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散髪

だいぶモッサリしてきたので,そろそろ散髪に行こうと思い立った。インドでの散髪ライフについてはググればいくらでも体験談が出てくるので,それらをポチポチと参考にしつつ,「~~~~~ unisex salon」と表示されているところなら日本の普通の床屋やヘアサロンと同じ雰囲気なのだろうと適当にあたりをつけて飛び込んでみることにした。

先に結論から述べます。これが:

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こうなりました:

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M字が素晴らしく強調されていて我ながら泣ける。でも,まあ,スッキリしたはしました。これで良しとする,うむ。

 

以下,時系列で粛々と書く。

 

メトロを使って遠出してみようと思い,12時過ぎに家を出て,グリーンラインでマントリ・スクウェアがあるSampige Road駅に行き,そこからオートリキシャでパープルラインのKempegowda駅に移動して,パープルラインに乗ってMahatma Gandhi Road駅で降りることにした。なんのこっちゃ分からないと思いますが,東京駅で降りて,超鈍足のタクシーに乗って大手町に行き地下鉄に乗る,みたいなもんだと思ってください。Sampige Road駅からKempegowda駅までは1kmちょっとあって,日本的には徒歩でもスタスタいける距離だけど,なにしろこちらは歩道事情が悪いし排気ガスも避けたいので,仕方なくオートリキシャに乗ることにした。120ルピーだと言ってきたので60ルピーにしろといい,さんざん交渉したあげく60ルピーで妥結した。たぶん相場からすると20ルピーも要らないはずなんだけど,とにかく散髪に行きたかったのでもうこれで妥協した。

・・・が,移動中に財布を見ると細かいのは70ルピーしかない。10ルピーのお釣りをもらうのも煩わしかったので到着したら70ルピー渡してこれでいいよと伝えると,グッジョブ!と親指を立ててきた。去り際に「本当のところ,いくらなのかね?」と運転手に訊くと,ちょっと言いよどんでから小さい声で「20ルピー」と言い,へへへっと笑っていた。こんにゃろーと思ったけれど面白かったのでこちらも親指を立てて笑顔で別れた。

そうして着いたKempegowda駅は広くて綺麗な駅だった。

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毎度のことながら,時刻通りに狂いなくやってくるのは本当に素晴らしい。やればできるじゃないかインドのみなさん。

 

着いた先のMahatma Gandhi Road駅は,広いけれど小汚い感じだった。あとで分かったのだけれど,Mahatma Ghandi Road駅の周辺はバンガロールでもかなり賑わっているショッピング街で,人の往来も激しいので,それだけみんなに多用されている駅なのだ。

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ちょっと薄汚れていることを除けば,東京でも良く見かけるような風景。

交通量も激しいが歩行者の数も多い,まさに街という雰囲気の場所。おしゃれな服屋が多い印象で,東京に例えると新宿だろうか。しばらく歩いて行くと喉が渇いてきたので,道の横にある小汚いショッピングモールにアドリブで飛び込んでダンキンドーナッツに入った。名前は昔から聞いたことがあったけれど全然馴染みがないから,たぶんミスタードーナッツみたいなものだろうと思っていたら,ドーナッツ以外にマクドナルドのようなハンバーガーも扱っていた。甘いモノよりはしょっぱいもののほうが好きなので嬉しい。

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ショッピングモールの中。写真だと綺麗に見えるけど,エスカレーターがぜんぜん作動していなくて階段状態だったり,胡散臭い宝石屋が並んでいたり,東南アジア独特の臭いが立ち込めていたり,訳の分からないオッサンがフレンド!と言いながらいきなり握手を求めてきたり,あまり居心地のいいところじゃないです。

 

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チキンバーガー。やっぱりピリ辛。でもヘッチャラです。

 

エネルギー補給してさらに歩く。

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↑はかなりきちんとした歩道でとても歩きやすいけれど・・・

 

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油断すると道の横にこういうゴミ溜めがある。くさい。

 

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こうやって樹が生い茂っているので日陰も適度にあって快適。風が吹いて葉が揺れれば涼しげに見えて良い感じ。でもくさい。

今までの日記で何度も何度も書いているけれど,街中でさえ大きな樹がそこら中に生えているというこの環境は素晴らしく,日本でもぜひ見習って取り入れてほしいほどなのに,街中に溢れるゴミのせいで臭いし景観も悪くなって,まったく台無しになってしまっている。本当になんとかならないものだろうか。

 

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そうこうしているうちに目的地に到着。繁華街の横の路地みたいなところ。この,向かって左側の正方形の窓が4つあるビルの2階に床屋があります。

 

で,入ると従業員6人ぐらいが暇そうに雑談していた。僕が入ってくるのを見るなりみんな立ち上がってウェルカームと小さな声で迎えてくれる。その中でも一番若い,まだ小僧のような人が切ってくれることになった。で,自分がイメージしている髪型の人の画像をスマホで見せて「こうしてくれ」と言うと,その小僧がしばらくじっと画面を見つめたあとに,勝手にどんどんスワイプして,ぜんぜん違う髪型を指して「このほうがいい」とか言いやがる。「いやいやいや,さっきので頼む」「(スワイプして別の写真)これはどう?」という問答がしばらく続いた。なんかよく分からないが,なんとなく切れる自信が湧かないと別の髪型をオススメしてくるような感じだった。単に短くしてほしいだけで,そんなに難しいものを注文したつもりはないのに・・・。

ともあれ,切ってもらうことになった。基本的な流れは日本とよく似ていて,まず洗髪して髪を濡らし,切って,また髪を流して,乾かしてセットして終了。使う道具や設備も良く似ている。しかし,たとえば洗髪はお湯じゃなくて水なので冷たくてびっくりした。最初に浴びた時は思わず「ぅひ」と変な声を出してしまった。あと,最初にいきなりバリカンでズバーッと豪快に切ったりもするのでこれにも驚いた。まあ短くしてもらうつもりだったからいいか,と諦める。

で,冒頭のような状態になったわけですが,これで250ルピー。まあ,安いもんです。この店にするかどうかはさておき,これでインドでの散髪を経験できたから,次回はもうちょい気軽な気持ちで入れるだろう。

 

さて,Mahatma Gandhi Road駅まで帰ろう。歩いて行く途中で,ガルーダ・モールというとても綺麗なショッピングモールを見つけたので飛び込んでみた。

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こじんまりしていたけれど,床屋に行く前に飛び込んだモールとはまったく格が違う綺麗で高級感があるモールでした。ここで昼ごはん食べても良かったかもなー。最上階には映画館やボウリング場まであった。

 

Mahatma Gandhi Road駅に着いてメトロに乗る。寒いぐらいに空調が効いていてとても快適。しかし,Kempegowda駅からSanpige Road駅までは,また自力で移動しなくてはならない。オートリキシャで来るときに道はだいたい分かったので,歩いて移動してみることにした。単純な道なので特に迷うこともなく移動できたものの,途中にゴミだらけで異臭を放ちまくっている場所が数カ所あったり,とにかく交通量が多くて排気ガスまみれになるのには閉口した。サリーを着ているオバサンや女の子も,ときどきサリーの裾で顔を覆っていたりするので,嫌な人は嫌なんだろう。

 

そうやってマントリ・スクウェアに立ち寄り,酒を調達してSanpige Road駅から家の最寄駅に帰着。汗流して寝ます。

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