日常

金曜日は日本からの出張者と打ち合わせ、〆にDruid Gardenでディナー。

 

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すんごいのが出てきた。下戸のNさんを除いて全員酒飲みなので一本綺麗に空いた。


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想像以上にでかいティラミス。うまい。

 

良い酒を飲んだためか特に翌日に残ることもなく土曜日。

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ステージを組んでいる。ああ今晩うるさくなるなと思ったら、いま夜8時半ぐらいだが確かにうるさくなった。相棒は興味津々で娘とともに鑑賞に出かけていったが、僕はもはやこの手のイベントに興味を失ってしまったので家で留守番。


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もっきりと屹立するクリスマスツリー。年末ざますわねぇ。

 

髪がモサモサしてきたのでDreamsに散髪に出かけようとしたら、「じゃあついでにBiraの白いの買ってきて」という指令が下ったので、Dreamsのすぐ近くにあるPink Berryという酒屋に立ち寄った。割と広い店なのだが午前中だったためか客は誰もおらず、店員2名もそれぞれスマホをいじっていて僕が店内に入っても挨拶ひとつない。買うときも無言で淡々と会計が進み、お互い終始無言で買い物終了した。男の世界だな。


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Biraの横になんとKing Fisherの小麦ビールが置いてあった。家では飲まないことにしているため酒屋はすっかりご無沙汰だったのだが、こんなもの作りはじめたんだな。珍しいのでこれも一本買ってきて、禁を破って家で試飲してみたが、気の抜けた薄味で風味もコクもまったく感じられず、かなりの期待はずれだった。Rhinoという新手のブランドの白ビールもそんな感じで、小麦ビールなりのコクやフルーティーな香りがまったくない。Biraの白ビールにぜんぜん負けている。っていうかDistrict 6の小麦ビールが美味すぎた。どうせ無理なんだろうが、District 6復活せんかなぁ。


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昼食はしばらく塩漬けにしていたコイツを喰らうことにした。ラーメンだと思ってたし、実際Ramenと書いてあるのだが、実際には焼きそばだった。


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見るからに辛そうなソース。実際に辛いのだが。


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日本のインスタント焼きそばのような湯切りの穴が付いていないので、細かい麺がどうしてもお湯と一緒にこぼれていく。これは改善してほしいところだ。味はと言うと、単に辛いだけでなく独特の甘みがあって、甘辛いという表現そのものの味だった。焼きそばということもあって、辛ラーメンよりも濃厚な味わいである。顔面滝汗状態になったが、思ったほど舌にはダメージがなかった。これは当たりといっていいだろう。こっちで売っているかどうか知らないが、見かけたらきっとまた買うと思う。

 

外がうるさい。相棒は早々に戻ってきた。雨がぱらついていたらしい。にもかかわらず、今までOrion Mall前で行われてきたどのライブよりも観客が多くて盛り上がっていたそうだ。南インドは今日も平和です。

もったいないおばけ

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シドニーがこんなことになってるざます。デリーよりも酷いらしい。オーストラリアにはブッシュファイアという自然発生型の山火事があって、それが原因だそうだ。あの万事整っていて清潔なシドニーがねぇ。


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本日は日本から出張者2名が訪れていて、午前中はずっとその方々と会議。もともと昼食は会社のカフェテリアにするつもりで、自分は彼らと一緒にカフェテリアでお弁当を食べようと思っていたのだが、お一人が辛いものは一切NGということが判明した。何でも普通の麻婆豆腐ですら駄目なほど辛味が苦手だそうで、それじゃカフェテリアのカレーは絶対に無理でしょうということで、急遽予定を変更してToscanoで昼食会とすることにした。食後にコーヒー系を頼んだが、こんな凄い模様のカフェラテが出てきた。

 

彼らはOrion Mall内を探索してインドの国情を充分リサーチした後、午後3時に空港に向かっていった。僕は弁当のことを忘れてそのまま仕事に没頭したわけだが、9時過ぎごろ、帰る間際になって弁当のことに気付いた。恐る恐る臭いを嗅いでみた感じ、悪くなっているようには思えなかった。いっそ夕飯代わりに食うかっ!?と一瞬だけ思ったのだが、日本でさんざん腹を壊した後だからアンポンタンな僕でもさすがにいろいろ学んだので、涙をのんで廃棄した。

記事が消えた

あれ、12月8日に書いてアップロードしたつもりだった記事が消えてる。それともアップロードしたつもりになっていただけで実は下書き状態のままだったのか。狐につままれたような気分だが、とりあえず気分的には再報告。

 

12月8日の深夜便で日本を出発する段取りで、相棒と子供は相棒側の実家に行っていたので、当日夕方4時過ぎに羽田空港で落ち合うことになっていた。僕は自分の実家を早めに出て午前11時過ぎには東京に着いていたので、この機会に、以前から興味があった品川シーサイドを視察してみることにした。出張で何度か訪れたときに、その整然とした街並みに心を奪われてしまい、こういうところに住めたら毎朝気分がスッキリして良いだろうなぁと思っていたのだ。

 

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で、いざ視察に行ってみたら、日曜日のせいで人類滅亡後のゴーストタウン状態だったのでいきなり興味をなくしてしまい、仕方なく品川駅まで歩いて帰った、ということを延々と書き連ねたのだが、もうその最初の執筆時のテンションが戻ってこないので書きづらい。

 

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品川駅近くにシャレオツなブルワリーがあった。でも入らなかった。

 

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河沿いのボードウォークというやつ。実に都会的でシャレオツの極みなのだが、やっぱりどこか寂しい。

 

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で、ラーメンを食って羽田空港に行きました、という話。

 

そして前回の記事に繋がる。

バンガロールに帰りました

珍しいことにフライトの遅延もなく、ほぼほぼ予定通りの午前11時過ぎにバンガロールに着陸した。とはいえ長旅が堪えるのは間違いなく、家に着いたころには僕も含めてみんな完璧にガス欠であった。とりあえずボイラーのスイッチを入れてから最後の力を振り絞ってHypercityに買い物に出て、ヨーグルトやらヤクルトやら水やらを仕入れる。

 


 

Hypercityといえば水ボトルがソフトドリンクに駆逐されてしまったうえにそのソフトドリンクさえほとんど在庫が払底していて慟哭したことがあるが、今日は品揃えが充実していた。水も一番奥の方にちゃんとある。

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しかし本当にソフトドリンクばっかりだな。しかもコーラはダイエット系じゃなくて普通のやつ。スプライトもコーラ(普通のやつ)も年に一回飲むかどうかぐらいだが、インドの皆さんはこんなにガンガン飲むんだろうか。

 


 

実家の地域はやっぱり寒かった。思えば昨年も同じような時期に帰省して、その時は頑張ってジョギングなんかもしたが、今年はとてもやる気になれない。どれぐらい寒いかというと、寒冷蕁麻疹が出てしまうぐらいである。実は去年も出たのだが、去年はなぜかバンガロールに帰ってから症状が現れ、しかもその時は寒冷蕁麻疹なんて現象はまったく知らなかったのでなんか変なもの食ったかなぁという程度だったのだが、今年は実家に滞在中から出てきた。以前普通に日本に住んでいた時にはこういうことにはならなかったのだが、やっぱり暖かい場所から急に寒い場所に行くとこうなってしまうんだろうか。

 


 

日が沈んだ遅い夕方に、上階のD氏宅にお土産の日本酒を持っていく。以前頂いたプラム酒のお返しである。何にしようか迷ったが、結局「(青いほう)」と、スーパーで売っていた金箔入りお神酒を持っていった。なんだかんだで一杯ごちそうになりつつ、30分ほど談笑して帰宅。

 


 

日本出発前にこちらのAmazonで注文していたものの、ぎりぎり1日差で受け取れなかったものを今日受け取った。

 

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これは何でしょう。

何か知らずにこれを見せられたら便座カバーの亜種だと答えてしまいそうだが、これはOstrich Pillowというもの(のパチモン)である。使用時の見た目のインパクトが強烈すぎるのと、それに反してけっこう快適そうに見えたということで、飛行機の中で使えたら良いなと思ってインドのAmazonで注文したのだ。本物は1万円近くするうえに届くまでそこそこ時間が掛かるようなのだが、パチモンは1200ルピー程度で買えた。残念ながら出発前にはゲットできなかったのだが、さっそく今夜使ってみる。

 

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明日出社前にはちゃんと無精髭剃ります。

参った

12月1日朝に日本に到着し、その日は家族でゆっくりしつつ2日から仕事に出た。この日は全国的に大雨が降り、僕も移動中にずぶ濡れになってしまった。靴の中までぐちゃぐちゃに濡れた状態で打ち合わせを午後3時ごろには終えたのだが、そんな状態だったし、翌日に人間ドックを控えているということもあって、午後5時ぐらいに早い夕飯を済ませてさっさとホテルに戻った。

夜8時ごろだったか、突然猛烈に発熱し、胃が絶不調になって、我慢できずにホテルの部屋のトイレでゲーゲー吐いてしまった。そのうちに下の方も具合が悪くなりだし、ピーピーの超下痢状態になった。夕飯に横浜のちょっと薄暗くて昭和感が漂うラーメン屋でチャーシューメンと餃子を食べたのだが、それが全部ゲロになって出てきた。さてはこいつのせいか。水を飲んでも5分後ぐらいには下からシャーシャー出てくる。何なんだこれは。以前、今は亡きDistrict 6でミディアムレアのステーキを食べて超サルモネラ的な症状に見舞われたことがあったが、あれによく似ている。しかしまさか日本でこんなことになるとは。率直に言ってかなり動揺した。とりあえず水も飲むのは控えて、もう下痢も出なくなったことを確かめてから寝た。ベッドの上に粗相したら末代までの恥だなと思いながら。

翌朝、本当は人間ドックに行くべきなのだが、こんな状態では行けたものじゃない。クリニックにキャンセルの電話を入れて、ホテル最寄りの内科病院に向かった。担当してくださった先生と雑談も交えていろいろお話したのだが、まとめるとこんな感じだった。

  • たぶん急性胃腸炎だろう。珍しいことではない。
  • (食中毒だろうかと訊くと)集団発生でもない限り、因果関係の証明は難しい。疑いだすとキリがない。
  • (自分はインド暮らしなのでだいぶ免疫が強化されてると思っていたとボケると)日本もそれなりに不潔である。たとえば電車の吊り革。どんな人がどんな手で触っているか分からない。両手で口元を押さえてくしゃみをカバーした人が、その手でそのまま触っているかもしれない。そうなると風邪菌もその人の口の中の雑菌もみんな吊り革に付着する。一事が万事こんな感じだから、あまり清潔だとは思わない方が良い。
  • 結論として、食事前の手洗いはきちんと実践してほしい。

 

そういうわけで、整腸剤やビフィズス菌の錠剤のようなものを3種類ほどもらった。人間ドックは何気に楽しみだったので残念極まりない。採便も済ませていたのだが、この容器どうしよう…。直感的には注射針とかと同じように使用済み医療器具みたいな扱いじゃないかと思ったのだが、おずおずとクリニックに電話を入れて確かめると「あ、普通に燃えるゴミに捨てていただいて良いですよ」と言われた。そう言われてもちょっと気が引けるのだが、プロが言うならそうなんだろう。そういうわけでホテル自室のゴミ箱に捨てた。

会社側にも人間ドックをキャンセルした旨を伝えたら、医務室の方が「我々の医務室にもけっこう胃腸炎の方が訪れるので、珍しいことではない」と、病院の先生のコメントと同じようなことを言った。そうなんだな。

電車の吊り革の話を聞いてしまったせいで、目に映る何もかもがにわかに不潔な病原菌まみれに見えてしまってウンザリした。とりあえず除菌ティッシュを買って、電車の吊り革や手すり棒はそのティッシュ越しに触るようにした。人はこうやって潔癖症になる。なんとか仕事はできるような体調になったものの、体全体がまだダルいし、胃が張ったとも腫れたともつかない不愉快な感じがずっと続いて、食欲もまったく感じられないので、コンビニで売られている栄養補給のゼリー飲料をひたすら飲んでいた。夜の飲み会のお誘いも全部断り、早々にホテルに帰って寝た。

 

そして今日4日、朝はゼリー飲料で済ませたが、昼にはだいぶ回復したようで食欲も出てきたので、昼からは普通のものを、しかしナマモノは極力避けて、食べるようにした。酒は未だに飲む気になれない。このまま断酒でもしてみようか。あと、除菌ティッシュ作戦はあまりに不経済なのと誰が見ても潔癖症の神経質野郎としか思われないので早々に見切りをつけてやめました。日本側ボスと夕食を食べて2時間あまり経過したが特に問題なし。もう大丈夫だろう。

 

すっかり体質がインド人化してしまった感があるが、とりあえず明日で予定の業務は一通り終えて実家に帰省予定。

防災訓練

金曜日は職場のビル全体の防災訓練日であり、午後3時半過ぎごろから始まったのだが、例によってちょっとしたお祭り騒ぎであった。

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もう、ビル内のありとあらゆる会社の人々が外に出てくるわけです。その中でもAmazonは別格で、人数が圧倒的に多いので専用の待機エリアが設けられていた。


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全員の避難を確認したあと、消防署長らしき人が防災の心構えを説明するのだが、たった一人で40分かそこらずっと演説していた。しかも勢いが凄くて、なんというか、文章に起こした時に句読点がいっさい入らない喋り方というべきか、「…しかるに例えば7階から火が起きた時には6階より下の人たちは安全であるが7階とその上の人たちは極めて危険であるなぜか分かるかねすなわちこういうことだ火というものは上に上にと向かって行くものであるから…」みたいなノリでずーーーーっとしゃべり続けるのである。しかも中々分かりやすい綺麗な英語だから変によく意味が分かってしまい、面白くてしょうがない。そのうちに意識が飛んできて、なんかラップを聴いているような気がしてきたりする。

 

最後はホースでヘドロ沼に華麗に放水してシメとなった。


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放水…


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ハジメ!!!!

 

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そしてただいま空港である。明日から健康診断とかボスとの面談とか会議とか会議とか会議とかで日本だ。