Navi Mumbai

インドに来て3年4ヶ月、初めてNavi Mumbaiを訪れた。日本からのゲスト3人の案内役である。案内役といっても僕も初めてなのだが。訪問先はビジネス上のパートナーさんのオフィスで、そこを見学しつつあれこれ打ち合わせたり議論したりしたわけである。

ムンバイには11時ごろ到着し、そこから車で1時間10分程度でNavi Mumbaiのパートナーオフィスに到着。普段は2時間ぐらい掛かるそうで、今日はたまたま渋滞が少なかったらしい。ツイてる。

 

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到着したらちょうどお昼時だったということで、先方に奢っていただいた。ミニターリー超うまい。なお、そのオフィスビルにはカフェテリアがないので、すぐ隣のビルにあるレストランに行った。みんなそこで毎日食べているらしいが、メニューを見ると180ルピーとか200ルピーといった数字が並んでいる。けっこう高いな。こんなの毎日食うなんて、この界隈の人たちはけっこうな高給取りなんだろう。

 

4時ごろまで打ち合わせてから退散し、ゲストを空港に送ってからホテルに向かった。今回はHyatt Regencyである。

 

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最近どのホテルでもそうなのだが、ほとんどのTV番組が有料になってしまった。なぜかNHK Worldあたりは無料だったが、僕はCNNを観たい。安いから払って観てもいいんだが、精算が面倒くさくなるので止めた。

 

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ハットリくんドラえもんまで有料だよ。ドラえもんのほうが高いのは人気に比例しているんだろうか。

鶏兄弟

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シェラトンホテルの朝食ビュッフェにチキンブラザーズ登場。最初はどういう誤訳なのか分からなかったが、おそらく英語の「Bros」が「Brothers」の略なので、それがどういうわけか「Broth(だし汁)」の発音と混同されて、こういうことになったんじゃないかと推測している。しかし、英語のできる日本人でも、日本語のできるインド人でも、あるいはGoogle翻訳でも、こういう翻訳には辿り着きそうにない。いったい誰がどうやってこういう翻訳をしたんだろうか。

あと、自分の姿がほんのり反射して写っているが、もう気にしないことにした。


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1ヶ月ぐらい前からオリオンモールの入り口や側面にヤクルトの看板が出ていて、それをひと目見た時から、このお姐さんがずっと気になっている。誰かに不意打ちで強烈なカンチョーを喰らわして悶絶させて、その指を自慢気に見せびらかしているように見えて仕方ない。しかもその指から臭いが立ち昇っているようにも見える。「あなたの腸を愛しましょう」というキャッチコピーも何だかそれっぽい。このモデルのお姐さんも、まさか極東から来た日本人にバンガロールの地で姿を見られてこんな下卑たことを想像されているとは夢にも思っていないことだろうな。

Nandi Valley Winery

SさんとNさんの企画で、Nandi Valley Wineryというワイナリーのツアーに参加させていただいた。今回は週またぎでバンガロールに来ている日本からのゲストもいるので、接待にもちょうど良い。

地図アプリによればBrigade Gatewayからは17kmぐらいの場所にあり、ツアー開始が10:30からとのことなので、ゆとりを持って9時に家を出発した。シェラトンホテルでゲストをピックアップして、あとは空港方面に向かう。場所知ってるか?とドライバーに訊いたら自信満々でYesというので安心しきって任せていたら、余裕で5kmぐらい行き過ぎて道に迷っていた。結局地図アプリでナビしてやった。それでもなんとか10:10ごろに到着。Sさんご夫婦とNさんご夫婦も程なくして到着。

 

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天気が崩れやすいとの予報だったみたいで、実際到着した時点では曇り空だったけれども、すぐに日が差して暑くなってきた。

 

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なかなか風情がある。が、後ですぐに分かるのだが、ライバル(?)のワイナリーであるGrover Zampaと比べるともう少し俗っぽいというかエンタメ路線なワイナリーであった。


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葡萄が実っている。なんとなくつまみ食いしたい衝動を覚えたが、必死に我慢した。


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やけに大きな広場がある。Grover Zampaはとてもこじんまりしていたので、対照的である。


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なぜかレクリエーションの道具が準備されている。後で分かったのだが、ツアーの後で、参加者みんなでゲームして優勝者がワインのボトルを景品にもらう、という座興があるのだった。


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ワインを仕込む大樽。ここで足で葡萄をぐいぐい踏みつける座興もあるらしいのだが、今回は僕らはやらなかった。


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ウェルカムドリンクのサングリアと、お通しのような軽食が振舞われる。このサングリアが意外なほどアルコール度数が高くて、二杯飲んだら一気に酔ってフラフラになった。


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モアイ。コンセプトが分からない。


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Sさんの奥様も風邪を引いた後で長引く咳に悩まされるそうで、その話で盛り上がった。モアイが治してくれればいいのに。

 

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食堂のような場所は落ち着いた雰囲気で居心地が良い。ツアー後のテイスティングもここで行われた。

 

とっくに10:30を過ぎているのだが、いつまでたってもツアーが始まらない。どうやら他の参加者の到着を待っているらしく、ダラダラと1時間近く経過してしまった。さすがインド時間。そのせいでサングリアをおかわりしてしまい、ツアー中に眠くなってほとほと参った。

 

そんなこんなでツアー開始。最終的には20人ぐらい集まった。お前ら遅過ぎ。

 

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Grover Zampaは最初の仕込みから醸造、瓶詰め、出荷準備のところまで一連の工程を全部見せつつ、案内者が最小限の説明をしてくれるのだが、Nandi Valleyのほうでは見せてくれるのは醸造タンクのところまでで、そこで案内者が一通りの工程を口頭で説明するという流れだった。この案内者が猛烈な早口で、そこにもってきてサングリアがじわじわ本気を出してきて超眠くなってしまい、言っていることの半分ぐらいしか理解できなかった。


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その後テイスティング大会。ここで眠さが最高潮に達し、カクッと落ちる局目もあって、向かい側に座っていたインド人カップルに笑われてしまった。しかし、そのおかげなのか、その後は割とすっきり。短時間でも仮眠を取るのは大事である。なお、ワイン自体は白も赤もけっこう風味豊かで充分楽しめた。けっこう辛口なので、そこは人によって好みが分かれるかもしれない。


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待望の昼食。Grover Zampaもそうなのだが、スープが特に美味い。かつてYSRさんも言っていたが、インドのスープはとりあえず文句なく美味しい。おかわりしまくった。


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その後、なぜか座興が始まる。みんな頑張って参加したが、酔っているためかみんな途中で脱落。

 

この時点で午後3時ぐらいになっており、座興がまだ続くなか、僕らはもうそろそろ良いよねということで退散した。家に帰ったらまた酔いが回ってきて爆睡。

首都

デリーもこの時期は多少湿度が高くてモワッとしているのだが、それでも今の日本よりはぜんぜんマシであって、ただ道を歩いているだけなら日本のようには汗だくにならずに済む。真夏の以上な酷暑と冬の大気汚染さえなければ、それほど酷いところでもない。とはいえ、その二つが異常すぎて困るのだが。

 

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職場最寄りの地下に綺麗でモダンな雰囲気のフードコートができて、なんとなくミニ大手町のような雰囲気を醸し出していた。さすが首都だけのことはある。本物そのままの味とはいかないだろうが、日本のラーメンさえ売られていた。いろいろある中で、僕はケバブ料理を頼んだ。スパイスの辛味ゼロで、少し焦げた肉の香ばしい風味と塩味がひたすら美味しく、一口ずつ奥歯で噛み締めながら食べた。しかし、それほど多くもない量で399ルピー、レモンジュースも付けたら税込で530ルピーもした。バンガロールの職場にあるカフェテリアならインド飯が87ルピーなので、ざっと6倍近くする。さすが大手町。

 

夜、日本からのゲストも交えて職場最寄りのインド料理屋に行く。濃厚なマトンカレーが美味しい。そして、会計後に口直しとして出てきた飴が強烈な梅風味でインドとは思えない味わい。

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