配所近くにいろんな宅配物が山積みされ、職員たちが必死に仕分けしていた。訊くとどうやらダサラのプレゼントらしい。まさに今年一番の書き入れ時ですな。

投資をしませんかとインドの銀行から声をかけられた話 … その後

今日は一日中会議で終わった。たまにはこういうこともある。

 

銀行から投資話を持ちかけられた件で,いわゆる納税者番号を連絡する必要があるという宿題が残ったけれど,よくよく考えてみると,支払っているのは各種保険料であって税金ではないことに気づいた。普段の生活だと保険料も税金みたいなものだという意識がずっと頭にあったので,つい勘違いしていた。住民税も海外生活が1年を過ぎた時点で発生しなくなる(逆に言うと,日本非居住であるにも関わらず,最初の1年は住民税を払わされるのだ。とはいえ,これは逆も然りで,帰任した年度中は住民税を払わなくて良いので,最終的には辻褄が合う…はず)ので,その点では納税者番号を開示する必要は無いということになる。

その点をエージェントに電話で説明すると,ならばまったく問題なしということになった。ただ,先日の書類で「納税者番号開示の対象」という欄にYesとチェックしてしまったので,そこは訂正しないといけないから,もう一回会ってほしいと言われ,19:30にまた会社ビルのロビーまで来てもらった。どういうことかというと,日本では書類への記入事項を訂正する時に訂正印が必要なように,こちらでは線を入れて訂正した部分に自分のサインを小さく記入しなくてはならないのだ。世界どこでも似たようなルールなんだと思うが,インドでもこういうところはちゃんとしているんだなと,ちょっと見直した。

 

というわけでつつがなく終了した。あとは基本的に放置しておくことにする。半年後か,1年後か,2年後か,いつかはともかく帰任の時にどうなっているかのお楽しみ。