暇の極み

この年末年始はどこにも行く予定は無いので、ひたすらバンガロールでゴロゴロしています。驚くほど何も面白いことがないのだが、そういうのがまた良い。

 

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一昨日ぐらいの新聞から。コラマンガラからもう少し東に行ったところにあるByg Brewskiというマイクロブルワリーが、周辺住民から騒音についてクレームを受けて(おそらくは一時的な)閉店措置を受けたらしい。

僕はこのByg Brewskiには行ったことはないのだが(遠すぎる…)、マイクロブルワリーが超うるさいのはどこも同じだろうから、まあ周辺住民のクレームも分からないでもない。僕はマイクロブルワリーでマナーが悪い客には出くわしたことはないが、例えば日本みたいにハメを外して酔っ払ったあげく路上のあちこちにゲロを吐くようなやつがいたら、周辺の住人は堪らないだろう。

 

25日から鼻と喉の調子が悪くなり、ついにまた鼻詰まりや鼻水がひどくなってきて、26日は体全体がダルくなってしまった。幸いハスキー声にはならずに済んでいるが、例の鼻をかむと歯が痛くなる副鼻腔炎状態である。しかし、日本はまだ営業中であり、しかも26日に日本側のお客様と電話会議をするという約束があったので、26日当日は頑張って出社した。職場は害虫駆除の真っ最中で、なんとも薬臭い。そんな中でも3人ぐらいローカルスタッフが出社してそれぞれ黙々と仕事をしたり、お客様と会議室で打ち合わせをしていた。インドでも頑張る人は日本人以上に頑張るのである。こんな薬品が撒かれている場所にお客様を呼ぶのもいかがなものかと思うが。

電話会議はいちおう滞りなく完了し、ついでに日本から舞い込んできたメールの処理を進めた。そうこうしているうちに昼食の時間になったのでカフェテリアに行くと、いつも通り営業していて、客も普通に多い。僕もいつものようにベジの昼食を食べた。

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スパイスパワーで少し体調が良くなった気がしたが、左下のとうもろこし入りほうれん草カレーは、とうもろこしがあまり好きではない僕にはイマイチだった。一瞬回復しかけた体調がまた下がった。

食べてまた少し仕事を進めたところで、害虫駆除の業者がやってきて「また薬をまくから出てくれ」という。片付けながら様子を見ていたら、バルサンらしいものをモクモクと焚き始めた。駆除されたら困るのでおとなしく帰った。

 

翌日27日は鼻の調子こそすこぶる悪くて喉もまだ痛かったものの、体の怠さがだいぶ薄れてきたので、昼食時に相棒と一緒にオートリキシャを駆ってHotel Nalapakaに繰り出した。昨日に引き続きスパイスを摂取したかったのだ。
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食べている間にダラダラと汗をかき、鼻水も出てきたので2回ぐらいトイレに行って鼻をかんだのだが、驚いたことに、店を出た時には、今までどんな薬を服用しても、昨日のカフェテリアのランチでも、ここまでスッキリしたことはなかったというぐらいに、鼻が一発でスカーッと通るようになった。その後も時間とともに鼻詰まりは復活してきてしまったのだが、それでも最悪の時期を完全に脱した感がある。辛いスパイスの神通力を改めて思い知った。

 

そういえばHypercityはどうなったんだろうか、と思って、Orion Mallで降りてから中に入ってみたら、やはり本当に閉まっていた。
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でもよく見ると商品類はごく普通に陳列されているのよね。これから別途撤去していくんだろうか。悠長なことだ。


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この入口直後にできた軽食屋、わりと最近に店内リフォームされて出来た場所なのだが、そうしたら閉店ですよ。計画性ゼロ。


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レジの背後にある酒屋だけは開いているらしい。


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本当に開いてた。

 

バンガロールは今日も平和。